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今日から私が担当している講座でベビーサインのクラスが始まりました。
ベビーサインは初歩的な言語です。まだ小さくて話せない赤ちゃんとお手てで 話そうというものです。このルーツは今から20年以上も前にさかのぼります。 聾のお母さんが赤ちゃんとコミュニケーションをとるため開発、改良されてきた いわゆる手話というものです。聾の家族愛で感激したお話が(実話)があります。 ある聾のお母さんが妊娠しお参りに連れて行ってもらった時、お賽銭をあげて こう祈ったのだそうです。「元気な聾の赤ちゃんが生まれますようにって」 そうして出産し、新生児室で眠っている赤ちゃんを見に行った時、他の赤ちゃん が泣いているのに自分の赤ちゃんだけ泣いていないのを見て、やった!聾の子だ! とご主人の方に向かって喜ぶと聾のご主人は奥さんに向かってただ眠っているだ けかもしれない。喜ぶのはまだはやいぞ!とサインをし夫婦で顔を見合わせ笑っ たと。想像するに何と温かく優しい空間でしょう。お子さんは幸せだと思います。 私達、健常者にはこのような心の余裕があるでしょうか?本を読ませてもらって いる私まで幸せな気持ちになり、忘れられない1小節となりました。私の息子も 早産が原因で車いすの生活をしております。心が温かく私をいつも癒してくれま す。今日までの原動力はこの子から授かったものだと実感しています。息子の 子育ての時、私はものまねやジェエスチャーを使ってよく話しかけておりました。 そのせいか、身体機能が低下していても感情機能は年齢以上で私の良き相談者と して成長してくれました。私は思います。サイン→手話→言語ならば言語→言霊 は密接な関係がある。という事はサインも・・手から放たれる気にも言霊が存在 するんだなーと。だから言葉も手も使い方を間違えると暴力になるんだろうと思 います。どちらも優しく使いたいですねー(*^_^*)言葉が遅いお子さんは、沢山 のこと経験させて五感の働きを活発にしてあげると脳も成長していきます。 言語野や運動野(脳)を沢山刺激し合わせて右脳、左脳にも働きかける事は身体 の成長にも好影響を与えます。従って言葉が遅いお子さんには沢山の話しかけと アプローチが大切です。脳と身体のバランスを整えながら楽しくサインを行って いきましょうね。 -- dentoigaku ??????@dentoigaku.com> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.10.11 23:09:58
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