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社会に出てカレコレ21年。
どうかすると22年になる。 つまり、俺が働き始めた頃に生まれた子が 俺が創ったり、企てたり、選んだり、悶絶してる間に 新卒社会人になってたりするわけで そう考えると来年入社してくる連中がまさにそれにあたる勘定だ。 何かぼう然となってしまう。 平成も16年目に突入しているから、 平成生まれの社員が来るのも、そんなに先の話じゃない。 少なくとも学生の多くはすでに「平成育ち」だ。 やがて俺は「これだから昭和の人は…」 などと陰口を叩かれるのだろうな。 昨日の朝、通勤のために電車に乗ったら あからさまに「今から遊びに行くンだ!」な格好の 女の子と同じ乗車口から乗り合わせた。 電車が動き出すと同時に、どうやらその日一緒に 遊ぶ予定らしい仲間に大声で電話しはじめた。 それだけで頭の奥でブチッと何かが切れる音がしたのだが 大人げないことしちゃあイケナイのでガマンがまん。 電話をかけつつ電車の床に座り込みだした。 ブッチン! 我ながら随分大きな音が頭の奥でしたので 思わず振り返りそうになったくらに切れた。 のどかな高崎線の午後三時ならまだしも、 通勤ラッシュをやや越えたくらいの時間で 立ってる人も少なくない。 彼女の真横で本を読もうとしてた俺は とりあえず本を閉じて、そのまま彼女に向き直り 素直にケリを入れながら一言。 「ジャマ」 睨みつけてきたけど ふてくされつつ腰を上げたんで、それで終了だったが こーゆーコトしてると、ますます 「だから昭和のオヤヂは…」 とか言われてしまうんだろう。悪かったな。 嫌なモンは嫌だし、ダメなモンはダメなんだよ。 俺がハタチになるまでに費やした時間の長さと密度。 バイトからそのままデザイン会社に就職を決めてから 今日に至るまでの21年。 時間はあきらかに後者の方が長いのだけれど 体感スピードは、あとの21年の方が圧倒的に短い。 驚異的といっていいだろう。 俺にとってあっという間だったこの二十数年の時間を どんな風に過ごしたら、こーゆーバカ娘に育つのだろう。 こーゆー子達にとって 毎日はあっという間なんだろうか。 まったっく昭和は遠くなりにけりだが、 こーゆーヤカラに迎合するつもりはまったくナシだ。 年金も介護も助けを借りるつもりもない。 つもりもないが、さびしがり屋さんなので 時々は声をかけてくださいね(←迎合してるし) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年07月23日 12時24分14秒
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