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「あ、鍵がない」と知ったのは
まさに今、目の前にある 我が家のドアをあけようとした時のことでした。 いつものポケットにない以上、会社にあると決まっているのだが この時間、会社には誰もいないはずで、 会社の鍵も家の鍵も一緒に束ねてあるわけで どっちからも締め出しを食ったわけだった。 しょうがないので家の近くにあるマンガ喫茶で 一夜を明かすことにした。 ここんとこそうであったように 今夜も仕事を持ち帰っていたのだった。 ・ノートブックにいくつかの資料 ・料理なんか作ってらんないのでスーパーで買った寿司と惣菜&ドリンク ・もちろん、明日の朝食べようと思っていたパンも これらを全部マンガ喫茶に持ち込むことになろうとは 思っちゃいなかったがしょうがない。 マット敷きのフロア個室ブースに転がり込み仕事をする。 いくつかあるマンガ喫茶からこの店を選んだのは 確かシャワー施設があったから。 荷物をバラし、セッティングを済ませたところで 先にシャワーを使うことにした。 「すんません、シャワーを借りたいんだけど」 「前金で150円になります」 「あ、そう」 お金と引き換えにファッキンなバイト野郎が シャワーグッズを一つひとつ手渡してくれる。 「こちらがバスタオルで、こちらが ボディソープ、シャンプーとリンスになります」 て、オイこのバイト野郎。 俺の顔を見て考えろ。 スキンヘッドやっちゅうねん。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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