[井上オークス]の記事一覧 | 【ダービーWeek】旅打ちライターの井上オークスさんが、ダービーウィークを現地リポート【楽天競馬】

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[井上オークス] カテゴリの記事

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最高のダービーウイーク

九州ダービー栄城賞優勝　ギオンゴールド　牝　鹿毛　父ゴールドヘイロー　母マルタカウィーラ騎手：倉富隆一郎　調教師：九日俊光　馬主：原田政幸　生産：道見牧場黒髪山特別で、古馬のオープン馬を撃破。現在の成績は、12戦11勝２着1回。出走が叶えば、佐賀競馬場で行われる交流重賞・サマーチャンピオン（８月17日）へ！岩手ダービーダイヤモンドカップ優勝　マヨノエンゼル　牡　鹿毛　父キャプテンスティーヴ　母エムケイミラクル騎手：小林俊彦　調教師：葛西勝幸　馬主：倉口吉太郎　生産：佐々木牧場400キロそこそこの小兵だが、勝負根性は天下一品。最大目標は、水沢競馬場で行われる不来方賞（11月22日、地方全国交流）。３冠達成なるか!?北海優駿優勝　アラベスクシーズ　牡　鹿毛　父カコイーシーズ　母アリエルスキー騎手：宮崎光行　調教師：堂山芳則　馬主：木谷ツヤ　生産：安達洋生ジャパンダートダービーに参戦後、大井の鷹見浩厩舎に移籍。ホッカイドウ競馬のダービー馬として、新天地で再スタート！東京ダービー優勝　サイレントスタメン　牡　黒鹿毛　父レギュラーメンバー　母：ジプシーワンダー騎手：金子正彦　調教師：足立勝久　馬主：宮澤静雄　生産：藤田一行その素晴らしい末脚で、金子騎手にダービージョッキーの称号をプレゼント。ジャパンダートダービーでは、地方馬として最先着。これからは大レースのスタメンに！兵庫ダービー優勝　カラテチョップ　牡　鹿毛　父スキャン　母マイネリーベ騎手：下原理　調教師：寺嶋正勝　馬主：（組）ジェントルマンホースクラブ　生産：イワミ牧場カラテチョップのまくりは強烈だけど、ローテーションはゆったり。大井競馬場で行われる黒潮盃（８月12日、地方全国交流）に出走予定！東海ダービー優勝　ダイナマイトボディ　牝　青鹿毛騎手：倉地学　調教師：角田輝也　馬主：（有）畠山牧場　生産：平山牧場ジャパンダートダービーにも果敢に参戦したダイナマイトボディー。今後は各地の重賞を視野に入れつつ、豊満ボディーに磨きをかける！呼吸を忘れるほど激しい攻防。手に汗握る大接戦。ホースマンのダービーに懸ける想いが紡ぎ出した、感動のドラマ。今年のダービーウイークは熱かった。レースそのものが、むちゃくちゃ面白かった。栄光をつかんだ馬も。惜しくも戴冠を逃した馬も。みんなキラキラ輝いていました。ここ最近の私は、せんないことばかり考えていた。地方競馬の現状とか。馬券の売り上げとか。だけどダービーウイークの間は、そんなことはすっかり忘れとった！「差せ～」とか「そのまま～」とか叫びながら、ただ純粋に競馬を楽しんだ！いいものを見せてくれてありがとう。競馬の醍醐味を思い出させてくれてありがとう。すべてのダービー出走馬に感謝を込めて。

2009年07月24日

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コマーシャルと新人調教師

こんばんは。オークスです。グリーンチャンネルの「地方競馬最前線」という番組の収録に行ってきました。ダービーウイークetcについて、オドオドと喋ってまいりました。グリーンチャンネルに加入なさっている方、よかったら。☆放送スケジュール☆８日（月）　23:00～23:30（初回放送）９日（火）　22:30～23:00（再放送）13日（土）　04:00～04:30（再放送）14日（日）　17:00～17:30（再放送）佐賀競馬場でのヒトコマ。昨年のダービージョッキー、調教師に転身しました。「来年のダービー出走を目指して頑張ります！」ｂｙ北村欣也調教師

2009年06月08日

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今日は名古屋でダービーだぎゃ！

ダービーウイーク第６弾は、第39回東海ダービー。舞台は名古屋競馬場、地元愛知の馬に加えて、笠松・金沢・福山より集いし12頭が火花を散らします。これまでのダービーのなかでも、一番の大混戦ムード。新聞の印も割れまくっています。勝ち馬ヒシウォーシイの鞍上を務めた岡部誠騎手が「勝ったか負けたか、わからん！」と叫んだ去年のダービーのように、際どいレースになるのかな？いやでも、混戦ムードのときに限って圧勝で決まったりするんだよな～。笠松の上がり馬・カキツバタロイヤルが、人気を集めそうです。３連単の30万馬券を演出した新緑賞に続いて、駿蹄賞をハナ差で勝利しました。鞍上は笠松の若手成長株・阪上忠匡騎手。新人の頃とは別人のように顔が引き締まりました。「男の子」から「男」に変化した阪上騎手、高崎から笠松に移籍して活躍している森山英雄調教師と共に、ダービー初制覇をつかむのでしょうか。去年の東海ダービーには、局地的にぶりかえした馬インフルエンザによって、笠松の馬が出走できませんでした。東海ダービーだもの、やっぱり笠松の馬がいなくちゃね！そして、豪華ラインナップの女性陣。駿蹄賞３着のダイナマイトボディ。同４着のシルバーウインド。積極的な遠征策で別路線を歩んできたトウホクビジン。南関東での勝ち星が光る金沢からの刺客・エムザックローマン。ゴールドヘイロー産駒の伏兵・ゴールドサンサン。５頭の牝馬が、ダービー牝馬を目指します。名古屋のダービーデーは雨になりました。朝から雨が降っています。逃げ馬や先行馬は、是が非でも前づけしたいのでは？いやでも、こういう時に限って、差しが決まったりするんだよな～。個人的注目馬は、福山のアグリヤングです。アグリヤングは福山のダービー馬です。福山３歳の一番馬で、ＢクラスやＡクラスの古馬に揉まれてきました。交流戦で苦戦を強いられている福山のサラブレッドですが、マルヨフェニックスが制した2007年の東海ダービーでは、モモカプリンセスが４着に追い込んできました。地元の夢を乗せて東海ダービーに挑むアグリヤングに、オークスのすべてを託すことにしました。高知の別府真衣騎手に「南国土佐の妖精」というキャッチフレーズをプレゼントした桶本デスク（福山エース）が、東海ダービーを占う対談をアップしています。前半は地区ごとの力関係を冷静に分析。後半は激しくお話が逸れてゆきます。これぞ桶本マジック。パソコンからしか見られないかも。携帯電話からアクセスなさっている方、すみません。ダービーウイーク２００９を締めくくる東海ダービー。激しい雨にカラテチョップをおみまいしつつ、名古屋競馬場に殴り込むぜ！東海ダービーの出馬表（ＰＣ向けサイト）

2009年06月05日

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夢

兵庫ダービーも、めちゃくちゃ熱かった。カラテチョップの出遅れ。キヨミラクルの怒涛の追い込み。キヨミラクルの追撃をからくも振り切った下原理騎手の、「出遅れてもうた！　ホンマに泣きそうやった！」という絶叫。松平幸秀騎手の、なんとも悔しげな表情。５つのダービーが終わった。５つのダービーが、走馬灯のように脳裏を駈けめぐっている。本当に本当に、素晴らしいレースばかりだ。私はダービーを追いかけているから、贔屓目もあるのかしら。いや、どこの競馬場でも「いいレースだったね！」という声が耳に入るし、全国各地から「今年のダービーウイークは、凄いね！」というお便りが届いている。やっぱり素晴しいダービーウイークなのだ。レース映像を見ながら、しこたま酒を飲みたいな。岩手の珍味・ばくらい以上に酒が進むに違いない。だけど余韻に浸るのはまだ早い。まだダービーは終わってない。最後まであきらめない。ラストの東海ダービーは、一発逆転ファイナルダービーだ。みなさんもご一緒しませんか。名古屋競馬場で。場外発売所で。インターネットで。それぞれのダービー馬を夢見て。夢の馬券を握りしめて。

2009年06月04日

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今日は大井でダービーだぜ！

ダービーウイーク２００９の第４弾は、大井競馬場で行われる東京ダービー。1冠目の羽田盃を制したナイキハイグレードと、牝馬クラシックを２冠とも圧勝しているネファルメモリーの一騎打ちムードが漂っております。２頭とも船橋の川島正行厩舎の所属馬であり、戸崎圭太騎手が主戦をつとめているということもあって、ダート無敗のネフェルメモリーが東京ダービー参戦を正式表明したときから話題騒然。「戸崎はナイキを選んだって！」「じゃあネフェルには誰が乗るんだ!?」南関東リーディングをひた走る戸崎圭太騎手史上初の「東京ダービー３連覇」がかかった戸崎騎手は、ナイキハイグレードに騎乗することになりました。「牝馬として18年ぶりの東京ダービー制覇」を目指すネフェルメモリーには、内田博幸騎手が騎乗することになりました。さすらいジョッキーと、南国土佐の妖精と、両馬をてがける船橋のドン今日の午前中の時点では、ネフェルメモリーが単勝１．７倍の１番人気。ナイキハイグレードは３．０倍の２番人気。私はナイキハイグレードが１番人気になるとばかり思っていました。ネフェルの走りのインパクトと、「ダービー牝馬を見たい！」という気持ちが、オッズにあらわれているような気がします。個人的注目馬は、ネフェルメモリーです。私もダービー牝馬を見たいです。ダート無敗のダービー牝馬を見たいです。しかししかし、２倍以下の単勝は買えねえよ～。というわけで、馬券的にはモエレエターナルの一発に期待します。月曜発売のスポニチには「ネフェルメモリーの単勝で勝負する」と書いたのに、すみません。この場をお借りして、妙ないいわけをさせていただきます。いや、モエレエターナルも本当に面白いと思います。今野忠成騎手は「距離延長は歓迎」とおっしゃっていました。詳しくは携帯サイト＜競馬総合チャンネル＞の＜地方競馬コース＞に掲載されている今野騎手のインタビュー記事をご覧ください。有料サイトですので、もしよかったら。この場をお借りして、ちゃっかりコマーシャルさせていただきます。うまたせ＆ウマタセーヌネフェルメモリーに勝ってもらいたいという気持ちは変わらないし、ナイキハイグレードが勝っても嬉しい。ダービーって悩ましい！東京ダービーの出馬表（ＰＣ向けページ）＜追記＞ダービーウイーク第３弾ではなく、ダービーウイーク第４弾の誤りでした。ご指摘ありがとうございます！

2009年06月03日

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今日は門別でダービーだ！

ダービーウイーク２００９の第３弾は、ホッカイドウ競馬の北海優駿（ダービー）！舞台は門別競馬場です。５月20日にスタートしたばかりの門別グランシャリオナイターで行われる、初めてのダービーです。過去２年は旭川の1600ｍで施行された北海優駿。今年の北海優駿は、門別の2000ｍでございます。１冠目の北斗盃を制したサンサンヒカリと、３戦２勝のフーガ、そして北斗盃２着のアラベスクシーズが、人気を集めそうです。三つ巴の様相をていしております。個人的注目馬は、牝馬のビービールミナス。お父さんはブラックホーク。お母さんのメイセイプリマは、岩手が生んだ名馬・メイセイオペラの妹であります。鞍上は宇都宮競馬時代からダービー男として名を馳せた、山口竜一騎手です。まだ１勝しか挙げていないビービールミナス。厳しいかなー。でもヤマリュウなら。９頭のうち７頭が、門別ナイター初体験。波乱を期待してみます。北海優駿の出馬表（ＰＣ向けページ）いざ北海道。いざ馬産地！

