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『雨』でgooの辞書を引いてみたら160件という検索結果。
本来の調べた目的はちょっと違ったんだけど、 ふと興味が湧いて検索結果をいくつか追ううちに 思ったことをまとめてみたくなった。 雨関連で160。しかも『雨』の辞書検索だから 頭に雨の文字が来る場合であて、たとえば『氷雨』『こぬか雨』などは ここには含まれていない。 じゃあ、全部でどれだけあるんだって話をし始めると コツコツ調べ事をするのは仕事だけで十分なので ここではスルーさせていただきマンボ。 俺の雨好きは、ここ関東地区でも周知の事実だが 羞恥の事実は今はまだナイショにしておきたい。何の話か。 そうそう、雨の話。 雨のニオイが好きで、雨に煙る景色も好きだ。 傘に当たる音やガラスを走る雨を目で追うのも好きだ。 梅雨以降に降る雨なら、むしろ打たれるのも気持ちがいい。 傘を持ってるくせに、あえてささずに感触を楽しんだりする。 電車に濡れた傘を持ち込むことになれば、そりゃ確かに 迷惑だったり不便だったりするのだが、 それは逆に電車に乗らなきゃ“なかった話”になるはずなのだ。 日本は四季豊かな国と言われているけど、 梅雨を入れて五季だと主張する人もいる。 その昔の雅な時代には雨を見る風習もあったという。 どうりで“雨ことば”が発達するわけだ。 昔の人は様々なとらえ方で雨の種類を分けていたようだ。 冒頭のgoo辞典を追っかけてたらこんな言葉を見つけた。 うせい【雨声】 雨の降る音。雨音(あまおと)。 「蓐中(じよくちゆう)にありて―を聴く/断腸亭日乗(荷風)」 雨音(あまおと)という言葉は知っていたが 「雨」に「声」をくっつけてしまうのが妙に新鮮だった。 雨声。何か雅号にしたい文字面だ。 もうひとつ、こんなのも。 あめのみやかぜのみや 【雨の宮風の宮】 (連語) 〔伊勢神宮には雨の宮、風の宮など別宮・摂社・末社が数多くあってそれぞれ賽銭(さいせん)がいることから〕あれやこれやと予想外に出費や手間のかかるたとえ。 何だそれ。 「いやぁ、今月は身内や知りあいの結婚式が重なって まったく“雨の宮風の宮”だったよ」 って感じで使うのだろうか。 聞かされた方は、まったく意味不明だろう。 さい銭箱があったらとりあえずお金を入れることが前提に なっているところがミソなのかも。 そんな発想というか文化は、もう無いもんな。 これから春になって、やがて梅雨も来るだろうけど その時までに皆が今より も少し雨を楽しめるようになっていれば 梅雨時をもっと楽しく迎えることができるに違いない。 今日は、ちょっと俺どうしちゃったのよ的日記になりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年03月07日 14時50分57秒
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