2019/12/12(木)23:58
聖剣伝説 モーセ篇
紀元前1502-1482年頃 (モーセが生まれた年=モーセを拾ったハトシェプスト女王の統治していた時期から換算)
12人の子供の一人ヨセフ
時代は12人の子供の一人、ヨセフが兄弟たちにいじめられ乗り越えたエジプトの大臣になった時代
末っ子のため兄弟にいじめられるヨセフ
転機が訪れてヨセフはエジプトの大臣に抜擢
ここからのモーセの物語はその後のお話です
その時代、飢饉のため、沢山のイスラエル人がエジプトに移って来ていた
イスラエル人はここで奴隷となって働いていた。ヨセフが大臣なので勤勉だったのかも知れない
しばらくしてヨセフの事を知らない新しいエジプトのファラオ王が位に着いたとき、そのファラオ王はイスラエル人たちの賢さやその働きを懸念していた。
その時のエジプトファラオ王
「賢くて働き者のイスラエル人に、やがてエジプトを取られはしないだろうか?
そこで、
その時のエジプトのファラオ王は新しく産まれたイスラエル人を
その時のエジプトのファラオ王
「殺してしまえ
「川に流せ
などの産婆に命じていた。
モーセはその時タイミング悪く産まれてしまったイスラエル人の一人だった。
モーセは産まれて三ヶ月経っていた。
鳴き声も大きく、押入れにも隠しておけない
モーセの実父
「ここままでは、ファラオの兵に見つかるかも知れない
と、モーセの実父は心配そうに言いました
モーセの実母
「この間もファラオの兵隊がこの先で、様子を伺っていました。いっそ、ナイル川に流してみましょうか
モーセの母はファラオの宮殿から(ハトシェプスト)女王が身体を洗いに来ることをよく知っていて、その川先に拾ってくれるようにモーセを流してみましょう、という提案を考えていた
モーセの実母は水が漏れないようなモーセを容れるベッドを作ってハトシェプスト女王の水浴び時を見計らって、モーセをナイル川に流しました
案の定ハトシェプスト女王は水浴びに来ていました。
その川からモーセが流れてきたため、女王はモーセを拾いました
ハトシェプスト女王の側近
「きっと、イスラエル人が川に流したのでございましょう
するとハトシェプスト女王は
ハトシェプスト女王
「私が引き取って、御殿で育ててあげようかしら?
と言いました。
するとモーセの家族はハトシェプスト女王に声をお掛けになられた。
モーセのおば
「姫君(ひめぎみ)、良い姥(うば=乳母)を知っています。その者に、育てさせてみては如何でしょう?
ハトシェプスト女王
「それはちょうど良い。どうかこの子を、私の子どもだと思って、育てて下さい。お金は私が払いますから
こうしてモーセはその姥(うば=つまり、本当の実母)に育てられることになった。
モーセはこの時、ハトシェプスト女王からモーセ(水の中から救い出したと言う意)の名前を授かりました
モーセの実母は、今後モーセの姥(うば=乳母)としてモーセとともに歩んで行きます。
モーセが立派に成長した頃に、ハトシェプスト女王はモーセを引き取りました
そんなある日、エジプト人の監督が、イスラエル人をいじめてたところを、モーセは目撃しました。
イスラエル人の血友がエジプト人に苦しめられているのを見ると、モーセは黙っていられなくなりました
そして、モーセはそのエジプト人を討ち倒してしまいました
これがファラオに知られてモーセは命を狙われるようになりました。それを悟ったモーセはミディアンの地に逃亡した。
ミディアン(アラビア半島、今のサウジアラビア)
昨日まで、ファラオの宮殿で何不自由なく暮らしていたモーセだが
今日は、誰一人も、知らない砂漠に彷徨う身となりました。
モーセは井戸の側に腰を掛けて自分の失敗や、これから先のことを、考えて、すっかり気が滅入っていました
すると、そこに羊飼いの娘たちが井戸の水くみにやってきた
モーセ
「あそこにいるのは羊飼いの娘たちだな。よし、私もいっぱい飲ませてもらおうか
ちょうどその時、男の羊飼いたちが遅れてやってきて、どやどやと七人の娘たちを押しのけて自分たちの羊に、先に飲ませようとしました。
それを見たモーセは
モーセ
「いけない。貴女たちが先だ。わたしが水を汲んであげよう
と言って七人の娘たちの水くみを優先させました
娘たちはこれを喜びましたが、男たちは、風変わりだったモーセに対し、目を見張りました
モーセはその名前の通り、生命の関わりに水縁がある事から、またファラオに狙われるほどの熱血漢であったことから、その一命は計り知れないものがあった
この娘たちはミディアンに住む祭司イテロの娘たちで、これが縁になって、この姉妹の中のチッポラという娘とモーセが結婚することになりました
ちなみにモーセも祭司を担当するレビ族(父アムラム)の息子なので、その事も相成ったと考える
モーセはアラビアの野で羊飼いをしながら、神様と交わった。こうしてモーセの信仰は、次第に立派になっていきました
ある日モーセが羊を連れてホレブ山の上に登りました
モーセはその時、神の声聞いた
神
「モーセよ、話を聞け、私は、お前の祖先アブラハム、イサク、ヤコブの神様だ。イスラエル人が、エジプトで苦しんでいるのを見て、可哀想でならぬ。
神様
「お前は、ファラオの元へ行き、自分の国へ帰れるように、話をつけなさい
モーセは畏れ多く断った
モーセ
「私のような羊飼いに、どうしてそのようなことができましょう。そして私は口下手で、ファラオを説き伏せるような自身がありません。
神様は何度となくモーセが断ったのでとうとう怒り、口の効くアロン(モーセの兄)を付けてやりました
また神様は杖をモーセに与えた
モーセとアロン
「イスラエルの神、エホバ(神様)の命により、王様に申し上げます
エホバはユダヤ教ではヤハウェ、イスラム教ではアラーになっている。地域によって言葉が違うように、発音はそれぞれ異なるが、このモーセの物語で出てくる神様は同じ対象である。
アラーは偉大なり、という神様もこの神様である
モーセと兄アロンはファラオに奏上した
モーセと兄アロン
「イスラエル人に、暇を与え、彼らが、国に帰り、エホバの神を祀ることができますよう、お赦し下さい
すると、ファラオは
ファラオ
「何?イスラエル人に暇をくれろと?
