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カテゴリ:人格形成に役立つ 絵本
くりのき園のプール開き前日。
みんな明日のプールを心待ちにしてるのに、わんすけだけは元気がありません。 わんすけは泳げないし、水に入るのも怖いのです。 おかあさんが新しい水着を買ってきてくれても、 「こんなもの いらないや」 と言って水着を放り投げました。 するとその水着はぱっと消えて、水着と同じ柄の縞模様のヨットがでてきました。 しかもそのヨットの中には、先生や幼稚園のみんなが乗っていて、みんなヨットから海に飛び込みます。 わんすけは「ぼく、怖い。帰りたい」と言って泣き出します。 先生がいくら「怖くないわよ」と言っても、「やだやだよ」と暴れて、そのせいでわんすけは海に落ちてしまいます。 海の中でわんすけは力いっぱい暴れ続けました。 するとお魚がやってきて「あばれちゃだめですよ。私を、見てごらん。あばれなくてもこのとおり」 ついーっと泳いでいきます。 たこが来て「静かにすれば怖くないだろう。」 えびはしっぽをぴーんとはねあげて飛び上がり「こうやって君の足をけるんだ。やってごらん。」 かめはこう言いました。 「あわてちゃいかん。じっとしているんだ。自然と体が浮かぶぞ。」 わんすけは、みんなに言われたようにやってみました。 本当でした。浮かんですーいすい。 気づくとわんすけは元の部屋にいました。 「怖くなかったな。暴れないで、じっとして、ちょっと足でけったら、ういてういて・・・。もしかすると、ぼく・・・」 「あしたプール頑張るそ」 そんなおはなしです。 できないことに挑戦するのはとても勇気のいることです。 つい逃げ出してしまいがちです。 でも、逃げてしまうのではなく、向き合うことが大切です。 うちの娘の場合、折り紙がそうでした。 3歳になったばかりの頃、うまく折れなくて「できない。おかあさん、やって。」をよく言いました。 私は、折り紙はまだ娘には早すぎたのかと思い、やめることを薦めました。 しばらくして、「2、3歳からのわかりやすくて、つくりやすい!おりがみボード」なるものを見つけて買いました。 これはとても簡単な折り方をボードにわかりやすく載せているものででした。 これを娘に与えると、今まで嘆いてたのが嘘のように、すぐに折れるようになりました。 私はその時気づきました。 「できない、ということで片付けてしまうのではなく、きちんと向き合って、何が問題か、どうしたら解決できるのか、というのを冷静に考えることが重要なんだなあ。」と。 問題解決するためには、冷静な現状分析と発想転換が必要だと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.08.23 12:52:36
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