2009年06月02日

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今日は盛岡のダービーだ！

ダービーウイーク２００９の第２弾は、盛岡競馬場で行われる岩手ダービーダイヤモンドカップ。１番人気に推されるのは、１冠目の阿九利黒賞を制したマヨノエンゼルでしょう。その400キロ前後の小さな体で、２冠馬に輝くのでしょうか。鞍上は小林俊彦騎手です。個人的注目馬は、牝馬のシルバーカテリーナ。２日連続でダービー牝馬が誕生するかもしれませんぞ。鞍上は菅原勲騎手です。おらが思うに。イサオはトスヒコより先に動くはずだ。んだんだ。そんでもって、岩手からハッピーなニュースが飛び込んでまいりました。昨日の盛岡第３レース。額のハートマークがキュートな岩手のアイドル・トレジャースマイルが、18戦目にして初勝利を挙げました！それも大楽勝でした☆ちなみに。岩手ダービーに出走するトキワノマツカゼは、トレジャースマイルと同じ村上昌幸厩舎に所属しています。トレジャースマイルは、幸せを運んできてくれる馬だ。という噂があります。トレジャースマイル自身が幸せをつかんだ（？）いま、トキワノマツカゼにも幸せのおすそわけがあるかも？岩手ダービーダイヤモンドカップの出馬表（ＰＣ向けページ）

2009年06月01日

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扇の舞姫ギオンゴールド、九州ダービー栄城賞を激勝！

九州ダービー栄城賞　（５月31日　佐賀競馬場　ダート2000ｍ　ＫＪ１）ダービーウイーク２００９の第１弾、九州ダービー栄城賞。ハナを切ったグレートトップガン＆山口勲が超のつくスローペースを演出するなか、圧倒的１番人気に支持されたギオンゴールド＆倉富隆一郎は内の３～４番手でレースを進める。２番人気パスカル＆鮫島克也は中団の位置取り。高知のグランシング＆中西達也は、パスカルを視野に入れつつ後方で待機。２周目の向こう正面、レースが動いた。ギオンゴールドが、外からまくってきたスウッシュに触発されて、後退しはじめた先行勢を内から抜き去って先頭に踊り出たのだ。時を同じくして、グランシングが内を通ってスルスルとポジションを上げてゆく。そして４コーナー、グランシングはあっという間に先頭に取り付いた。グランシングはギオンゴールドの内を突いた。直線。佐賀のギオンゴールドＶＳ高知のグランシングの激しい叩き合いに、大歓声が沸き起こる。ギオンゴールドか？それともグランシングか!?中島英峰アナウンサーの低音ボイスが、素晴らしいダービーを締めくくった。「栄の国の扇の舞姫、ついに栄城賞をも制しました！」扇の舞姫ことギオンゴールドが、高知からの刺客の追撃を振り切ったのだ。九州ダービー栄城賞の結果（ＰＣ向けページ）ダービー初制覇を果たした倉富騎手は、ギオンゴールドをこう言って称えました。「理想は２番手だったけど、内枠に入ったのであの位置取りになりました。だけど彼女は、どこからでも競馬ができる馬。器用な馬なんです。４コーナーでは内から来た馬がグランシングだとわからないほど、夢中で追っていました。外から差して来る馬がいるかもしれないし、とにかく一生懸命追いました。出入りの激しい難しいレースでしたが、彼女のおかげで勝つことができた。今日も器用な脚を使ってくれましたね」ギオンゴールドを管理する九日俊光調教師は、大役を果たして下馬した倉富騎手に、すぐさま抱きつきました。厩務員さんにも抱きついていました。あらゆる人に抱きついていました。むちゃくちゃ嬉しそうでした。単勝１．０倍という重圧から解き放たれた笑顔が、輝いていました。倉富騎手は、枠順の抽選に向かう九日調教師に、こう言ったそうです。「１枠だけは引かないでくださいね」倉富騎手が恐れていたのは、内枠が災いして、包まれて出られなくなってしまうこと。なのにあろうことか、ギオンゴールドは１枠１番に入ってしまいました。不安はほかにもありました。ギオンゴールドは輸送減りするタイプで、前走の荒尾ダービーにはマイナス11キロの馬体重で臨みました。だから今回は、「荒尾遠征で減った体重を戻すこと」が、大きなテーマだったそうです。「プラス19キロ」には、ちゃんと理由があったんですね。九日調教師いわく、11戦10勝のギオンゴールドは「かよわい乙女」だそうです。だからこそ、ちょっとしたことで体重が落ちてしまうのだとか。かよわい乙女のけなげな走り。高知からの刺客の激走。熱いダービーでした！

2009年05月31日

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今日は佐賀のダービーばい！

2006年に産声を上げた、地方競馬のダービーウイーク。この３年の間に生まれたダービー馬18頭のうち、牝馬はたった１頭だけ。牝馬がダービーを勝つって、やっぱり並大抵のことではないんですね。そんな貴重なダービー牝馬は、佐賀競馬場で生まれました。2007年に九州ダービー栄城賞を制した、ナンブラッキーワンです。さて、今年の栄城賞の大本命は？満場一致で、10戦９勝、２着１回のギオンゴールドでしょう。おおっ、牝馬じゃありませんかー！ギオンゴールドの鞍上を務めるのは、暴走族です。「ターフの暴走族　倉富隆一郎」いかした横断幕です。笑顔が素敵な倉富隆一郎騎手。怖くない暴走族です。昨夏はヴァンクルタテヤマでサマーチャンピオンを制覇！前走の荒尾ダービーを含めて、すでに重賞を４勝しているギオンゴールド。九州のダービーをふたつとも勝っちゃいますか!?ギオンゴールドを負かしたことがある唯一の馬・パスカルも気になります。パスカルの鞍上は、キングシャークこと鮫島克也騎手です。そんでもって。個人的注目馬は、はるばる高知からやってくるグランシング！グランシングは、高知の３歳でズバ抜けた存在。上位クラスの古馬も撃破しまくっています。古馬の重賞でも通用するんじゃないかというほどの魅力をかもし出しています。ギオンゴールドやパスカルに絡めて買うか。それとも思い切って単勝にぶちこむか。むっふっふ。何倍つくかな？九州ダービー栄城賞の出馬表（ＰＣ向けページ）

2009年05月31日

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九州名物・白くま（パフェバージョン）を食べながら

こんばんは。井上オークスです。私はいま、佐賀県鳥栖市内のホテルに潜伏しています。1泊3800円（土日祝特別価格）の宿を確保し、ホッとしている次第であります。がばいクリーミーな白くまパフェを食べながら、ブログを更新しています。てなわけで。今年もダービーＷｅｅｋを６日間連続でレポートさせていただきます。ふつつか者ですが、よろしくお願いいたします。今年のダービーＷｅｅｋは、佐賀→盛岡→門別→大井→姫路→名古屋の順番で繰り広げられます。名古屋まで無事にたどりつけますように～。ここで一句。寄る年波　今年でラスト　完全燃焼九州ダービー栄城賞については、日曜のお昼頃までに更新しますね。ＪＲＡのダービーに負けないぐらい、盛り上がっていきやしょうぜ！＜追伸その１＞明日発売のスポニチに、日本ダービーの予想コラムを書かせていただきました。よかったら読んでみてください。＜追伸その２＞毎週日曜日の午前３時～６時頃まで、楽天ブログのメンテナンスが行われるため、当ブログに３時間ほどアクセスできなくなります。ご了承ください。

2009年05月30日

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ダービーのあとさき

夏が終わった。忘れ物をしたような気分で過ごした夏だった。ダービーを通じて、競馬の魅力を伝えたい。なーんておこがましい下心を抱えて全国をうろうろしているうちに、自分自身がダービーに魅入られてしまった。ミイラ取りがミイラになったというか、オークスがダービー化したというか。ともかく、心をどこかに置き忘れてきたような夏だった。祭りが終わった淋しさから抜け出せずにいた。ふと気がついたら、高知へ向かっていた。長距離バスを降りて土佐の空気を吸ったとたん、心がふわりと軽くなった。てなわけで、今日は高知の黒潮菊花賞ぜよ！パッショネートキスが黒潮ダービーに続いて戴冠を果たすのか。それとも、黒潮皐月賞馬タケショウクィーンが２冠女王に輝くのか。個人的注目馬はヒカルヴィオーラ！そんでもって、盛岡の不来方賞では、岩手ダービー馬のゴールデンクリーク、リュウノツバサ、モエレハナオーの３強が激突。東海ダービー２着のノゾミカイザーも、はるばる名古屋から参戦する。また、福山３歳牝馬特別には、福山ダービー馬のサンディナナが出走する。ダービーはすべてのホースマンの夢だというけれど、ダービーはゴールではない。ダービーに向かって膨らんだ夢は、ダービーが終わったあとも続いてゆく。夢のあとさきを追いかけることに魅入られた人々がいるからこそ、競馬っちゅうもんは続いてきたのではないのだろうか。競馬にダービーに、そして馬券に魅入られた者は思う。競馬ラブやき、貧乏してもえいぞね～。「これからどんどん若手が伸びていって、ここでたくさんの騎手が2000勝を達成できるように、高知競馬がずっと続いてゆくように、どうかみなさん、ご声援よろしくお願いします！」～西川敏弘騎手、自身の2000勝達成セレモニーにて～