ならぬ!エホバの神を祀るなんて、以ての外(ほか)だ
と言って、イスラエル人にもっと苦しい仕事を与え、虐めました
モーセはこの時、神に貰った杖を使った
この杖を使うと国(エジプト中)に蛙が増えたり、ノミ、アブなどを増やしたり
遂には蛇を増やしたりしました
ファラオは一時的にイスラエル人を国に帰すことを赦しましたが、しかし、またすぐに決心を、変えます
モーセはとうとうイナゴを国中に増やして、穀物を取れないようにしました
百姓たちは慌てて畑の外に飛び出しました。
空一面お日様が暗くなるほどか溜まって、イナゴの群れが襲って来ました。
百姓
「おーい!イナゴだぁ!!
これが、作物に食らいつくと、一日で食い荒らされてしまうのです。
ファラオは今度こそはモーセの言うことを聞くように見えました。
が、モーセがイナゴをいなくさせると、またファラオは気が一転して変わりだしました。
神様はとうとう怒り出して、天の遣いを送って、エジプト中の年上の子どもを、倒す決心をしました
モーセは言うことを聞く者のみは生かすように、羊の血を神に捧げ、その血を塗られた門の家には、危害を加えさせないように、神様にお願いしました。
天の遣いは子羊の血を塗ってない家を目印に家に入り、そこの子どもを討ちました
エジプト人の家では、子羊の血を塗らなかったので、死んだ子供が続々と、運び出され、担架に乗せられていきました
ファラオはとうとう降参して、イスラエル人が国(カナン)に帰るのを赦しました
長い間の奴隷生活も、今日でおしまいとなりました
何万と言うイスラエル人はモーセに連れられ、列を作り、胸を張り、カナンを目指して旅をしました。
しかしファラオは沢山のイスラエル人が帰るのを、黙って見ていませんでした
ファラオ
「いいか。騎兵と戦車は、今からすぐに彼らを追え!
イスラエル人を、ひとり残らず、連れて帰るのだ!
それに気付いたカナンへ向かっているイスラエル人たち
イスラエル人
「大変だ!ファラオの騎兵が追いかけてきた!
あんなに砂煙を挙げてこっちに向かってくるぞ!
イスラエル人
「こんなことになるのなら、エジプトで奴隷をしていた方が良かった
イスラエル人
「モーセはなぜ私達を連れ出したのだ
後悔を前にして進むことも、退くことも出来ないイスラエル人は迫ってくる危険を、前に、声を挙げて泣き叫び遂には、モーセに向かって、ありったけの悪口を言いました
それと同時にエジプト軍が追ってくるとモーセは紅海を2つに分けた
「急げ!
「今のうちだ!
「早く渡れ!
人々は、この神様の業(わざに)、心打たれながら、互いに助け合って、浅瀬を渡りました。
これで彼らはエジプト軍から逃れることができるようになりました。
現代の科学では既に証明されています。
水を捻じ曲げることもできます。
神様はこの時から既に現代を遥かに越えた知識を持っていたのです
イスラエルの民が全員、浅瀬を渡り切ると、モーセは手を伸ばして、杖を水に打ちました。
すると
海の水は物凄い渦を巻いて、逆に流れ、ファラオの兵隊と戦車は、あっという間に水に飲み込まれていきました
シナイ山
イスラエルの人々が、シナイ山のふもとに入ると今まで神にすがって来たものが、大分緩んできました。そして、エホバの神様を忘れるようになりました
モーセはこの人々の不信仰には随分苦しみました。
そこで神様は考えられました
ある日モーセは神様からシナイ山の頂上に一人で登るように命じられた。
モーセは40日間シナイ山に留まった。
モーセはこの時神から十戒を授かり、この掟を人々に公布された。
これを十戒と言い、十の掟が定義されて書かれている。
モーセは紅海湾からインド洋を経て日本にもやって来ていた
紅海湾
紀元前1470年
モーセは宝達水門にたどり着いた
日本にモーセが来たときに伝わった十戒だとされる。十戒はここで受け取ったとも言われている。
そしてその当時日本を中心に世界を統治していた神足別豊耡(カンタルワケ)天皇と出逢い、十戒を献上し、承認を待つ間、神足別豊耡天皇の娘、大室姫とご結婚されました
神足別豊耡天皇とは皇室の天皇、神武天皇が日本を治める前に世界に君臨していた天皇の第69第目に当たるという。
神武天皇の代からは、神武天皇は日本の天皇になったが、それまでは天皇は世界の天皇であり、日本がその中心地であった、とされる。
出エジプト記の秘密
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出エジプト記の秘密 モーセと消えたファラオの謎 [ メソド・サバ ]
大臣になったヨセフ
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絵本27 大臣になったヨセフ 「みんなの聖書・絵本シリーズ」 旧約聖書 (みんなの聖書・絵本シリーズ) [ 藤本四郎 ]
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