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カテゴリ:図書や技術情報
1つ目の記事はヘッドホンアンプの製作、2つ目は7Wのパワーアンプの製作記事です。 電圧増幅にMUSESを使用し、電力段にトランジスタ(コンプリ)のエミッタフォロアのオーソドックスな回路構成です。記事を読むと選定したトランジスタ「2SA1209と2SC2911」は極めて透明度の高い音がするとのこと! トラ技にしては、珍しく素子の音について語っています。(^^) 回路の特徴として、2SA1209と2SC2911を1CHに2個ずつ使い、一見ダーリントン接続のように見えますが、前段はパワートランジスタのバイアスをかけるダイオードとしての役割です。バイアス調整用のボリュームもありませんし、パワー段のエミッタ抵抗がありません!同じトランジスタにすることで、バイアスを安定化させているようです。 少々乱暴な気がしましたが、トランジスタ同士熱結合すれば、熱暴走することは、まず無いとのことです。 周波数特性や歪み特性が載っていますが、周波数特性は10~1MHz/-5dBと広帯域ですし、歪みも0.001%近辺で、電気特性は抜群ですね!(ヘッドホンアンプ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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JOY2005さん
>MUSEそのものよりも、回路構成やトランジスタの特性の方が興味あります。^^; ----- 回路は一見オーソドックスに見えますが、ちょっと変ってます得にエミッタ抵抗が無い回路はあまり見かけないです。 (2010.08.29 10:24:23)
PIC9801さん
>回路は一見オーソドックスに見えますが、ちょっと変ってます得にエミッタ抵抗が無い回路はあまり見かけないです。 興味をそそられますねぇ。 今ちょうど、イコライザアンプの終段をSRPP回路にしようとしているんですが、これもカソード抵抗を使わないんですよ。 本屋で立ち読みしてこようかな。^^ (2010.08.29 14:27:18)
JOY2005さん
>今ちょうど、イコライザアンプの終段をSRPP回路にしようとしているんですが、これもカソード抵抗を使わないんですよ。 >本屋で立ち読みしてこようかな。^^ こちらJOY2005さんの回路も、トラ技に負けず、面白そうですね!製作記事を楽しみにしています。 (2010.08.30 20:51:56)
PIC9801さん
>こちらJOY2005さんの回路も、トラ技に負けず、面白そうですね!製作記事を楽しみにしています。 ありがとうございます。 今、ちょっとサボっているんだけど、頑張りま~~す。^^ ところでトラ技、立ち読みしてきました。^^; バイアス用のトランジスタ(ダイオードとして使用)を熱結合することによってエミッタ抵抗を省略しているんですね。 明示的に抵抗を使わなくても、終段のエミッタの配線が若干の抵抗値を持つので、それもうまく利用したということなのかもしれません。 (2010.09.02 19:07:27)
JOY2005さん
>明示的に抵抗を使わなくても、終段のエミッタの配線が若干の抵抗値を持つので、それもうまく利用したということなのかもしれません。 そうですね!さらに安定化のためにバイアス用のトランジスタと終段のトランジスタを同じものにし、それを熱結合しているのがミソですね! (2010.09.04 20:45:45)
MUSE01のオペを利用したみたいので。
宜しければ回路図をお送り頂きたいのですが。 (2012.02.03 10:39:29) |