2008年09月07日

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最高の記念日

橋口浩二アナウンサーは、1994年から高知競馬を実況している。その声はレースを鮮やかに彩り、場内の温度を上昇させる。「しかし完全に先頭は２番のハーバータウンだ」砂上の出来事を細やかにすくいとり、絶妙のタイミングで馬や人にスポットライトを当てる。「西川敏弘、偉大なる通過点を今、突破！」桃色の勝負服が、先頭でゴールを駆け抜ける。「通算2000勝達成です！」男気あふれるひとりの騎手が、高知競馬史に大きな足跡を刻んだ。７月19日（土）、高知競馬場の第６レースを制した西川敏弘38歳。1987年に高知競馬場でデビューした西川騎手にとって通算12911戦目のレースであり、通算2000勝目の勝ち鞍であった。第６レースに騎乗のなかったジョッキーは、検量室の映りが良いほうのモニター前に自然と集まっていた。「よし！」「よし行け！」「この展開やったら西川さんが逃げ切るろう！」ゴールの瞬間は、歓声と拍手が沸き起こった。鞍や腹帯を抱えて検量室に戻ってきた西川騎手を、心のこもった拍手ととびきりの笑顔で迎える仲間たち。高知デビューの騎手として３人目の2000勝ジョッキーは、柔らかな笑顔で祝福に応えた。第７レース出走馬がパドックへ登場する前、早くも横断幕が貼り出されていた。「おめでとう　西川敏弘　２０００勝」この日のメインレースは、重賞のトレノ賞。高知の古馬オープンクラスはハイレベルだ。県外に遠征して活躍しているスペシャリストでさえ、負けることもある。そんな層の厚さを示すように、トレノ賞のゴール前は大混戦となった。そして。大外から脚を伸ばし、混戦を制したのは……ロマンタッチ＆別府真衣騎手だった。別府真衣騎手が、クビ差で重賞初制覇を果たしたのである。別府騎手は、「信じられません！」と言って、ひまわりのような笑顔を浮かべた。いやいやホントに、７月19日の高知競馬は暑くて熱くて濃厚だった。リーディングジョッキーＶＳ2000勝ジョッキーの火を噴くような叩き合いが繰り広げられた第９レースも、めちゃめちゃ見応えがあった。叩き合いを制した赤岡修次騎手は、通算1200勝を達成した。当の赤岡騎手は、パドックに貼り出された祝福の横断幕を見て、自身の通算勝利数を知ったという。さらに最終の第11レースでは、石本純也騎手が通算50勝を達成。怒涛のメモリアル連発デーであった。個人的にも、特別な１日だった。ひょんなことから、両親が高知競馬場にやって来たのだ。両親と一緒に競馬を観戦すること。娘がハマッている競馬というものを見せることが、私の密かな夢だった。はからずもその夢が叶って、とても嬉しかった。といっても、不安のほうが大きかった。賭け事と無縁の生活を送っているふたりが、競馬の楽しさを理解するのは難しいように思えた。ところが。母親はしょっぱなに買った馬券が当たったことに味をしめて、馬券検討に没頭していた。そして大敗を喫する自称・高知競馬通の娘を尻目に、プラス収支を計上して満面の笑み。「次はいつ来ようかな？」と、真顔で言っていた。父親は別府真衣騎手や森井美香騎手の活躍に驚愕＆感動し、炎天下をものともせずにパドックの最前列に陣取っていた。ふたりは２時間ほどで愛媛に帰る予定だったのに、結局は最終レースまでみっちり遊んでいた。そして高知の味覚を堪能して、愛媛へ帰っていった。両親を見送りながら、ふと思った。あんなに無邪気に笑う母親を、初めて見たかも。いや、そもそも「遊んでいるお母さん」を初めて見たかも。じんわりと喜びが込み上げてきた。ありがとう、高知競馬。競馬好きとして。娘として。2008年７月19日は、私にとって最高の１日でした。

2008年07月19日

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土佐の日曜市！

高知城から東に伸びる追手筋では、毎週日曜日に「日曜市」と呼ばれる街路市が開かれている。「日曜市」は、江戸時代から300年に渡って続いているという。一度行ってみたいな、と思っていた。だけど日曜日に高知へ来ると、頭の中が競馬に関する妄想でいっぱいになって、うっかり日曜市のことを忘れて競馬場へ直行してしまっていた。だから黒潮ダービー当日は気合いを入れてちぃと早起きして、謎の「日曜市」に行ってきたんです。日曜の追手筋に足を踏み入れたとたん、私は激しく後悔した。なんでもっと早く来なかったんだろう――。とれたての野菜、旬の果物、魚の干物、つけもの、植木、刃物、お菓子、衣類……ありとあらゆるものが並んでいて、見ているだけで楽しくなってくる。いやほんとまじでこれはやばい。めちゃめちゃ楽しい！高知競馬の語り部・橋口浩二アナウンサーおすすめの徳谷トマト。えっ、1箱18000円!?ホッ。１個なら100円やった。なにを隠そう、わしの一番の好物はトマトなのだ。だからトマトにはちょっとうるさいんですよ。なんてブツブツいいながら、キンキンに冷えた徳谷トマトをぱくり。……な、なんやこの甘さは～！果物？　いちご？　濃厚！　最高！　セイセイコウ！掘りたてイモ、安っ。しかも試食で1本まるまる食べさせてくれるなんて、太っ腹！高知名産のもちきび。もちもちのトウモロコシ。茹でたものも売ってます。野菜がなんだかでかいんです。オクラはオケラに効く？　そんなことはナスビ。ほんまもんの田舎すし。競馬場でお弁当的にいただきました。素朴でうまかった～。仁淀川でとれた天然アユもうまそうだった～。土佐の和菓子も売ってます。切れ味よさそな包丁も売ってます。つまりなんでも売ってます。日曜市は、４月から９月の間は午前５時から午後６時まで、10月から３月の間は午前６時から午後５時まで開かれている。１．３キロメートルに渡って露店が立ち並び、店の数はなんと約500店舗にも及ぶ。私は1時間ほど散策したが、１時間では全部のお店をチェックすることはできなかった。戦利品は徳谷トマト（1000円のパック）、爽やかな酸味と香りがたまらない小夏、極太きゅうり、甘酸っぱいヤマモモ、とれたて茹でたてのとうもろこし、田舎ずし、サツマイモで作った黒いかしわ餅、ｅｔｃ。テンション上がってついつい買いすぎてしもた。また、揚げたてのいも天――いも天もまた高知名物。日曜市でも大人気。ただし真夏の販売はお休み。だけど高知競馬場の売店では売ってます――も、ホクホクで絶品だった。一袋一気食いしている人もいた。パンパンの買い物袋を抱え、汗だくになりながら飲みほした“冷やしあめ”のうまかったこと。高知競馬のジョッキーのみなさんに、「日曜市ってめちゃめちゃ楽しいですね」と興奮気味に水を向けると、「日曜市!?　懐かしいな～ぜんぜん行ってないなあ～！」。日曜日のほとんどは競馬の開催日ですもんね。高知育ちのジョッキーは子供の頃、新鮮な農産物を買いにいく親御さんにくっついて日曜市に遊びに行っていたそうです。“冷やしあめ”を飲んだり、おやつを買ってもらったりしちょったらしい。日曜の高知は桃源郷ぜよ。日曜市。そして高知競馬。旬の味覚も旬の人馬も堪能できるぞね！日曜市ガイド　http://www.chiebank.com/gairoiti/pc/menu.asp日曜市は１月１日、２日と「よさこい祭り」の期間を除く日曜日に開催されている。※今年の８月10日はお休み

2008年07月13日

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土佐黒潮牧場で暮らす名馬たち

レジェンドハンター　1997年生まれ　牡馬デイリー杯３歳Ｓを制し、ＧＩの朝日杯３歳Ｓで２着に入った笠松の雄・レジェンドハンター。古馬になってからも全日本サラブレッドカップをはじめとする数々の重賞を制覇し、61戦26勝という戦績を残して、昨年12月に黒潮牧場にやってきました。レジェンドハンターはさっぱりとした性格で、非常に賢い馬。そして馬っ気が強く、セン馬でも追いかけてゆくくらい元気いっぱいだそうです。左目は黒々としているけれど、右目は白いところがちょこっと見えているレジェンドハンター。右から見た顔と左から見た顔が違うのが面白くて、じーっと見てしまいました。お昼のおやつを待っている表情が、めちゃめちゃ愛らしかったぜよ。ナムラコクオー　1991年生まれ　牡馬ラジオたんぱ杯３歳ステークス、シンザン記念、NHK杯、プロキオンS。中央競馬で４つの重賞を制したナムラコクオーは、ナリタブライアンの同期生。高知競馬に移籍後も脚部不安と戦いながら活躍し、47戦27勝という戦跡を刻んで、12年以上に渡る競走生活を引退しました。そして2005年の末から、黒潮牧場で第二の馬生を送っています。ナムラコクオーは馬との争いごとを起こすこともなく（“馬添いがよい”と言うのだそうです）、穏やかに暮らしています。生命力の強い馬。食道梗塞を起こした際は一生けんめい水を飲み、自力で治したそうです。張り場でユキコさんに体を洗ってもらったあと、扇風機の風を受けるコクオーは、げにまっこと幸せそうやった。オースミレパード　1991年生まれ　牡馬中央競馬から高知競馬に移籍してからも長きに渡って活躍し、最高齢出走記録や最高齢勝利記録を更新し続けてきたオースミレパード。しかし昨年11月に脚部を痛め、現役を引退しました。222戦33勝という偉大な戦績を残したレパードを待っていたのは、多くの競走馬がたどる運命でした。ところが……。馬を愛する人々の尽力によって、既に九州に渡っていたレパードが、黒潮牧場で余生を送ることになったのです。オースミレパードは芯がしっかりしている馬で、ときおり強情なところを見せるのだそうです。乗り運動のとき、ピタッと立ち止まったりしてたもんな～。でも、鞍上の森井美香騎手がチラリと見せ鞭をしたとたん、モリモリ歩き出したのが微笑ましかったぞね。ラガーチャンピオン　1990年生まれ　牡馬セントライト記念を制するなど、1993年のクラシック戦線を盛り上げたラガーチャンピオン。中央競馬から金沢へ、金沢から船橋へ移籍し、高知競馬場へたどり着きました。そして二十四万石賞を制するなど活躍し、61戦19勝の戦績をもって現役を引退。そんなラガーチャンピオンが黒潮牧場にやってきて、10年近くの月日が流れました。今年で18歳になりましたが、いまだ勢い衰えず。さっぱりした性格の好漢。豪の男。ツンツンしたたてがみや、鋭いまなざしがかっこいいラガーチャンピオン。“土佐のいごっそう”って、ラガーチャンピオンのような男性のことなのかな？動作が荒っぽいので怖がられがちだけど、ホントは怖くないそうですき。ミナミプレジャー　1993年生まれ　牡馬1995年、ホッカイドウ競馬の岩見沢競馬場でデビューしたミナミプレジャーはアラブ馬で、福山を経て高知へやってきました。成績を見ると、デビューして間もない宮川浩一騎手のお手馬だったようです。通算成績は96戦７勝。そんな無名の馬が黒潮牧場にやってくることになった経緯を、土佐黒潮牧場のホームページで知りました。１頭１頭の馬に、いろんなドラマがあるんだなあ……。人の気持ちを読み取るのが上手なミナミプレジャーは、赤ん坊でも乗れるぐらいおとなしい、賢い馬だそうです。自分の立場をわきまえちゅうらしい。ブルーシーズ　1986年生まれ　牡馬1995年。濱脇敬弘さんは、須崎市浦の内の海ぞいに黒潮牧場をこしらえました。それから現在に至るまで、濱脇さん一家がいとなむ「引退馬ための牧場」の歩みを見つめてきたのが、アラブのブルーシーズです。高知競馬で103戦32勝という成績を挙げたブルーシーズ。22歳にして毛艶ぴかぴかです。その穏やかな瞳は、幸せな時間を物語っているようです。濱脇さんは、「人を信頼し切っている馬」と言ってほほ笑みます。闖入者（私）が近づいても顔色ひとつ変えずに写真を撮らせてくれました。でも、馬に対しての闘争心はいまだに旺盛。数年前までは新入りの馬を威嚇しないと気がすまなかったそうです。濱脇さん一家はそれを“儀式”と呼んで笑っていました。黒潮牧場の大黒柱という自覚があるがやろうね。イブキラジョウモン　1992年生まれ　牡馬中央競馬のクラシック戦線で活躍したイブキラジョウモン。中日スポーツ杯４歳ステークスを制した怒涛の末脚に大きな期待がかけられていましたが、屈腱炎を発症してしまい、中央を離れて高知競馬へやってきました。しかし高知に在籍した４年の間に、出走がかなったのはわずか３回。苦しい競走生活だったのではないでしょうか。だけど12戦４勝の成績を残して引退した彼は、黒潮牧場という安住の地を得てのんびり暮らすことになりました。ラジョウモンはきれい好きで、床下のマスに溜まるように馬房の真ん中でおしっこをします。ボロも一ヶ所にきちっとまとめて。ラジョウモンの馬房は寝藁のとりかえが少なくて済み、経済的にも助かるとのことです。濱脇さんは、「モンはうちで一番行儀のええ子」って言うちょった。レガシークレスト　1994年生まれ　セン馬阪神障害ステークス（秋）を制するなど、障害競走で活躍したレガシークレスト。23戦４勝で競走生活を終えてからは静岡の乗馬クラブで働いていましたが、脚元の状態が悪くなってジャンプすることができなくなり、二度目の引退を余儀なくされました。しかし不思議な縁によって黒潮牧場へやってきてからというもの、“クレちゃん”と呼ばれてみんなに愛されています。蹄葉炎を患っていますが、現在はずいぶんよくなったとのこと。栗毛のグッドルッキングホース。太陽の光を受けて美しく輝くたてがみが、黒潮牧場を吹き抜ける風になびく様子にみとれてしまいました。可愛くてかっこよくて人懐っこい栗色のクレちゃんは、みんなの人気者ながよ。レットイットビー　1988年生まれ　セン馬かの有名なビートルズの曲名を授けられ、朝日チャレンジカップを制したレットイットビー。20戦５勝という戦績を刻んで競走生活を引退し、乗馬クラブを経て黒潮牧場にやってきました。濱脇さんいわく、レットイットビーは「芯が座っとる馬」。そして、怒る人・怒らない人――人を見分ける目を持っている馬だそうです。そういえば、調子に乗って近づいたら、パクッと噛みつかれそうになってしまいました。怒らない人間だと見抜かれてしまったのかも……。Ｌｅｔｉｔｂｅ、あるがままにいたい時間をじゃましてしまったのかも……。「いままで苦労してきた馬だから、のんびり長生きして欲しい」と、濱脇さんは言うちょったぜよ。エイシンガイモン　1993年生まれ　牡馬朝日杯３歳ステークスでバブルガムフェローの２着に入ったエイシンガイモン。古馬になってからも関谷記念連覇、セントウルステークス制覇など、中央競馬で長期に渡って活躍した名馬です。障害競走でも勝ち星を挙げ、笠松や高知でレースを走ったのちに、黒潮牧場の仲間入りを果たしました。エイシンガイモンはちょっぴりデンジャラスな馬で、馬房には「噛みます！」という看板が……。気の合わない馬が何頭かいて、濱脇さん一家は放牧地にも気を遣っています。といっても、手入れ中に悪さをすることはないし、曳き馬のときには誰が曳いても非常におとなしくしているのだそうです。“噛み癖がある”とうかがっていたのであまり近づかなかったのですが、あわてて撮った写真をまじまじ見てみると、やっぱり流石の面構えをしちゅう！リバーセキトバ　1990年生まれ　牡馬北側の放牧地の一番奥に、１頭の黒鹿毛が静かにたたずんでいました。彼の名はリバーセキトバ。1998年、第１回の黒船賞を制覇した名馬です。中央競馬、南関東、そして高知競馬の所属馬として全国各地の競馬場を渡り歩きながら刻んだ144戦18勝という戦歴は、いまも色あせることなく輝いています。リバーセキトバはいたって温厚な性格で、他の馬と喧嘩をすることもありません。エイシンガイモンとも仲良しなので、この日もガイモンの隣に放牧されていました。まるで仙人のような雰囲気を醸し出しているリバーセキトバ。だけど昨年の黒船賞当日、高知競馬場に凱旋してパドックを歩いたときには、自然と気合いが乗って凛々しいセキトバに変身したのだそうです。なめたらいかんぜよ、と言わんばかりに。土佐黒潮牧場のホームページ http://www5.ocn.ne.jp/~hihin/

