でんきやかん

2014/04/28(月)19:18

水耕栽培

 ホテルレストラン向けに野菜栽培小型プラントを企画する。(屋上緑化の発想) スーパーでは、野菜や果物の価格が鶏肉の3倍程度にまで高騰している。それなら野菜を作れば良い。 実は野菜は、畑でなくても出来るのです。液体肥料とケイ酸カルシウム後は光と水だけ。 住友液肥1号(葉物用)    窒素:15 燐酸:6 加里:6 住友液肥2号(実物・根物用) 窒素:10 燐酸:5 加里:8 基本的に土を使わないから連作障害が無い。石灰や堆肥、有機肥料や化成肥料等の肥料を使用しません。 この液体窒素は廃棄物利用である。バイオガスプラントではメタンガスを発生させたあと、液体の残りかすが出るが、これが液体肥料である。 【要約】 無機物の粒状のパーライトやハイドロカルチャーを利用し、有機物を含んだ土は使用しないので、出来た野菜は有機野菜とは言えませんが、問題ではない。 スポンジ栽培は液肥を循環させたり、エアーを送り込んだりと溶液自体に酸素が含まれる様にする。水やりは上からではなく、下から染み込ませて、スポンジの半分は半がわき状態にしないと根腐れします。スポンジは最悪に面倒な方法ですが、ポンプ運転を自動化すると問題は無い。 また、根が狭いところで張りすぎると窮屈で根腐れを起こします。根がプランターや溶液槽で満杯になり、十分な酸素呼吸が出来なくなると急に発生します。根腐れは根の変色で分かりますが、そうならない為に随時点検する。これはさすがに自動化出来ないので、密生させない事。 つまりの原因である藻が発生しない様にするには、根から下は遮光する。畑と違い液肥が土壌に失われない。 植物工場の相場は数千万~数億円というもので、事業化するには金がかかり過ぎる。 例えば小型で安い生産設備が出来たなら、それはどれだけの利益を生むか想像できますか? レタスを100株育てた場合、1カ月に2回収穫し、商品になる割合が100%とすると、1日当たり6株弱を収穫できる。 野菜作りは普通、手間がかかる。それは病害虫、連作障害、肥料や水やりの加減とかである。ところが畑で作業をしないので、この手間が省ける。

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