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モーニングに連載されていた「衝撃のネオ三国志」蒼天航路が
今週で完結しました。 破格の人として描かれた曹操はもちろん、強靭な魅力の董卓や ドレッドヘアーの呂布、変態的な諸葛亮など一癖も二癖もある 魅力的なキャラが満載で、非常に楽しく読まさせていただいて きました。 さて、この漫画のオープニングを飾ったのは「トン」という 想像上の生き物です。 目につくものを全て食べ尽くし、大地や光さえも喰らって 最後は自らをも食べ尽くして、全ては無と化す存在で 欲望を具現化したものです。 三国志の英雄が生きた中国という国は、現在は世界の工場から 市場へと移行し、まさに「トン」に近づきつつあるのでは ないかとの印象を受けます。 国家レベルでの「欲望」、これもまた蒼天航路で描かれた ものです。 私たちが生きるこの時代における国家としての栄枯盛衰、 どのような物語になるのでしょうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.11.10 22:34:39
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