2008年07月11日

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パルス高知に咲く一輪の花

高知優駿（黒潮ダービー）が終わった。パッショネートキスはむちゃくちゃ強かった。西川敏弘騎手の笑顔を堪能し、ダービーの余韻に浸っているうちに、日付が変わっていた。そして抜け殻の月曜日がやってきた。ダービーという祭りが終わったから？ダバダ火振を呑みすぎたから？大好きな高知を離れるのが寂しいから？栗焼酎・ダバダ火振。四万十川上流域でとれた栗を使用。素晴らしくまろやか抜け殻の心身をホテルで借りた自転車に乗せて、高知の街へ出る。そしてのろのろと、場外馬券売り場――パルス高知へ向かう。オッズパークグランプリ（福山競馬場）の馬券を買うために。あるいは、「売店の平田さん」に会うために。オッズパークグランプリに参戦したマリスブラッシュ（牡７、高知・田中譲二厩舎）えっちらおっちらと、パルス高知の階段をのぼる。売店の平田さん。売店の平田さん。売店の平田さん……。売店の平田さんのブログを読み始めて、半年ほどになるだろうか。行間にそこはことなく哀愁を漂わせる売店の平田さん。やさぐれ風味の売店の平田さん。連日に渡ってあくなき勝負を繰り広げている売店の平田さんに、どうしても会ってみたかった。そしてとうとう、売店の平田さんが生息している（とされている）パルス高知４階にたどりついた。どきどきしながらフロアに足を踏み入れると、カウンターの向こうに、華奢な女性が立っていた。そして呆然とする私に、にっこり笑いかけてくれたのである。たまげた。イメージとぜんぜん違う。恰幅のいい女性だと勝手に思い込んでいた。こんなに華奢で可憐な女性だったとは……！売店の平田さんや、高知競馬場で顔を合わせるおじさまがたと一緒にオッズパークグランプリを観戦した。マリスブラッシュが果敢に先行して、パルス高知４階は大いに盛り上がった。高知に転入してから初めての遠征で５着に粘るなんて凄いぜよ。マリスブラッシュとコンビを組む明神繁正騎手はガンダム好き笠松のマルヨスポットがレコード勝ちを果たした。わしの馬券は名古屋のキングスゾーンとマリスブラッシュの馬連が本線だったから外れてしまったが、たいへん見応えのあるレースだった。久々に「そのまま！」と叫べた。売店の平田さん特製のオムそばも、たいそう美味かった。「また遊びに来てくださいね」と言って、売店の平田さんは美しくほほ笑んだ。絶対、また来ます。ブログ、楽しみにしています。売店の平田さんは、癒し系の美女だった。パルス高知の４階は、むくつけき馬券オヤジのオアシスだった。おそるべし高知。売店の平田さん　http://www.keiba.or.jp/column/hirata/diary.cgi

2008年07月07日

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昭和の男に導かれ、パッショネートキス圧勝！

高知優駿（黒潮ダービー）　７月６日　高知競馬場　ダート1900ｍ梅雨のなごり雨に濡れたダートコースを舞台に、第36回高知優駿の幕が開いた。ハナを切ったのはグランドオーク＆宮川実。それをヒカルヴィオーラ＆赤岡修次が追いかける展開。この２頭が後続を引き離し、縦長のレースを演出する。１番人気に推されたパッショネートキスは３番手の位置取り。レースが動いたのは２周目３コーナー。パッショネートキス＆西川敏弘が、前をゆくグランドオークとヒカルヴィオーラを一気に交わして先頭に立ったのだ。パッショネートキスはみるみるうちに後続を引き離し、直線は完全に独走態勢。余力をたっぷり残して、先頭でゴールを駆け抜けた。２着はタケショウクィーン＆濱田達也で、３着にグランドオークが入った。高知優駿（黒潮ダービー）の結果パッショネートキスを管理する大関吉明調教師は、「展開も楽やったけど、やっぱり上のクラスで揉まれとるだけのことはあるね。今日は遊ばんと真面目に走ってくれたのが収穫。最近、少しは一生懸命走ってくれるようになったね」と、愛馬の精神的な成長ぶりに目を細めていました。大関調教師は昨年に続いて、黒潮ダービー連覇です。同じくダービー連覇を果たした西川敏弘騎手は、仲間から「次元の違う走りやったね」と祝福を受けていました。「最後は『追わなくても大丈夫だな』と思ったくらい余裕がありましたね。だいぶ真面目に走るようになってくれました」黒潮皐月賞馬・タケショウクィーンが、レース後半で脚を伸ばして２着に入りました。手綱を取った濱田達也騎手は、朗らかな笑顔を浮かべてタケショウクィーンを称えていました。「タケショウクィーンも頑張ってくれました。引っかかったりしないし、本当に乗りやすい馬ですよ」タケショウクィーンを管理する雑賀正光調教師は、「まあ、勝ったんと一緒や。濱田を褒めといちゃって」と言って、ワハハと笑っていました。この勝利で、2000勝まで「あと３勝」に迫った西川騎手。西川騎手は、唯一の「昭和デビューの高知生え抜き」だそうです。昭和の男の優しい笑顔。高知競馬の魅力は、まっこと底なしです。

2008年07月06日

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高知ジョッキーズ写真館

２度目のＷＳＪＳ出場を狙う赤岡修次騎手と、ナイトサンタンダーダイワグリーズで勝利を挙げた森井美香騎手よさこい踊りを愛する宮川浩一騎手（宮川兄）サーフィンを愛する宮川実騎手（宮川弟）悲願のレディースジョッキーズシリーズ制覇を狙う別府真衣騎手みんなの兄貴、西川敏弘騎手今年１月、高知の名物レース・新人王走覇戦を制した石本純也騎手笑顔が素敵な永森大智騎手(左)と、サウナに住んでいる西山裕貴騎手(右)おちゃめな男前、中西達也騎手会心の勝利にごきげんな笑顔を浮かべる目迫大輔騎手最終レースにめっぽう強い明神繁正騎手タケショウクィーンで黒潮皐月賞を制した濱田達也騎手（船橋競馬所属）24時間体制ではっちゃけている郷間勇太騎手（川崎競馬所属）クールに燃えるさすらいジョッキー、寺地誠一騎手（兵庫県競馬所属）結婚相手を探している上田将司騎手（復帰を待っています！）韓国・ソウル競馬場に長期遠征中の倉兼育康騎手

