こんにちは!Deninです。
予想外に早く梅雨入りしてしまいました。
今回は先日の日曜日の実験をご紹介したいと思います。
過去ブログ:バラのシーズン終了…反省会です。
にてシャリマーを水切れさせてしまったことを受け、もっと暑くなってきたときにどうする??
と思うようになりました。
バラはこの5月の花を一斉に咲かせる時期はめっちゃ水を欲しがりますが、それ以降はそこまで水を欲しがるわけではないので、いつもどおり毎日チェックしていればいいんですけど。
でも、
急に留守にすることになったらどうする?
例えば旅行に行くとか。
水やりを気にしてどこにも行けないなんて、かなり悲しいです。
不在の時間が長くても水切れさせないようにするためには、ある程度自動で水やりできるシステムが必要です。そこで目を付けたのが、こちら↓

100円ショップ:Seriaで購入した、とんがりキャップ。
水を入れたペットボトルにこのキャップを蓋代わりにしてセットし、逆さにして土に差せば、給水ができるというもの。
注意事項はよく読んでおきましょう。↓

こちらの商品は、最初から2個、穴が開いており、ここから水が出てきます。
この穴を鉢の内側に向けて差し込んでおく感じですね。
土が湿って飽和状態だと、この穴が塞がれて水が出ない。土が乾くと、ここから水が出る…というイメージだったのですが、実際は…??

以前、水切れさせてしまったシャリマーの鉢にセット。↓

15分後…
あれ?もう水なくなってるじゃん!Σ(・□・;)

空いている穴のうちの1つを爪楊枝で塞いで再度試したのですが、それでも20分後にはペットボトルの水が空になってしまいました。
そして鉢の下からは水が滴り落ちていました。
シャリマーの鉢は、異常に水はけが良すぎる状態になっていたのも、水切れの一因だったようです。
もう一つ、すぐそばにあるレディ・エマ・ハミルトンの鉢。
こちらは逆に減らなくて、こちらの写真はセットして4時間後の状態。

まぁ確かに、注意事項には条件によって水の出方が変わる、とありましたが。
この差は激しすぎるなぁ。
菜園スペースの地植えのキュウリはどうでしょう?
こちらは水はけが良いと予想し、2ℓのペットボトルを使って実験。すると…
ペットボトルが、こんな↓になってしまいました。( ;∀;)

だめだこりゃ。
容量の大きいペットボトルの場合、元々炭酸飲料が入っていたものなど、強度の高いものを使う必要があることが分かりました。
それでも放っておいたら、場所によっては8時間くらいで水が空になった場所もあれば、1日半もった場所もありました。やはり差が大きいですね。
■総評 ×
〇 使い方はカンタンで、作業レベルのバラツキが出ない。
△ 強度のあるペットボトルの用意が必要。
× 条件によって水の減り具合があまりに異なりすぎて計算できない。
× ほぼ1日持たない。(だったら朝しっかり水やりするのとさほど変わらない)
× ペットボトルが大きければ大きいほど、これが使える植物や鉢が限られてくる。(小さな鉢には入らないから使えない。)
よほど土の状態を良く理解していて・この商品が使える大きめの鉢や地植えで・1日持たなくてもいいような条件であれば、まぁ使える商品かもしれません。
うーん、別の手段を考えよう。
灌漑システムは、シリーズ化しそうです。(笑)