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テーマ:★ダイビング★(781)
カテゴリ:男女群島
長崎県の五島列島の遥か沖に男女群島という無人島群があります。
(正確には、灯台の管理を行っている福江航路標識事務所の職員の方が数名常駐されています。) 長崎県ですが、緯度的には鹿児島県北部ぐらいで、 暖流の対馬海流の影響を非常に強く受けている所です。 ダイバーには一般的に馴染みのうすい所ですが、 磯釣りを趣味とする人たちの間では、交通手段もよくなかった少し昔までは、 「一生に一度は訪れたい聖地」のように考えられていた所です。 今では19tギリギリの排水量の大型船で (法律で19.9tを超えると、船の区分が変わり、個人の生業レベルでは所有できないそうです) ジェットフォイル並みの速度が出る超高速船を導入する 渡船業者さんが多く現れ、比較的行きやすくなりましたが、 それでも、長崎県本土から、海況にもよりますが片道4~5時間を要します。 対馬海流が直接ぶつかる所に位置しているため、ダイブサイトの潮流は非常に速く、 絶海の孤島であるので透明度も沖縄あたりよりも良い場合が多いようです。 主にダイビングが出来るシーズンは夏場の6~10月ぐらいで、 冬場はかなり荒れる海況であること、客層のメインが磯釣り客に移行することなどの要因で、 ダイビングを行う人はほとんどいなくなります。 海の特徴は、荒々しい岩礁域をメインに、ミドリイシやソフトコーラルが群生し、 タカサゴや種々の回遊魚が川のように行き交います。 エントリーした瞬間に、あまりダイバーを受け入れていない「野生のままの海」を感じる所です。 男女名名物のひとつといえるのがキンギョハナダイの大群です。 船上から海の中を覗いても、青いはずの海が赤く染まって見えるくらいの規模で群れています。 今日UPした2枚はそんな様子が少しでもご理解いただければと思い、選んだものですが、 WEB用に行った、リサイズ・ファイル圧縮の為に画質がかなり悪くなってしまいました。 ![]()
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