2008年07月06日

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日曜は黒潮ダービーぜよ！

７月６日、高知競馬場。第10レース、高知優駿（黒潮ダービー）。７月のダービーは、1900ｍの戦いでございます。昨年はスパイナルコードが圧勝しましたが、今年はなんだか混戦模様。そのせいか、どの馬の陣営もお色気むんむん（？）でした。しかし。「今年の３歳のなかでは、能力的にはあの馬が一番やろうね」と名前が挙がっていたのが、６枠６番のパッショネートキスでございます。パッショネートキス（牡３歳、大関吉明厩舎）大関吉明調教師はこう語ります。「能力を出し切れば勝って当然。ところがこの馬にはチャランポランなところがあって、ぜんぜん真面目に走ってない。だから格下の相手にコロッと負けたりする」一冠目の黒潮皐月賞では、２番手の位置取りでレースを進めるも、逃げ馬をなかなか捉えることができず、伏兵のタケショウクィーンやグランドオークに交わされて３着でした。「あれはバテたんじゃなくて、イヤになってソラを使ったから負けてしまった。とにかくこの馬に関しては、“機嫌よう走るかどうか”が一番の問題やね。力は抜きんでていると思うよ。ただ、少し夏負けの兆候が出ているのが気がかりやね」パッショネートキスの長所はどんなところですか？「“一生懸命走ったら、どれぐらい強いのかな”と思わせてくれるところが、ええところじゃないかな（笑）」鞍上を務める西川敏弘騎手も、「能力はうちの馬が一番持っちゅう。あとは真面目に走ってくれさえすれば、勝てると思います」と、パッショネートキスの精神的な成長に期待しているようです。スパイナルコードもまた大関厩舎の馬で、西川騎手を背に昨年の黒潮ダービーを制しました。大関＆西川のタッグが、ダブルダービー連覇を果たすのでしょうか。そして、１枠１番ヒカルヴィオーラも人気を集めそうです。地元の３歳馬には一度も負けたことがないんです。そんなヒカルヴィオーラの馬房を訪ねると……。ヒカルヴィオーラ（牝３歳、田中守厩舎）お昼寝タイムでした。田中守調教師は愛馬のキュートな寝姿に目を細めて、「まだ顔が子供やろ（笑）？」ホント、可愛らしいですね。「この馬はまだまだ子供っぽくてねえ。ゲートに入ろうとせんことがあるから、今回は先入れにしてもらう。水曜日に、修次が気合い入れの攻め馬をつけた。『もうすぐレースやぞ』ってわからせるために」小柄な牝馬だけに、馬体重が気になるのでは？「今回は少しはプラス体重で出れるやろうと思うんやけど、この時期は汗をかくけえね」ヒカルヴィオーラのセールスポイントは？「先行力があって、ガンガン引っかかって行くようなところがないのがええね。距離は持つと思う。兵庫チャンピオンシップ（４月29日、園田競馬場、ダート1870ｍ）のときぐらいのスタートを切ってくれたらなあ」ヒカルヴィオーラの鞍上を務める赤岡修次騎手は、調教師と同じくゲートのことを気にかけながらも、７年ぶりの黒潮ダービー制覇に懸ける意気込みを語ってくれました。「状態は悪くないと思います。1900ｍに近い距離を園田遠征で経験しているので、その経験を生かして頑張りたいですね！」タケショウクィーン（牝３歳、雑賀正光厩舎）黒潮皐月賞を制し、濱田達也騎手に初勝利を贈ったタケショウクィーン。同馬を管理する雑賀正光調教師は、“馬場や展開が向けば”と、控え目な感じでした。「九州ダービー栄城賞や関東オークスで強い馬と走ったけぇ、いくらか成長したと思う。距離も案外合うんじゃないかな？　４月頃から急に背が伸びたけど、体重が軽い馬だから、雨が降って馬場が締まったらチャンスだと思う。雨が降ると、みんなが先行しようとするからペースが速くなって、前が潰れたりするからね」後方一気を決めた黒潮皐月賞は不良馬場で、ペースが速くなりましたもんね。「でも、日曜日は晴れるみたいよ！」そう言ってワハハと笑った、金曜日の雑賀調教師。ところが土曜日、高知に雨が降ったんです。午後には降り止んだのですが、土曜のレースはすべて「不良」で行われました。レースの合間に、乗り役さんたちに「日曜は晴れそうだけど、馬場状態はダービーまでに回復しそうですか？」と訊ねてみると……。「いや、この競馬場は水はけが悪いけえ、明日もビシャビシャよ」「明日はかえって馬場が締まって、今日よりも時計が速くなるろう」それって、タケショウクィーンにとって絶好の舞台設定？船橋から武者修行に来ている濱田騎手は、「初勝利が重賞、２勝目も重賞」をダービーで成し遂げるのか!?そういえば――濱田騎手は土曜の最終レースで、ブービー人気の馬を２着に持ってきました。といっても、悔しい悔しいハナ差の２着。悔しいハナ差負けが、「初勝利が重賞、２勝目も重賞、しかも２冠制覇」というどえらいサプライズに繋がるのでしょうか。濱田騎手は、初勝利だけでなく佐賀遠征をプレゼントしてくれたタケショウクィーンのことが愛しくてたまらないようです。「黒潮皐月賞のときよりも、体が大きくなってきているんですよ。ダービーを勝ちたいです！」グランドオーク（牡３歳、別府真司厩舎）グランドオークがすごく気になります。なぜなら私はオークスだから。それはさておき、いつも豪快な別府真司調教師（別府真衣騎手のお父さん）は、「まだ子供なところがあるけ、揉まれると脆い。砂を被らないように、宮川実くんには『必ず先行するように』と指示します」と言って、豪快に笑っていました。テン乗りで鞍上を務める宮川実騎手、意気込みを語ってください！「頑張ります」それだけかい！ユウターエデン（牝３、田中譲二厩舎）田中譲二調教師が予想紙を見て、「無印か～。ばかにしとるな～」と満面の笑みを浮かべて憤慨（？）していた、ユウターエデンも気になります。「今まで乗っていた西川が前走（１着）のあと、『この馬、力つけてきた』ってゆうちょった。1900ｍやし、後ろでジーッとしとったらチャンスがあるかもよ。なあユタちゃん？」高知に来て２連勝中のエムテイミニヨン（牝３、炭田健二厩舎）も気になります。中西達也騎手（男38歳）高知競馬が誇る男前ジョッキー、中西達也騎手が跨るし。中西騎手は、土曜日の「明日はダービー特別」を勝ったし。気になる馬がこじゃんとおるき。ダービー前夜は悩ましいぞね。ちなみに、わしが協賛する第７レースの「高知旅打ちＳＰ特別」の“ＳＰ”は、「スペシャル」の略と見せかけて、実は「スペシャリスト」の略なんです。スペシャリストは高知の一番馬であり、金欠のわしを助けてくれた恩馬だから。我ながらおしゃれな愛情表現やと、うふうふしながら協賛を申し込んだ次第です。そしたらはからずも、第９レースの「ルビー特別」にスペシャリストの名が！ずっと遠征が続いていたスペシャリスト。半年ぶりに地元で走る日に居合わせられるなんて、ツイちゅうがよ。よし。日曜は早起きやき、もう寝るぞね。日曜市にも行くきね。ほいたら、またね。七夕の短冊に託すそれぞれの願い

2008年07月05日

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明日は明日の風が吹くぜよ

宮川実騎手（左）と、赤岡修次騎手（右）こんばんは。オークスです。エスケープハッチもスパイナルコードも快勝しました！私の馬券は惨敗でした！とにもかくにも、明日はいよいよ高知優駿（黒潮ダービー）。ダービー出走馬については、今日の夜か明日の朝までに更新します。また、毎週日曜日の午前３時～６時頃まで、楽天ブログのメンテナンスが行われるため、当ブログに３時間ほどアクセスできなくなります。ご了承ください。＜お詫びです＞明日のモー展ジャックは「10時15分から」とお伝えしていましたが、「10時35分から」の誤りです。お詫びして訂正申し上げます。モーニング展望。及び、高知競馬ライブ中継

2008年07月05日

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ある日の高知競馬場

「あれはちょうど１年前。黒潮ダービーを圧勝したぜよ」昨年の二冠馬スパイナルコードが、物想いにふけっているようです。調教に励む宮川浩一騎手。浩一騎手って、ジャニーズの「嵐」っていうグループのナントカっていう人に似てますよね？「あっ、何度か言われたことがあります。それより“金子貴俊に似とる”って言われるけど（笑）」なるほど！　いや、浩一騎手はオカマっぽくないけど……。とにかくイケメンですよね。「そんなことないですよ～。高知の騎手はイケメンが多いですよね。僕の弟（宮川実騎手）とかもけっこういいんじゃないですか？　僕的には、中西達也さんが一番イケメンやと思います。（赤岡）修次さんもかっこいいけど……（笑）」イケメンで三枚目キャラで謙虚（？）な浩一騎手でした。「なんか変な人が来ちゅう」「うちらの写真撮りゆうね」黒潮皐月賞馬・タケショウクィーン（左）と、仲良しのソリダリティ（右）。川崎から武者修行に来ている郷間勇太騎手が、午後の厩舎作業に励んでいます。郷間騎手はターゲットラインで黒潮ダービーに騎乗します。「見せ場を作りたいです！」金曜の夕方は、みなさん専門誌にくびったけ。兵庫から期間限定騎乗に来ている寺地誠一騎手（左）も、食い入るように読んでいました。白いタオルがよく似合う永森大智騎手は、ユウターエデンとコンビを組んで黒潮ダービーに臨みます。「状態がよさそうなんで、頑張りたいですね！」笠松から武者修行に来ている目迫大輔騎手。最近ぐんと勝ち鞍が伸びました。そのせいでしょうか、笑顔が輝いています。笠松に戻ってからの活躍も楽しみだな～。あっ。ぶさかわいい……。

2008年07月05日

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＜春夏限定＞土曜は“夕焼けいば”やりゆうよ！

本日快晴チャリンコ日和。ウキウキキコキコ自転車こいで、高知競馬場に行ってまいりました。早朝からの調教、お疲れさまです高知優駿（黒潮ダービー）出走馬に関する情報はのちほど、少なくともスタートまでにはお伝えします。日曜日のダービーはもちろんのこと、あす土曜日のレースもすごく面白そうです。高知の名馬が出走したり、謎の協賛レースがあったり、謎のライターが「モーニング展望。」をジャックしたり、カアナパリ！第５レース（15：10発走）の「まもなく2000特別」には、通算52勝のエスケープハッチが、あと７勝で通算2000勝に到達する西川敏弘騎手とコンビを組んで出走！田中譲二調教師「ハッチは俺の子供です」西川敏弘騎手「騎手会長の西川です。なんで勝負服をピンクにしたがやろう……」第６レース（15：40発走）の「明日はダービー特別」は、南国ホースパーク→ゆず庵→高知駅を歩いたことを地元の人に自慢したくてしょうがないライターの協賛レース。そして第10レース（17：55発走）の「文月特別」には、昨年の黒潮ダービー馬・スパイナルコードが登場。鞍上は高知で最もピンクが似合う男です。西川敏弘騎手「わしで遊びゆうが？」大関吉明調教師「スパイナルコードは、いずれ高知のオープンを勝つと思う」そんでもって、私は土日のモーニング展望。通称・モー展。をジャックします。モー展。とは？第１レース発走時刻の約１時間前、高知競馬の騎手やトラックマンさんが出演し、レース直前情報から彼女いない歴まで、幅広いトークを繰り広げる30分番組です。インタビュアーは橋口浩二アナウンサー。鷹野宏史騎手も出演していました「モー展。に出てみたい！」というオークスの駄々を、高知競馬さんが快諾してくださいました。多謝！しかも、普段は30分番組なのに、約34分の特別番組になっちゃうんです！地方競馬インターネット中継や、楽天競馬のライブ中継（こちらは会員登録が必要です）ｅｔｃで、本来の放送開始時刻の４分２秒ほど前から番組をスタートしてくださるんです。７月５日（土）は、12時15分過ぎにジャックします。７月６日（日）は、10時35分過ぎにジャックします。が、高知ケーブルテレビで高知競馬をお楽しみのみなさんには、お目にかかることができません。寂しいのでご自宅にうかがいます。うそです。つまらないことを言ってすいません！いやいやいやいやいや。楽しみなことがてんこ盛りで、腋の下から汗がにじんできました。モー展で喋るネタを先に考えるべきか。それとも黒潮ダービー出走馬情報を一刻も早くまとめるべきか。迷いゆう。迷いゆうき。迷っちゅうき。迷っちゅう。迷っちゅうぜよ。どれが正解なんでしょう。なにが正しいのでしょう。正しい土佐弁を喋りたいです。テンションが上がりすぎて、ちぃとおかしくなっています。とりあえず、にゃお吉さんのブログを読んで落ち着こうと思います。って、逆に入れ込んじゃったりしちゃったりして！～高知競馬を100倍楽しみたい人へのおすすめページ～地方競馬インターネット中継（高知） http://nar.chihoukeiba.jp/Kochi　※ＰＣのみにゃお吉の高知競馬☆応援写真日記＋α http://nyaokichi.exblog.jp/モー展。通信 http://www.keiba.or.jp/column/morning/diary.cgi田中守調教師をはむはむするトカチホール

