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電光庭師のLEDイルミネーション講座

電光庭師のLEDイルミネーション講座

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2011.04.27
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2006年12月、テレビ大阪の「Qっとサイエンス」に出演しました。


イルミネーションだけでなく、
LEDの他の利用方法や、発光の仕組みなどの説明もある
化学番組です。

LEDとはLight Emitting Diodes(発光ダイオード)の略で、
電気を流すと発光する半導体の一種です。
LEDチップに順方向の電圧をかけると、
LEDチップの中を電子と正孔が移動し電流が流れます。
移動の途中で電子と正孔がぶつかって結合し、消滅します。
この時電子と正孔のエネルギー差に相当する光が発生します。
これがLEDの発光原理です。


LEDは、蛍光灯や白熱灯など他の多くの光源と異なり、
高輝度で、且つ、不要な発熱や、
紫外線や赤外線を含まない光が得られます。
このため紫外線に敏感な文化財や芸術作品や、
熱照射を嫌う物の照明に用いられます。


LEDの色は、出てくる光のエネルギーの大きさ、
つまり電子と正孔のエネルギー差によって決まります。

そして、このエネルギー差は半導体の材質によって決まるのです。
近年まで、青色のLEDが作られなかったのは、
青色を出すのに必要なエネルギー差を生む
材質が見つからなかったことに起因します。


オレンジ色のLEDを当てると、
野菜のクロロフィルが活性化され、
野菜に光合成をさせ、
ビタミンCの量を増やすことができます。

また、青色LEDは、野菜に「光を浴びている」
ということを早く認識させ、
還元糖生成の速度を高める作用があり、
保存中に還元糖を自分で使ってしまうことで
育ちすぎたり、鮮度が落ちたりするのを防止する働きがあるそうです。

青色LEDを当て、さらにオレンジ色のLEDを当てた
緑色野菜は鮮度が長持ちし、
保存3日目でもビタミンCが15%増えることが検証されています!




イルミネーション工房?





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Last updated  2022.06.16 12:40:24
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