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昨日久しぶりに、ある女性に出会いに名古屋まで片道1時間のドライブをした。
と言っても、私が仕事の事でいろいろ教えてもらっている師匠的存在の方である。 いつもなら仕事の話が終わるとそれで、おいとましていたがこの日は、珍しく彼女の方からお茶に誘われた。 普段はとても忙しい方なので、珍しいことである。 場所を変えて、私と彼女と数人のスタッフがオフ会のような状態のお茶会に参加した。 そこで、彼女からある提案が出た。 別荘地に土地を買ったので明日みんなで、そこの草刈りや樹木の伐採を手伝って欲しいとのこと。 土地の場所は、なんと私の自宅から30分くらいの山の一角であった。 しかも、手伝ってくれた人には自由にそこを利用しても良いとのこと! 思わず私の脳裏には、家族と楽しい団らんのオートキャンプのビジョンが頭をよぎった・・・。 別荘地でバーベキューも悪くないなぁ~ この時期なら、クワガタもいるかも知れない・・・。 結局、私と4人の男達がそのプロジェクトに参加することになった。 そして、今日になって運良く?私に電話してきた知人も、私に誘われて当日参加となった。これで、計6名である。戦力としては申し分はない! 期待に胸をふくらませ現地に赴くと、そこには未開拓の雑草に覆われ、明らかに岩ばかりのゴツゴツとした荒れ地があった。 しかも、雑木が至る所に立っている、ひどい荒れ地である。 先ほどまで私の脳裏に立ちこめていた、オートキャンプのビジョンは、今は額に汗水垂らし泥まみれ汗まみれになりながら、重労働している自分の姿のビジョンに変わっていた・・・。 ここで、オートキャンプするにはかなりの手入れが必要だった。 しかも、車で敷地に入る道すらなかった。 男達は、無言で車から道具を降ろして準備をしているが、考えている事は同じだろう・・・。 とりあえず、草を刈る班と道を造る班に分かれて、6人の男達は無言で作業に取りかかる。 男達は一心不乱に作業をこなす・・・。 私は道を造る班に入って作業を続けた。 「良くぞこれだけ・・・」と思うほど、石ばかりである。 大きな石から、小さな石まで、形も様々の石がごろごろと地面から顔をのぞかいている・・・。 汗だくになりながら、大小の石を組み替えながら車のはいる道が出来るように石の道は少しずつ形を表してきた・・・。 無言で、作業に集中する自分に、ふと気が付く・・・。 自分の中で自分を客観的に見る自分・・・。 そう言えば、昔子供の頃こんなことしたような記憶が・・・。 いつだったかな?・・・・ そうだ!小学校の頃だ!秘密基地を作っていたときだ! そう言えば、あの場所はどうなっているだろうか? もう、何十年もあの場所にはいってないなぁ~ そんな事を考えていると作業の合間に、土地のオーナーである彼女が手作りのお弁当が振る舞われた・・・。 先ほどまでの沈黙が嘘のように、男達は会話に花が咲く・・・ 時折吹いてくる涼しい風と大自然の野外で食べる、手作りのおにぎりと料理は子供でなくても格別である。 やはり、こういうとき女性が一人でもいると雰囲気が和むものだ。 最初はどう考えても土地の利用方法が思いつかないほどの荒れ地に見えていたのが、少し手を入れただけでいろいろとアイディアがデルからおもしろい・・・ 誰かが、いった・・・ 「ログハウスの手作りキットなら安くたてられるらしい・・・」 「いくらくらい?」 「2~300万くらいであるらしいよ!」 「いいね!それいいよね・・・」 先ほど考えていたことをふと思い出した。 みんな、大きくなっているが間違いなく童心に返っているのが自分だけではない事がわかった! そうだ、ここは第二の秘密基地だ! 昔はゴッコだったが今では本物の基地が作れるかも・・・笑 この日、男達の夢の秘密基地作りは夕日が空を染めるまで続くのであった・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年08月14日 07時49分23秒
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