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2021.05.02
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​静電容量無接点方式を採用するPFUさんのHHKB(​H​appy ​H​acking ​K​eyBoard)シリーズ。
現行モデルの中で最もベーシックなHHKB Professional Classic 英語配列は、キーボードとしての基本的な機能のみを備えた実質的なエントリーモデル。




それではどんなキーボードなのか見ていきましょう。

フラッグシップモデルであるHYBRID Type-Sのレビュー記事も参考にどうぞ。​


  外観


簡単に言ってしまえば、英語配列60%キーボード。
上位モデルと違って有線専用なので、電池を入れるスペースが無く更にコンパクト。
カラーは今回も墨(有刻印)を選びました。視認性はあまり良くないものの落ち着いた配色が気に入っています。

底面にはDIPスイッチを搭載しており、キーボード単体で少しだけ修飾キーの配列をアレンジできます。

四隅には滑り止めがあり、チルト調整できる脚は収納状態も含めて3段階調整が可能です(この脚の先端には滑り止めがありません)。

  接続はUSB Type-Cのみ



Classicは上位モデルと違い有線専用。
必要なUSB Type-C to Aケーブルは付属しています。Type-C且つL字型なので、ケーブルをキーボードに沿わせて左に引き回すことができるし、右に引き回すことも可能。Type−Cコネクタの利点(リバーシブル仕様)が活きますね。



  HHKBの英語配列


一般的なUS配列とは少し違います。
Return(Enter)キー上段にDeleteキーがあり、その上にチルダ(~)があります。そのほか、Aの隣はCapsではなくControlキー(CapsはTab+Fn)。
カーソルキーも含め、Fnキーを使ったコンビ入力の多いキー配列となっています


Fnキーとのコンビ入力となる文字・操作はキー側面をご覧ください

これもHHKBの特徴の一つですね。私の場合、HHKBのキーボードはロゴよりもキー配列の方で見分けている気がします。

これまでの写真で分かるように、墨モデルの文字はとても見にくい配色です。朝夕のちょっと薄暗い時なんかは照明がないと読みとれません。タッチタイピングが身に付いていない方は白を選んだ方がストレスなく使えると思います。

  打鍵音と打鍵感

​​■打鍵音
打鍵音は明確にあります。底打ちはストストと比較的穏やかですが、キーが上に戻った時の音は軽め。押下(↓ "スト")と復帰(↑ "​カチャ​")、この2トーンの打鍵音ははじめ違和感を覚えるかもしれません。静粛性を求めるならType−S仕様(Professional  HYBRID Type–S)が良いかな。

打鍵音はオフィス向きとは言えないものの、自室で使うなどの用途であれば程よいBGMになってくれるかもしれません。私はこのカチャカチャいう打鍵音も割と好きで、Type−Sよりも軽快な気分になります。

■打鍵感
​​
押下圧は45g。約19mmのキーピッチと4mmのストロークに加え、シリンドリカルステップスカルプチャを採用。
押下のはじめに極々弱いタクタイル感を感じますが、ほとんどフラット的な特性といっても過言ではないと感じました。

(少なくとも見えるところには)鉄板など使われておらず底打ちの反力は柔らかい印象で、鉄板を使って剛性を高めたメカニカルキーボードとは違いますね。


スイッチング原理は全く違いますが、メンブレン式キーボードの打鍵感を超がつくほど磨き上げたかのよう。考えてみればメンブレン式も静電容量無接点式もラバー部品をキー下に配置しています。私がこう感じたのはもっともな事なのかもしれませんね。

そうそう、HHKBは厚みのあるキーボードなので、パームレストを併用した方が疲労は少ないと思います。

​写真はProfessional HYBRID Type-S​


  入門機にして高級機

静電容量無接点方式を採用したキーボードは他社製のもう少し安価なモデルが存在するので、このキーボードはHHKBの入門機だろうと思います。しかしキーボード市場の中では高級機ゾーンに属しているのも確かでしょう。以前の私なら単価2万超のキーボードなど選択肢に入りませんでした。



■上位モデルとの違いと共通点
上位機種との違いは明確で、Professional  HYBRID Type−SからTypeーS構造を取り除き(=HYBRID)、
Professional  HYBRIDから無線とキーマップ編集機能をカットしたものがこのProfessional Classicです。


しかしこれまでレビューしてきた様に、省スペースなキー配列やシリンドリカルステップスカルプチャといったHHKBらしさは失われていません。
もちろんこれも静電容量無接点方式を採用していますから、打鍵感の特徴や耐久性など基本的なところは同じ。
(DIPスイッチや底面のゴム足、チルト調整機能も各モデルに採用されています)








人とマシンの間を取り持つ存在であるキーボード市場は、配列や構造の違いで実に多種多様です。だからこそ自分の意思と指に馴染むものが見つかると嬉しくなりますね。






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Last updated  2023.10.11 12:39:00
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