たいわん旅行記最終回

2016.11.10

カテゴリ：海外旅行

さて、最終日。

この日は台中市に出かけてみました。
切符は当日に台北駅の券売機にて購入できました。昨日の莒光號よりも停車駅が少なく所要時間が短い、自強號（ズーチアンハオ）という種類の列車です。

台中駅について
台中駅は現在、新設の現代的な駅舎が建設され、切符の購入や改札、ホームでの乗り降りなど、駅としての機能はこの新駅舎に移行済み。
旧駅舎は、売店やモスバーガーなど、それから観光案内所もあったかな、とにかく少しずつ使われなくなっていくのかなという感じでした。
それでも写真をご覧いただければわかると思いますが、人の往来は多く、まだまだ担う役割は多いようです。

正面に停車しているキャディカーみたいなやつ、老人の方などを新駅舎まで送迎してくれているようです。

旧駅舎の中では、通算20万足の靴を磨いてきたという靴磨きのおじいさんが、まさにお客さんの靴を磨いていました！

公衆電話です。クレジットカードも使えるみたい。
音量調節ボタンもある・・・？
地元の小学生一行が記念写真を撮っていたなぁ。撮るということは、とり壊す可能性もあるのかな。

タクシーで南屯老街へ
旧駅舎前でタクシーに乗り込みました。が、目的地の名前をど忘れ笑。間をつなぐため、素直に忘れましたと言って笑われつつ、とりあえず発車してもらいました（スマホでEvernoteのメモを確認して思い出しました）。

南屯老街は簡単に言えば昔から愛され利用され続けている市場一帯で、こういう場所には必ず立派な廟があります。

2枚目の写真のような様式の廟が一番ポピュラーかなぁ、よく見かけます。柱の彫刻など素晴らしいですよ。
観光施設というわけではないでしょうから、中は見学しましたが、廟の中で写真を撮りませんでした。地元の方は熱心に祈祷をしたりしていますから。

さて市場の模様ですけども、これも載せられるような写真はないんです。個人の方々のお顔がいっぱい写ってるもんですから。
雰囲気としては、日中に開かれている夜市を想像していただければ、当たらずとも遠からずという感じです。

トイレを探していると、それを察したおばあさんがトイレの場所を教えてくれました。う〜ん親切。謝謝！

昼食は魯肉飯と赤肉清湯
なんか今回の旅行はイマイチ食欲が湧きません。空腹とグルメに出会うタイミングが微妙にずれているというか。
そんなわけでこの2品を小さな食堂でオーダー。

これが本場やあ！！このお店の場合、魯肉飯の肉は脂身と肉を分けて盛るタイプですね。お店によってこれはいろいろあります。
スープの方は、薄い鶏ガラ系の味付けに、しっかりと味のあるお肉が入ったもの。
お店の主人は野球が好きらしく、テレビはメジャーリーグのチャンネルになってました。

お客が一巡して暇なのか、主人と奥さんが私に話しかけてくれます（そりゃもちろん中国語で）。

主人　　：君どこから来たの？
　自分　　：日本からで、台北のホテルに宿泊してます
　主＆奥　：ほぉ〜国語うまいね（中国語は、国語といわれます）。
　自分　　：ありがとうございますー
　　　　　　勉強してるのは北京語なんですけど、台湾が好きなんですよ〜
　主＆奥　：ヘぇ〜いいね、とても上手だよ
自分　　：(^ v ^)
主人　　：これからどこ行くの？
　自分　　：夕方前にまた電車で台北に戻って夜市に行こうかなと。明日帰国なので。
　主人　　：そうかそうか、だったら士林夜市とか饒河夜市がいいよ。
　自分　　：士林夜市は行ったことがあります、饒河夜市はまだですね。
　主人　　：行き方はね、（スマホでマップを見てもらいながら）この駅で降りて
　　　　　　行くと近いかな。
　自分　　：ありがとうございま〜す！

お店を出た後、台中公園へ
お腹もまぁまぁ膨れたので、台中公園へ向けて、歩きながらタクシーを探します。
見つからない、見つかっても捕まえにくい。。。
疲れてしまったので、マンションに囲まれた児童公園というところで休憩しました。
誰もいない小さな公園でしたね。

この後、タクシーの営業所が見つかったので、無事台中公園へ着きました。
この公園、今は工事中で賑やかしい音が響いていましたが、静かな場所もあり、お昼寝している人、野良犬多数。
そして、日本時代にあったものも少し残してくれています。
倒された鳥居（写真）や、企業の何周年記念なんかで奉納された石柱など。明治何年、誰々と彫られていて、未だに読み取れるんです（写真なし）。

さて、工事中で見れないところもあって意外と早く見終わってしまいました。
せっかくだからこの公園でものんびりします。

その後は台北に戻って、四海游龍の焼き餃子と水餃子をいただき、饒河夜市で自分の中で鉄板のスイカジュースを飲みながら、お土産を買ったりして、今回の旅行はおしまい。

今度は台南に行きたいかなぁ。中国の広州にも行ってみたいですね〜。

さて、これで旅行記はおしまいです！拙い文章ですが、台湾の雰囲気が伝わりますように。