2008年07月04日

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れストランゆず庵

2008年７月２日。夜の高知県南国市。南国ホースパークを出て20分ほど歩いただろうか、「ゆず庵」の看板が視界に飛び込んできた。そういえば腹ぺこだ。寄っていこう。な、なんだか怪しいお店だなあ……。くじらの後ろに坂本龍馬さんが……。うっかりカオスに足を踏み入れてしまったようです。激しく混乱しながらも、いたって普通な感じの店員さんたちが優しいほほえみで迎えてくれたことに勇気づけられて、はしっこの席に座った。平静をよそおって、テーブルの上に置いてある高知新聞を開く。するとそれはメニュー表だった。「いらんてんごのかわセット」「びちくるばあうまいセット」「ちっとのときのセット」「げにまっことようできちゅうセット」「なめたらいかんぜよ。定食」「スイカ定食」「うどんパフェ」平静をよそおって、オムライス＋サラダ＋汁＋豆腐の「やりゆうよセット」を注文する。大丈夫。味に期待はしていない。って、めちゃめちゃウマいやんか！だまされた！　金返せ！いやいや本当に美味しかった。このオムライスには、地元産のマッシュルームや四万十川の地鶏が使用されているらしい。そして、水にやたらとこだわっているらしい。そういえばお冷やも美味しかった。すごく満足して、キツネにつままれたような心地で、ゆず庵をあとにした。次に来たときは、店の外に置いてある猫バスをはじめとする怪しげな物件たちを検証してみよう。高知駅からゆず庵まで、車を使えば30分くらいでたどりつけると思う。南国インターのすぐそばにあるようだから、県外からも行きやすいはずだ。高知に３泊ばあする予定で、免許を持っちゅう人は、レンタカーを借りるとえいと思うがよ。わしは免許を持っとらんき、レンタカーは借りれんけど。でも、徒歩＋ホテルで借りた自転車で動くのも楽しいきね。でも、ゆず庵から高知駅まで歩くと筋肉痛になるき。そうそう、帰り道で変な看板を見つけました。「カステラは売っていません　ＣＡＲ　ＰＡＲＣＯ　ながさきや」Ｐ．Ｓ．南国ホースパークは、ＪＲ後免駅からタクシーでワンメーターのところにあります。言いそびれていていました。後免。ごめんなさい。

2008年07月03日

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おんちゃんの話

昨日の夕方、高知県南国市にある家族経営の乗馬クラブ・南国ホースパークに行ってきました。晴れた日は学校や仕事帰りの会員さんたちが乗馬を楽しんでいる時間帯ですが、昨日の高知は雨模様。訪問者は私ひとりでした。雨が降っているから体験乗馬はできないな、ざんねんだな～と思いつつ足を運んだのですが、ご家族と一緒にクラブをいとなむ伊尾木舜祐さん――おんちゃん（土佐弁で“おじさん”のこと）とお話したり馬を見たりしているうちに、気がついたらとっぷり陽が暮れていました。３時間以上も長居してしまったのです（すいません……）。馬房におじゃますると、オノゾミドオリ――ハルウララの弟がまったりしていました。北海道でデビューしたオノゾミドオリは、兵庫や高知でも活躍し、２年前の５月に南国ホースパークにやってきました。顔立ちはお姉さんに似ているような気がするけれど、オノゾミドオリはおとなしい。かわいらしい男の子です。オノゾミドオリは前脚の状態が思わしくないため、乗用馬としてではなく、一口馬主さんたちの支えによって暮らしています。昨年の秋のことです。オノゾミドオリの脚の状態が、ひどく悪化してしまいました。このままでは、もうすぐ立っていられなくなってしまう。それは生命の危機を意味していました。おんちゃん一家は悩みました。――これ以上苦しい思いをさせるなら……。オノゾミドオリがホースパークを出ることが決まりました。苦渋の決断でした。ところが……。馬運車が迎えに来る日の朝、おんちゃんの奥さんが投稿した文章が、高知新聞に掲載されたのです。“ハルウララの弟に会いたい方がいたら”それは「オノゾミドオリが自力で立っていられるうちに、会いに来てあげてください」という内容の記事でした。それを知ったおんちゃんは、馬運車の会社に断りの電話を入れました。やがて奥さんの投稿を読んだ人々が次々にホースパークを訪れ、オノゾミドオリをいたわりました。すると不思議なことに、立っているのがやっとだったオノゾミドオリが、だんだん元気を取り戻し、放牧地を走りはじめたのです。みんなの気持ちが、脚の痛みを癒したのでしょうか。オノゾミドオリの脚の状態は「良くなったり悪くなったり」の繰り返しですが、今も南国ホースパークで、みんなの愛情に包まれています。158戦35勝という戦績を残し、今年の５月に引退したウォーターダグも、元気に飼い葉を食んでいました。かわいらしいちょんまげを結って。1998年に高知競馬場でデビューしたウォーターダグは、グランプリレースの高知県知事賞を３度も制覇するなど、数々の重賞を制しています。そして10年近くに渡ってレースを走り続けました。ラストランのときには、スタンドから暖かい拍手が起こったそうです。オノゾミドオリと同じように、ウォーターダグの一口馬主も募集されています。ウォーターダグは南国ホースパークにやってきたときからメチャメチャおとなしくて、おんちゃんのお孫さん（６歳になったばかり）が曳き運動をして遊んでいるのだとか。その様子を、ビデオで見せていただきました。……うそ～！……マジですか!?おんちゃんも驚いているそうです。「いままで大事に大事にされて、まっこと可愛がられちょったんやろうね」南国ホースパークの乗馬会員さんたちの年齢層は、とても幅広いそうです。馬が好きで好きでたまらない小学1年生の女の子。土佐弁ペラペラの外国人。ホースパークに通い、やがて装蹄師になった女性。おんちゃんを含めた、60代以上のメンバーによる会合・糖尿サミット。「職人をしていた頃は、あんまり人と喋ることもなかった。でも、ここを始めてからは、うんと喋るようになった。馬を通じて、人と喋りゆう」馬好きが高じてホースパークを作ったおんちゃんは、そう言って笑います。会員さんたちも、「おんちゃんが無口なんて、想像つかん」と笑うのだそうです。

2008年07月03日

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ジョッキーからメッセージ！

７月６日の日曜日は、黒潮ダービー（高知優駿）です！アッ。アア～ッ。最後の最後で噛んだのはだれや～！高知のリーディングジョッキーや～！黒潮ダービーの馬券は、南関東の競馬場（大井、川崎、船橋、浦和）や、全国各地の場外売り場（ニュートラック、オフト、オープス、三条場外、益田場外）でも発売されます。そんなわけで。「高知のダービーをお楽しみください！」と、世界の赤岡騎手がビシッと締めくくるはずでした～。

2008年07月02日

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高知ジョッキーズサイン会　ｉｎ　ピアース升形店！

別府真衣騎手「サイン会なんて、ちょっと恥ずかしいですよ～」森井美香騎手「雨が降りよるし、お客さん来てくれるかなあ？」赤岡修次騎手「まあ、なんとかなるろう（赤岡スマイル）」西川敏弘騎手「騎手会長の西川です。若いときはピンクも似合ったんじゃ」楽天競馬さんのうちわにサインします♪女の子ふたりみたいに可愛いサインが書けたらええがやけど……。むむむむむ……。いえ～い☆はい、チーズ！　ん？　目線がばらばら！？まいーご、いつのまに……！まっさか～☆サイン会の偵察（？）に来た中西達也騎手の息子さんでした！※50％はフィクションです

2008年07月02日

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幸福な瞳

土佐黒潮牧場が生まれて13年。幸福な時間のすべてを見つめてきたアラブ、ブルーシーズの瞳。黒潮牧場の余韻に包まれて、おだやかな夜を過ごしている。どうしたら想いを言葉に浮かべることができるだろうか、と考えている。この気持ちは、スペシャリストがオグリキャップ記念を勝ったときに似ている。あのときはスペシャリストが勝ったこと、そして馬券が当たったことが、スペシャリストファンとしてギャンブラーとして嬉しかった。ところが今日は、馬を見ているだけで幸せだった。瞳を閉じれば、馬と人の幸福ないとなみが浮かんでくる。緑に囲まれた放牧地。爽やかな風が吹き抜ける馬房。競走生活を引退した馬たちの、のんびりとしたたたずまい。スタッフのみなさんの、馬に対する深い愛情。この幸せを支えている、馬を愛する会員さんたちの存在。みんながみんなを必要としている。いつくしみあって生きている。濱脇敬弘さんは、５年に渡って高知県内の土地を探し歩いて、須崎市浦の内に黒潮牧場をこしらえた。濱脇さんはこう言って笑う。「ここにいる馬たちは、私にとってはみんな名馬です」Ｐ．Ｓ　黒潮牧場で暮らす11頭の馬たちのことは、追って更新します。

2008年07月01日

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黒潮スマイルオリーブ娘

1993年のセントライト記念を制したラガーチャンピオン。鞍上は森井美香騎手です。森井騎手は週に１度、黒潮牧場に足を運んでいるそうです。悠々自適の生活を送っている引退馬たちに、乗り運動という適度なエクササイズをプレゼントしています。本日の森井騎手はステッキを持参。引退して間もない（半年）のオースミレパードがマイペースぶりを発揮して時おり立ち止まってしまうため、“見せ鞭”をほどこすべくステッキを持ってきたそうです。その効果はてきめんで、昼下がりのレパードさんはもりもり歩いていました。「基本馬術は得意じゃないから、とても勉強になります」そう言って朗らかにほほ笑む森井騎手。競馬場で顔を合わせると、いつも笑顔を返してくれます。フッと心をほぐしてくれるような笑顔です。素敵な笑顔は、故郷の小豆島ではぐくまれたのでしょうか。誰もが認める努力家。高知競馬の人々は、「美香はまっこと頑張り屋さんぜよ」と口をそろえます。その笑顔や努力は、高知競馬を明るく照らしています。

2008年07月01日

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赤岡修次騎手のイチオシ、鰹のタタキ！

高知競馬のリーディングジョッキー、赤岡修次騎手。今年もリーディングトップをひた走っている赤岡騎手の日課は、「インターネットでよその競馬場のレースをチェックすること」。１日30レースぐらい見ているのだそうです！昨年のスーパージョッキーズトライアル（略してＳＪＴ）で優勝を飾ったり、ワールドスーパージョッキーズシリーズ（阪神競馬場）で３位入賞を果たしたり、高知の一番馬・スペシャリストと共にオグリキャップ記念（笠松競馬場）や西日本グランプリ（福山競馬場）を制するなど、遠征先でも大活躍しています。活躍の理由のひとつに、「とびきりの研究心」があるのではないでしょうか。そんな赤岡騎手に、おすすめの土佐名物をうかがいました。すると。「やっぱり、鰹のタタキと刺身ですね。高知でしか味わえない美味しさだと思います！　タタキは、ぜひニンニクと一緒に食べてみてください」ラジャー！というわけで、居酒屋さんで鰹のタタキを食べてきました。肉厚のタタキに、ニンニクとタマネギとネギを乗せて……。ポン酢タレに浸してがぶり。うまい。うまいぜよ！鰹のタタキは、土佐のリーディングフードや～！

