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365日、逢魔ヶ刻。

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2004年09月16日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
名古屋に行ってきた。
月に一度の会議に出てきた。
ま、それはそれとして、
行きの新幹線は三人席の窓側に座ったんだが
こんな状況ができあがってしまった。
【窓側】俺:スキンヘッド、ヒゲ、出っ腹、黒シャツ、グレーネクタイ、
【中央】スルドイ碧眼の外国人、細身、長身、ノートブックのキーボード連打
【通路側】今どきレイバンの黒サングラス、カップク良し、光り物多数装着
アヤシイったらありゃしない。
どうにも近づきがたいハズなんだが、近づかなければならない一瞬があった。

俺が新幹線に乗り込んだときには通路側の席が空いていたのだ。
空いてるからにはここが俺の席に違いあんめえ、と
よく確かめもせずに腰を下ろした。
しばらくすると、そこにレイバンのオヤジがやってきて
自分が持ってるチケットと俺を何度も見比べている。
レイバン「あの、すいません。そこの席」
俺「ん?ここは合ってるハズだけど…」
レ「私、通路側ですよね」
俺「あ、ホントだ。ボク窓側でしたね」
真ん中に座ってた碧眼外国人が俺達の間に割って入り
「これ合ってるでしょ?いいよね?」
と流ちょうな日本語で身の潔白を訴える。
三人の視線が必然的に窓側に座ってたオヤジに注がれた。
「…ん?あ?違ってる?私」
慌てて取りだしたチケットを俺達に差し出す。
全然違う。
俺「もっと後ろの方ですよね」
オヤジ「あ」
外国人「違う違う」
レ「あ~、ホントだ」
何だかみんな優しいぞ(笑)
実は、全然風貌に似合わず心優しき人々なのであった(俺含む)

人は見かけで判断してはイケナイのだ。
暗がりでたまたま歩く方向が同じだっただけなのに
先を歩いてた女性が振り返って俺を見た途端に猛ダッシュしはじめたり
地下鉄の入り口の階段を降り始めた俺と
下から上がってきた女性と目と目が合った途端に
「ひっ!」と妙な声を出しつつきびすを返して駆け降りたり
お前らちょっとそれは失礼極まりないぞ。いくらなんでも。





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最終更新日  2004年09月16日 11時53分34秒
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