|
カテゴリ:カテゴリ未分類
1.中東あたりから地雷を20個くらい買ってくる。
2.とりあえずランダムに地面に埋めてみる。 3.少し離れたトコでグルグル回ってみる。 4.三半規管がワヤになったら、おぼつかない足で 5.ズカズカ・ヨロヨロと地雷原を歩き回ってみる。 誰が好き好んでそんな命を落とすようなことを するもんか、と思われる方も多いだろう。 でも、 いるのだ。 というか、いたのだ。俺のすぐ近くに。 週末、元部下の結婚式に出かけた。 御歳38歳。 セサミストリートで主役を張れそうなほど 濃いめのルックス&180cm近くある身長で ま、きっと。そこそこモテるはずだ。 いい加減なヤツだし、ま、きっと 何かの責任を背負うこともなく 適度にモテたりしつつ人生をマットウするのかと 思ってたんだが、どうやらそうでもなかったらしい。 人並みなシアワセが欲しくなったとみえる。 そんなワケで結婚式である。 俺の知った顔は、以前彼が新卒で入社した時の 仕事仲間が二人と、俺が今在籍している会社で 同僚となった女性デザイナー1人ということらしい。 のちの披露宴でも俺を含めたこの4人で 1テーブルとなっていた。肩書きは全員 「新郎の友人」とあり、ちょっと大ざっぱな まとめられようではあったが、まぁ、今日ばかりは目をつぶろう。 昨今の風潮に乗っかって(というか多分新婦の意向) ガーデン・ウェディングってヤツで お庭に祭壇を組み、外国人の神父さんが英語混じりに 式を進めていた。 お庭といえども晴れやかな日の神聖な場なので 列席者は誰も神妙な面もちだったのだが 俺ら4人に限っては 「マットウなシアワセをつかもうとしている元部下」を こころよく思っているワケもなく、 「アナタァハ スコヤカナァウトキモォ ヤメルトキモゥ アイスコトヲ チカイマァスカァ?」 「はい」 という挙式のハイライトシーンにあっても 「あ!アイツ今、神様にウソついたぞっ」 などとツッコみどころを探すのに必死だったりしてた。 ま、そんなワケで俺らなりに非常に盛り上がっていたのだが 披露宴が始まって間もなく女性(美人)デザイナーが ついに、とんでもないことをクチにしたのだった。 「デッパラさん。実はアタシ、二年くらい前に アイツ(もちろん目の前の雛壇に座っている元部下のこと)から 告られてるんですよね」 「ま、マジっすかぁ?!」 「よくアタシを式に呼んだなと」 「おいおいおいっ。楽しくなってきちゃったぞ、おいっ」 「言えってことかしら。ぶち壊していい、ってことかしら」 「きゃーーーーっ」 ところが、その披露宴は「新郎の友人」に マイクが渡されることは一度もないまま全プログラムを終了。 どうにも口封じの感が否めず、 主催者側の強い意向に押し切られたカタチとなった。 どうなんだ、おい。地雷なら持参したぞ。 どうしてくれようか。 そういえばさっきからちっともコッチに目線をやらねえ。 あの野郎め!(w お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|