|
カテゴリ:カテゴリ未分類
数日前の日記に登場させた部下の
新卒の営業クンがウチの会社の学習塾事業扱いとなることが決まった。 配属先は直営塾の講師となる。 本人希望の最終確認を今日したワケだが ど~もな~…。ってとこだ。 まぁ、ウチの部署でやってくのは、どうにも無理だ。 何だろう。最低限度のスキル、スキルじゃないな。 地アタマだろうか。それが全然足りてない。 そーゆー足りてない子を教壇に立たせていいのかって話もある。 講師経験のあるウチの社長の見解では 「キミの部署と塾の事業部とでは、あきらかに使うべきアタマの場所と 密度が違う。どっちが上でどっちが下かではなく、 本人の特性や思考パターンも含む話ではあるけど “塾の先生”なら通用するって世界が間違いなくある」らしい。 らしい、というのは俺に講師経験が無いから そー言われちゃうと「はぁ、そうですか」としか言えないのだ。 だけどね。 コッチとしてはこの1年間、まさにメンバー達全員が 総出でこの新人営業マン君の教育にあたったワケで 採用したからには、受け入れたからには、 何とかモノになってもらいたい。成功体験を積んでもらいたいと 時間も労力も割いてきたワケで、 ハッキリ言やあ、割いた分の“見返り”が欲しいのだ。 見返りって言葉が悪けりゃ“手応え”でいい。 それがないままでは、彼を他部署へ上手に送り出せない。 某有名私立大学の大学院まで出ている彼が、 いくつかの受験や幾多のレポートや卒論をクリアしてきた彼が、 問題解決能力や読解力、コミュニケーション能力が 圧倒的に欠落しているのはナゼだろう。 俺は本来の意味での「学歴」には大賛成という立場だ。 ちゃんとした大学でちゃんとした成績を修めて出てきた人間から順番に 社会が用意したちゃんとした受け入れ口に納まっていく世界。 さらに 成り上がりも飛び級もできる懐もある社会。 大学(あるいは院)は、いや、少なくとも義務教育以上の学校は 生徒につける成績に責任を持たなきゃいけない。 ま、学校のせいにばかりする気はないけどね。 悲しい勘違いで、お互いに不幸になる状況は避けたいんだよな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|