特定薬の買い物ツアー、隣国の韓国でいまだにつづく訪日の主目的
韓国旅行者が日本へ行く主な理由は値段の安さとか、それも特定品が国内より安いためと。彼らの訪日目的の1つが薬を買って帰ること、以前から主な目的の1つで、親戚や友人、隣人まで広く声を掛け出かけるのが通例であった。今回のターゲットになった薬が「マンジャロ」とか、やせ薬として人気があり服用するのが流行りとなった。最低服用量は2.5mg、これを医療機関で1カ月分処方してもらい、薬局で買って帰るのが目的だそうだ。医薬品として処方されれば薬局で入手できる、それが韓国内より数段割安で手に入る、これが人気を高めている秘密だそうだ。日本では医薬品と処方され約1万円前後で買える、それが韓国では28万~35万ウォン(約3万3,000~4万1,000円)、いわゆる差額が大きいのだ。こうなったのは先に厚労省が医療費負担軽減としてマンジャロの薬価を25%引き下げたことにあるとされる。韓国旅行者はこの薬を入手するには日本の医療機関を受診し処方薬として指定してもらう必要がある。その方法がSNSに載り方法が広まっているもよう、医療機関も安上がりの病院を聖地と名付けかなり広まっているようだ。それで利用している人の弁、「往復航空代と宿泊費を加えても日本で買う方がはるかに安い」と言うわけで、話題も盛り上がる。なお、韓国外の医療機関で正規処方された医薬品でも、韓国食品医薬品安全処の承認を得ず韓国へ持ち込むと問題だと言う指摘もあるようだ。こういう実態を韓国政府は掴み関税庁が通関段階で関連の検査を強化していると言う声もSNSに上がっている。なぜこれほどの価格差が生まれたか、韓国では保険適用外医薬品だと言うのが大きいようだ。政府は肥満治療で処方を受けるのは贅沢、だから健康保険を適用させてはならないとした。ダイエットや美容の関心が高い国柄、需要も大きく医療機関の大きな儲けなっていることもあると思われる。このような背景から、日本に出向いて買って帰る特効薬ツアーが人気を呼ぶとなったのだろうと見られる。こうしたブームとも言えるほどマンジャロ買い物ツアーの人気が高まり医療機関も賑わう。そこでは韓国人が訪れる医療機関が忙しくなっているほか、彼らがマンジャロを欲しがって来ているのは間違いない。韓国国会議員が担当役所から入手した資料を公表しているが、昨年8月から今年5月の10カ月間、韓国内処方件数が150万件だったとも。内訳は20代、30代が半数以上、最近は10代の処方も増加傾向としる、いかに若者らがダイエットに強い関心を向けているかをよく示していよう。このマンジャロ、本来の医療目的は肥満や2型糖尿病患者を対象に使用する治療薬である。しかし、この肥満対応が注目され、若者らの減量目的にマッチ、購入されるケースにつがる。監督管理庁の調査で、昨年、成人68.5%が体重を減らす、現体重維持の目的に努力していると言う回答が増えていることとも関係しているようにも見える。それに、特に19~29歳の女性層で、低体重の女性16.2%、標準体重の女性の半数以上がダイエットをしていることをつかんでいると言う。つまり今や国民の多くが体重増を気にしており、このように海外ツアーで購入する方法が人気になっても不思議でもなんでもない土壌が育っているのだ。そうまでして体重増加を気にするなら食べる量を減らせば良いと思うが、食欲と言う魔物と争う難しさをよく示している。