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本好き、を通り越して「活字中毒」だ。
ハマると同じ作家、同じジャンルばかりになるが、基本は雑食だ。 ちなみにここしばらくは花村萬月。 ちなみにその前は宮部みゆきをはじめとして国産ミステリ系。 さらに数年前は自然科学やら、動物行動学、民族学に言語学やらを新書で。 で、今は同じ人から借りた何冊かの本を読んでいる。 「それ持ってるなら貸して」と頼んだのではなく、 「これいいから読んでみて」と、薦められたものばかりだ。 音楽やファッションよりも、好きな作家や小説世界を共有した方が そのヒトトナリをつかめる場合がある。 人によってスピードこそ違えど、その人と同じように一定時間その本を持ち、 並んでる文字を今俺がそうしているように、同じように目で追ったはずで まず、そんなイタコ状態の中で その人が俺に何を読み取り、どこに共感してほしがっているのかを 探すのは勘違いも含めて楽しいものだ。 「本棚を見ればその人がわかる」とはよく聞くことだが、 その本棚の持ち主が選りすぐりを薦めているわけで、濃度が違う。濃度が。 花村萬月にハマるくらいだから、けっこうハードな小説に慣れている俺にとって、 山本文緒は、こういう機会でもなきゃ対象外の作家だったけど こういう機会をくれたその人に感謝。 面白く読むことができた。 その勢いで会社の帰り道にある古本屋で、 さっそく山本文緒の本を購入してしまったから 俺のイタコっぷりも相当なものだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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