2008年06月30日

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精も根も尽き果てて

アンパンマン仕様の「南風」に揺られて四国上陸23時前、無事に高知駅に到着しました。しかし。歩けども歩けどもホテルにたどり着けません。大荷物を引きずる右腕が痺れて辛抱たまらなくなったので、代行運転の営業所に駆け込んで道案内してもらったところ（優しいおっちゃんでした、ありがとう）、めちゃめちゃ駅の近くでした。地図の見方をしこたま間違えていました。「“高知駅から徒歩１分”だなんて、うそつきホテルに引っかかったわ！」とか思ってしまってごめんなさい。お腹が空きました。でも、ごはんを食べに行く気力がありません。だからチェックインした部屋で、ずるずるとカップ麺を啜りました。こ、こんなはずでは……。勝つときはすべてが上手くいったとき。上手く行かなかったときは負ける。今日のオークスはすべてが上手く行かなかった。今日は負けです完敗です。おやすみなさい。

2008年06月29日

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哀しみの手荷物預かり所

こんばんは。井上オークスです。みなさんいかがお過ごしですか。私は阪急梅田駅前発の“よさこい号”に。18時ちょうどの“よさこい号”に。大阪から高知まで6000円で行ける“よさこい号”に。乗り遅れました。ガビーン。最終レース終了後、阪神競馬場の手荷物預かり所に長蛇の列が出来ているのを見た瞬間、血の気が引きました。ＧＩデーを、春のグランプリをナメてました。預けてあった大荷物を受け取るや大急ぎで競馬場を飛び出し、仁川駅へ通じるオケラ街道の大混雑を目の当たりにした瞬間、“よさこい号”に乗ることを諦めました。なにもかもイヤになりました。それでもしぶとく気を取り直して、新幹線＋特急で高知を目指すことにしました。いいもん。線路が好きなんだもん。そんなわけで。いろいろあったけど。ともかく高知に向かってます。今は、高知行きの特急「南風」に揺られちゅうところぜよ。　あ～わたし～の～こ～いは～　みな～みの～かぜにのって～18時ちょうどの狩人じゃなくて、珊瑚礁の聖子ちゃんです。おっ、瀬戸大橋に入った！　　　　　　　　　　　　　い　っ　て　き　ま　～　す　！

2008年06月29日

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宝塚が終わったら、黒潮ダービーウィーク！

2007年の黒潮ダービー馬・スパイナルコードこんばんは。井上オークスです。明日は宝塚記念ですね。みなさんの夢はどの馬ですか？私の夢は……明日のスポニチに掲載されるコラムを、ぜひご覧ください！と、思いっきり宣伝してみました。そして。私は明日、18時ちょうどの“よさこい号”で旅立ちます。行き先は高知ぜよ！てなわけで、７月６日（日）の黒潮ダービー（高知優駿）までの１週間、土佐の味覚をたらふく味わったり、海を見たり、牧場へ遊びに行ったりしようと思っています。赤岡修次騎手、西川敏弘騎手、別府真衣騎手、森井美香騎手という豪華メンバーによって繰り広げられるサイン会（７月２日の11時半より、高知市内のピアース升形店というスーパーにて開催）にも行ってきまっせ。黒潮ダービー情報と併せて、当ブログになんでもかんでもアップする予定です。楽しみや～！ただし。宝塚記念の結果次第では、フトコロがヒジョーに心細くなってしまいます。バカンスのつもりが傷心旅行になってしまうのか。美味しい鰹は食べられるのか。期待と不安に翻弄されながら、京都の夜は更けてゆくのであります。嗚呼！

2008年06月28日

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帝王賞４着は戴冠への布石！

昨夜の帝王賞。フリオーソの逃げ切り。鮮やかでした！戸崎圭太騎手の勢いは凄いですね。フリオーソを管理する船橋のドン・川島正行調教師によると、「最大目標は来年のドバイワールドカップ」だそうです。2007年の東京ダービー２着馬であり、ジャパンダートダービー馬であるフリオーソがドバイを目指すだなんて……早くも興奮してしまいます。帝王賞のパドックを見ていて、2007年の東海ダービー馬・マルヨフェニックスの落ち着きぶりに驚きました。昨年のジャパンダートダービーのパドックでは異様に発汗していて、素人目にもわかるくらいに入れ込んでいたのに。堂々たるレースぶりにも驚きました。直線の入り口では、マルヨフェニックスが勝つんか!?と色めき立ちました。デビュー戦からずっとコンビを組んでいる尾島徹騎手も、たしかな手ごたえを掴んだようです。「今までより落ち着いていたので、いい競馬ができるんじゃないかと思っていたんですよ。４コーナーでは夢を見ました（笑）。成長してくれていることがわかってよかったです」結果は４着でしたが、先々の夢が広がる走りでありました。2006年の兵庫ダービー馬・チャンストウライは内枠が裏目に出たのか、前の馬が壁になったことが響いて６着。下原理騎手の悔しそうな表情が印象的でした。そういえば――昨年の帝王賞で、チャンストウライは４着に入ったんですよね。その後も好走を続け、佐賀記念で交流重賞初制覇。マルヨフェニックスも、いずれ大きいところを獲るに違いない！地方競馬のトップホースも、笠松の一番馬も、兵庫の一番馬もダービーＷｅｅｋ組。なんだか嬉しいです。余談ですが、今年の帝王賞には思い入れのある馬がたくさん出走していて、あの馬もこの馬もと買い足しているうちに、財布がパンパンになってしまいました。単勝やら馬単やら３連単やら。ダービー馬馬券やら園田馬券やら。ダービーＷｅｅｋ組のみならず、コウエイノホシやアルドラゴンやボンネビルレコードにも頑張ってほしかったし。そんなわけで、ものすごいトリガミでした。ま、いっか。宝塚記念をスパッと当てて、軽やかにバカンス競馬に旅立つんやきね。

2008年06月26日

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ユキチャンに萌えながら

こんばんは。井上関東オークスです。いや～、昨夜のユキチャンはめちゃめちゃ強かったですね！私は恥ずかしながら、ユキチャンのことを「人気先行馬」だと思っていました。人気を背負ってくれて、単勝派としては超オイシイわあ～、とまで思っていました。とんだ勘違いでした。本当にすいませんでした。2008年関東オークス馬・ユキチャン。かわいくて強い！さて。６月25日は帝王賞。29日は宝塚記念。大一番が続きますね。帝王賞や宝塚記念のみならず、全国各地で重賞がめじろおしです。本日は旭川競馬場で北海道スプリントカップが行われます（３歳牝馬のラブストレングスを狙ってみます。51キロの軽ハンデを生かしてがんばれ～）。６月22日（日）は、みちのく大賞典（盛岡）と福山チャンピオンシップ（福山）と旭川記念（ばんえい帯広）。６月25日（水）は九州王冠（荒尾）。６月26日（木）はフロイラインC（旭川）。そして７月９日（水）は、全国各地のダービー馬が大井競馬場に集結し、しのぎを削るジャパンダートダービー！ジャパンダートダービーにどの馬が参戦してくるのかを考えていると……ああっ。興奮してきた～。ユキチャンも出るのか？　出るとしたらえらいこっちゃ～！と、早くも入れ込みモードでございます。～ここから100％私事です～そう。あたしって入れ込みすぎちゃうの。だからダービーＷｅｅｋという祭りが終わったとたんに腑抜けになっちゃった。でがらしのダービーウィーカーは、小汚い四畳半のすみっこで体育座りをしながら、とりとめのない物思いにふけっていた。宝塚記念が終わったあたりで、ちょこっと肩の力を抜いておきたいな。「遠野馬の里」で英気を養っている岩手のアイドル・トレジャースマイルのように、短期放牧でリフレッシュしたいな～。ごはんやお酒が美味しくて、空が広くて青くて緑いっぱいで、馬がたくさんいる場所でゆっくり過ごしたいなあ……。なんてことを考えながら、パラパラと手帳をめくる。そして７月のページを開いた瞬間、私はハッとした。ＯＨ！　まだダービーが残っとるやないか～！それも、ごはんやお酒が美味しくて、空が広くて青くて緑いっぱいで牧場もある土地で行われるダービーが！私はこうして腑抜け状態から立ち直りました。そしてバカンス競馬の計画を立てながらニヤニヤしているのであります。つづく。本橋孝太騎手を背に関東オークスに挑んだタケショウクィーン

2008年06月19日

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ヒシウォーシイ、ハナ差で東海ダービーをもぎ取る！

東海ダービー（６月６日　名古屋競馬場　ダート1900ｍ　ＳＰ１）2008年のダービーＷｅｅｋを締めくくる東海ダービーのゲートが開いた。ハナを切ったのは復活を狙うサチコゴージャス。２番手にグラスゴーロック、３番手にヒシウォーシイがつけた。１番人気クロスウォーターは後方待機策の構えで、じっと脚を溜めている。向こう正面までは淡々と流れたが、３コーナー手前でグラスゴーロックがずるずると後退。それと同時にサチコゴージャスとヒシウォーシイが後続との差を一気に開いてゆく。内を通って先頭をゆくサチコゴージャスの鞍上・丸野勝虎の手綱は持ったまま。外から迫るヒシウォーシイの鞍上・岡部誠の手綱は激しく動いている。そして４コーナー、サチコゴージャスはヒシウォーシイを振り切って、余力十分の手応えで直線に入った。ところが……。残り50ｍ地点。距離の壁にはね返されたか、サチコゴージャスの脚色が急速に衰える。そのときを待ち構えていたかのように、ノゾミカイザー、クロスウォーター、そして併せる形になったことで盛り返してきたヒシウォーシイがサチコゴージャスを抜き去って、３頭横一線でゴールに飛び込んだ。最後の最後で大接戦。一体どの馬が東海ダービーを制したのか？「わからん！」上がってきた岡部の声が響いた。しかし長い写真判定の末、ヒシウォーシイがハナ差で勝利をもぎとったことが明らかとなり、関係者の笑顔が咲き乱れたのであった。東海ダービーの結果劇的な勝利でダービージョッキーの称号を手に入れた岡部誠騎手は、まだ信じられないという感じの表情を浮かべていました。「サチコゴージャスの手応えがよかったので『届くかな？』と思いましたが、よく頑張ってくれましたね。普段はハナ差でも勝ったかどうかわかるんですけど、今日はわからなかった。ダービージョッキーになることができて、とても嬉しいです」ヒシウォーシイを管理する川西毅調教師は、「気性が素直で、真面目に走る馬なんですよ。直線ではよく諦めずに伸びてくれましたよね。正直言って、４コーナーで一度は諦めたんですよ。なんだか信じられないですね。もし同じメンバーでもう一度走ったら着順が変わるんじゃないでしょうか。それぐらい力が拮抗していると思います。『ダービーに出たかった』という佐藤友則君（笠松）の言葉を聞いて、ダービーというレースの重みを実感しました。参加できるだけで光栄なレースを勝つことができるなんて、幸せなことですよね」と、インフルエンザ禍によって晴れ舞台への出走を閉ざされた笠松競馬の人馬の無念を気遣いながら、ハナ差の勝利を噛み締めていました。「次はジャパンダートダービー（７月９日、大井競馬場）に挑戦したいと思います」３年ほど前、岡部騎手に「思い出の1頭」を訊ねたことがあります。すると岡部騎手は困った表情を浮かべて、「これから出会う予定です」と答えました。岡部騎手は当事すでにリーディングを獲っており、現在もリーディングを独走中ですが、「岡部といえばあの馬、あの馬といえば岡部」とポンと名前が出てくるような馬との結びつきが、不思議となかったように思います。10年後くらいに、何食わぬ顔で「思い出の１頭」を訊ねてみたいです。「もちろんヒシウォーシイですよ」と返ってくるくらい、ヒシウォーシイ＆岡部騎手のコンビが大活躍してくれますように。

