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漢字に変換すると「発破を掛ける」と出る。
辞書をひも解くと『発破(火薬など)を用いて爆破する』とある。 ダイナマイトの、アレのことですな。 や、変換の具合を見たら何か急に語源が知りたくなってさ。 そういうコトってない? 例年、GW明けから夏前までが仕事の山場をひとつ迎える。 こうして7月も上旬に入るとピークも越えて 「はい、皆さん。お疲れさまでした」となる。 東京に移ってから初めてのピークを過ごしたワケで、 自分的にはそれなりに手応えもつかめたし、成果もあった。 でも同時に、離れた名古屋の様子が気になるのも事実。 事実、かんばしい話も聞かないし。 そんな折りに、名古屋時代に懇意にしてた 広島のお客さんが東京に来ることを、担当営業から聞く。 「おう、懐かしいな。時間に余裕があるなら コッチでお会いしませんかと言っておいくれ」 と、返しておいたら後日、 「『ぜひ逢いましょう。電話します』って、おっしゃってましたよ」と 営業担当を介して返事をいただいた。 嬉しいウレシイ。素直に嬉しい。 早速、こっちから電話を入れて日程まで決めてしまった。 いまだかつて2日しか休んだことがない愛すべき仕事人間の 部長さんと呑むことができる。 何て言うのか、『男気』に溢れた人なのだ。 先代社長亡きあと、先代シンパに囲まれながらも孤軍奮闘で大ナタ振り回して、 屋台骨を建て直してきた気骨に溢れた人だ。 初めてお話をさせていただいた時も 「広告も自分なりにやってきたつもりですが 一から教えてください。必要なものは全部用意します」 と、相手がどこの誰だかわからない怪しの人であろうと、 なおかつ年下であろうと、ご自身にとって、あるいは会社にとって 少しでも価値を見出せるのであれば、いくらでもアタマを下げられる人なのだ。 下げられた身としては、頑張って結果を出してあげたいと思わずにいられない。 担当営業マンの言葉が電話越しに続く。 「この夏の仕事の時に、随分やり直しがあって 上手くコミュニケーションが取れてないんで、その辺り…」 気持ちはわかる。いくらでもアタマ下げたるがな。 「今、コンペに参加してて提案してるモノがあるんですけど、 お会いしたときに少しでも口添えしていただければ…」 ここでカチンと来た。 俺はお世話になったにも関わらず、満足にその後のフォローも できないままに東京に出てしまったことを詫びつつも 楽しく一緒に酒を飲みたかっただけなのだ。 でも、仕事つながりの関係でもあるし、今、俺の部署の仕事のことで お客さんにストレスを感じさせてしまっているなら詫びなきゃイカン。 それはわかるが、そっから先はお前らの努力で何とかすべきだろう。 コンペだぞ、コンペ。 お前ら、自分の実力だけで仕事を取れよ。 (ブチッ!) 耳の後ろの方で何かが切れる音がしたよ。 久しぶりにカミナリを落とした。 これが冒頭の『発破を掛ける』につながるワケだ。 何だかねえ、男気溢れる人ンとこの仕事を 誰か親しい人の口添えで、取ったって嬉しくないだろうに。 そんなだから上手く行かないのだ。 ま、今日はそんな『ハッパ』を掛けてた。 頼りにされるのはウレシイ。 だけど甘えられるのは、女の子以外『NO!』だ。 昨日、今日と仕事のコトでやや気持ちが高ぶる。 暑いとイライラしやすいのかな。 リラックスしようね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年07月10日 18時16分19秒
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