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地球は2030年代に 「小氷期」(ミニ氷河期、Little Ice Age, LIA)に入る可能性があるらしい。
太陽天文学者の間では、黒点が大幅に減少する「マウンダー極小期」にミニ氷河期が起きるとされている。地球温暖化は2027年以降逆転する。 こうした現象は、ロンドンのテムズ川が凍結した1645~1715年以来になるが、この時も黒点が大幅減少していた。この予測は、英国のノーザンブリア大学が開発した、太陽の活動周期の新しい数学モデルが示したものだ。この計算によると、2030年代には太陽活動が極めて低下し、地球の平均気温が急激に低下するという。 太陽の活動についてはドイツの天文学者、ハインリッヒ・シュワーベ博士(1789~1875年)によって、10~12年周期で変化することが分かっている。現在では太陽の活動周期11.5年周期又は23年周期とも言われていている。 その後、多くの太陽物理学者によって、太陽の奥深くで起きる発電効果が太陽活動の周期に影響を与えていることが判明したが、太陽の活動が将来どうなるかを予測することは困難とされてきた。しかし、ザーコバ教授率いる研究チームは、太陽の表面近くでも発電効果が起きていることを突き止めた。 研究を進めて、太陽内部の異なる2層でそれぞれ電磁波を発見。それをもとに算定したところ、黒点が今後、大きく減少して30年には、太陽の活動が現在の60%減と大幅に低下して太陽輻射も減少、地球が凍りつく。 小氷期とは14世紀ころから19世紀半ばにかけて続いた寒冷な期間のことで、火山噴煙などの遮光の影響もあると考えられているが、最も厳しい寒さが続いた期間は、太陽の黒点の数が著しく減少した、1645〜1715年の「マウンダー極小期」と一致している。 2022年にピークを迎える第25周期までは、2つの波がお互いを相殺する傾向が次第に強まるという。現在は第24周期になる。前半は太陽活動が低下し、既に前兆が出ていた。 2030年から2040年にかけての第26周期に入ると、2つの波の同期が完全にずれ、太陽活動が「大幅に低下」するという。「第26周期では、2つの波が完全に鏡のような動きになります。ピークの時期は同じですが、それぞれ太陽の反対側の半球内で発生します。この相互作用は、お互いをほとんど打ち消してしまいます。これによって、『マウンダー極小期』の特性が生じることになると予想しています」と、ジャルコヴァ教授は述べている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年08月19日 20時31分23秒
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