2008年06月06日

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紫陽花のプレゼント

名古屋の紫陽花（あじさい）と呼ばせてください６月６日、名古屋競馬場。第10レース「紫陽花特別」。ほんの軽い気持ちで、宮下瞳騎手の単勝馬券を1000円買った。つい出来心で、宮下騎手を軸にした馬単の裏表総流しも買った。100円ずつ買った。すると……。１着は藤原良一騎手が跨る、９番ミスズスキャットだった。２着は宮下騎手が跨る、２番ホシスィープだった。――おおっ、宮下騎手の馬は人気薄やったはずやぞ？あわてて新聞を開くと、たしかにホシスィープの印は薄かった。しかし、ミスズスキャットの印はもっと薄かったのである。結果。馬単の配当は67910円。うわあああああああああああ！ちなみに、９番人気→５番人気→１番人気の順で決まった３連単の配当は351320円でしたが、とんでも８分あるいて10分。あおなみ線の名古屋競馬場前駅から競馬場まで徒歩３分。６万馬券でじゅうぶんです。これも、トレジャースマイル効果でしょうか(しつこい？）。藤原騎手ありがとう。宮下騎手ありがとう。みんなありがとう。本当にありがとう。以上、個人的大事件（的中自慢）でした！払い戻しがてら、また名古屋競馬場へ遊びに行きます～ＰＳ．ブログ更新はまだまだ続きます

2008年06月06日

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本日は東海ダービー！

ダービーＷｅｅｋ２００８のラストを飾るのは、尾張名古屋の東海ダービーです。昨年の東海ダービーでは、笠松のマルヨフェニックスが復活を果たしました。その後マルヨフェニックスは大井のジャパンダートダービーで大敗を喫するも、大井へ再び乗り込んで黒潮盃を快勝。笠松のトップホースとして、地元や遠征先で活躍しています。写真は東海ダービー快勝後のマルヨフェニックス。６月25日の帝王賞（大井）に出馬登録中今年の東海ダービーは、笠松競馬場を襲った馬インフルエンザ禍により、笠松競馬に所属する馬は出走することができません。前哨戦の駿蹄賞で２着に入ったヒロノバイオなどの姿が見られないのが残念です。馬インフルエンザなんてこの世から消えてしまえ。それはさておき。気を取り直して勝ち馬探し！稍重で行われた駿蹄賞を制したのは、牝馬のクロスウォーターでした。目の醒めるような末脚を繰り出して、７番人気の伏兵評価を吹き飛ばしたクロスウォーター。東海ダービーでも追い込みを決めるのでしょうか。鞍上は健康食品と観葉植物を愛する男・安部幸夫騎手です。雨にも負けず泥にも負けず、駿蹄賞を制したクロスウォーター。その名の通り水に強い？個人的注目馬はサチコゴージャス。圧倒的１番人気に推された駿蹄賞でまさかの４着。直線の失速に、スタンドから悲鳴が上がりました。レース序盤の走りも、快速牝馬らしからぬ行きっぷりでした。「フケの影響があった」という話もあります。駿蹄賞での失速を「距離の壁」と見るならば、同じ1900ｍで行われる東海ダービーも厳しいか。だけど私はサチコちゃんを信じてみます。鞍上は丸野勝虎騎手。昨年シンメイジョアーで３着に敗れた悔しさを、ここで晴らしたいのではないのでしょうか。破竹の５連勝を飾るも、駿蹄賞で連勝が止まってしまったサチコゴージャス。復活なるかしかし。ダービーＷｅｅｋのオフィシャルガイドを読んでいたら、気になるデータを見つけてしまいました。過去３年の東海ダービーには合計14頭の牝馬が出走していますが、連対を果たした馬はいないそうです。クロスウォーターもサチコゴージャスも牝馬ですぞ？こりゃ、シンプウライアンやヒシウォーシイやノゾミカイザー、金沢から参戦のノーブルシーズやマイネルハーデスといった牡馬勢も怖いな～。混戦模様の東海ダービー。どの馬が東海ダービーを制し、2008年のダービーＷｅｅｋを締めくくるのか。舞台は名古屋競馬場。発走は16時45分です！

2008年06月06日

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兵庫の新人ジョッキー三羽烏！

園田競馬場＋姫路競馬場＝兵庫県競馬です。しかし厩舎があるのは、園田競馬場と西脇トレーニングセンターの２ヶ所。現在リーディングトップを走っており、あの岩田康誠騎手が「キムタケは俺より追える」と舌を巻く木村健騎手は、園田競馬場（西川精治厩舎）に所属しています。兵庫ダービーを連覇した田中学騎手は、西脇トレセン（田中道夫厩舎）の所属ジョッキーです。下原理騎手＆チャンストウライは、西脇トレセン（寺嶋正勝厩舎）の所属です。そして、今年の春に兵庫県競馬でデビューした新人ジョッキー三羽烏は、３人とも西脇トレセンの厩舎に所属しています。大柿一真騎手（左）と上村勇人騎手（右）奈良県出身の大柿一真騎手（山口浩幸厩舎）は、競馬好きのお父さんに連れられて、ＪＲＡの京都競馬場に遊びに行っていました。「そんな父に『騎手になってみいひんか』と勧められたのが、騎手を志したきっかけです。目標は岩田康誠さんですね。岩田さんはずっとここ(園田)で乗っていて、今はＪＲＡで活躍されている。すごく憧れます！」上村勇人騎手（森澤友貴厩舎）は兵庫県出身。お父さんは西脇トレセンの装蹄師さんで、馬に囲まれて育ちました。「調教師をしていた叔父の家に飾られていた優勝パネルを見て、『騎手ってかっこいいな』と思ったのがきっかけでした。目標はＪＲＡで活躍されている小牧太さんです。小牧さんの努力を見習いたいです！」岡田晴樹騎手（写真提供：兵庫県競馬組合）６月２日に18歳になったばかりの岡田晴樹騎手（吉行龍穂厩舎）は、東京都出身。「もらったチャンスを生かせるようにがんばります！」と、抱負を語っています。そして、「騎手という職業が僕を選んだんだ」と豪語しているとかいないとか!?すでに初勝利を挙げている兵庫の三羽烏。みんなたのもしいな～。偉大な先輩達を目標に、がんばってくださいね。

2008年06月05日

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バンバンバンク、雨の兵庫ダービーを圧勝！

兵庫ダービー（６月５日　園田競馬場　ダート1870ｍ）雨の園田競馬場。前残りをうながす馬場状態。不良馬場の兵庫ダービーは、レガーロとミリオンフィルムズによる激烈なハナ争いで幕を開けた。離れた３番手を確保したのはダートチープ。スタート直後に逃げる意思を見せた菊水賞馬ディアースパークルは、共倒れを避けるようにして４番手に控えた。１番人気パセティックシーンは中団でレースを進め、２周目の向こう正面で鞍上・下原理がゴーサインを出す。しかし反応が鈍い。対照的に、後方に構えていたバンバンバンクが、鞍上・田中学の合図を受けてスーッとポジションを上げてゆき、パセティックシーンをあっという間に交わしていった。３コーナー手前、ミリオンフィルズを交わして先頭に立ったダートチープだが、すぐ後ろにバンバンバンクが迫っていた。そして３コーナー。ダートチープと併走しながら、股の間を覗いて後方を確認する田中学。その所作や手応えからバンバンバンクの余裕は明らかで、後ろの馬は引導を渡されたようなものだった。直線、みるみるうちに後続を突き放したバンバンバンクは、雨降るゴールを涼しい顔で駆け抜けた。兵庫ダービーの結果９着に終わった菊水賞の悔しさを晴らし、兵庫ダービー連覇を果たした田中学騎手は、「先行有利の馬場状態だったので、『行けるようなら行こう』と思っていました。だけど12人の騎手が同じことを考えているのがわかったので、『控えよう』と切り替えたんです。今日のバンバンバンクは、すごく落ち着いてくれていましたね。僕はただ跨っていただけです」と、謙虚に愛馬を称えました。バンバンバンクを管理する田中範雄調教師は、まずは「学くんがいい仕事をしてくれました」と鞍上を称え、そしてダービー制覇への道のりを語ってくれました。「菊水賞のときは本調子ではなかったし、前走の兵庫チャンピオンシップでは復調途上だったにもかかわらず５着に入ってくれましたから、この馬の力を信じていました。３連闘でいい走りをした園田ジュニアカップ（２着）の時と同じ状態に持っていけるように、実戦を意識した強い追い切りを３本かけました。（僚馬の）アルアルアルが戦列を離れてからは、『この馬でダービーを勝たなければ』と思ってやってきましたから、本当に嬉しいです」「とにかく地元のダービーを目指してやってきた」ということで、ジャパンダートダービー参戦については、少し時間を置いてから検討されるようです。降り続く雨のため屋内で行われた表彰式が終わったあと、オーナーの上岡和男さんはこう呟きました。「ダービーを勝てたことが、信じられないくらい嬉しいです。出走するチャンスさえなかなか得られないレースを、自分の馬が勝てるなんて……！」馬主歴は「30年くらいかな」という上川さん。感激一杯の笑顔に、ダービーオーナーの喜びが満ちていました。昨年、初めてリーディングジョッキーに輝いた田中学騎手。昨年の兵庫ダービー後は「朝からダービーのことばかりを考えていた、すごく緊張しました」と言っていたけれど、今年は「去年のダービーの日と違って、リラックスしてレースに臨みました」と余裕の表情を浮かべていました。ダービーを獲ったことがリーディングに繋がり、リーディングを獲ったことがダービー連覇を呼び込んだのかもしれません。

2008年06月05日

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あとひとつ！

こんばんは。競馬ブログ界のしょこたんこと井上オークス（三十路）です。自分撮りもギザ上達したお(゜ω゜)すいません。調子に乗りました。兵庫ダービー終了後、園田から名古屋へ移動しました。これで「寝坊して現場に行けませんでした～」というトホホな事態は回避できると思います。ホッ。日曜日からスタートしたダービーＷｅｅｋも、金曜日でフィナーレを迎えますね。あとひとつ。あと１頭。気合い入れてがんばるぞー！朝が来るまでにもろもろ更新します！

2008年06月05日

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本日は兵庫ダービー！

本日のダービーは、兵庫ダービーでおます。昨年はユキノアラシの完勝でした。一昨年はチャンストウライがジョイーレを下して優勝しました。その後のチャンストウライは、脚部不安による休養を経て、重賞戦線で活躍。そして今年２月の佐賀記念をレコード勝ちし、交流重賞初制覇を果たしました。めちゃめちゃ強かったな～。佐賀記念を制した兵庫の一番馬・チャンストウライ今年の兵庫ダービーで1番人気を集めるのは、バンバンバンクでしょうか。一冠目の菊水賞ではまさかの９着に敗退するも、二冠目の兵庫チャンピオンシップ（交流重賞）では５着に食い込み、力を見せました。三冠目の兵庫ダービーで戴冠なるか？鞍上は昨年のリーディングジョッキー・田中学騎手。田中騎手には「ダービー連覇」がかかっています。東京ダービーを連覇した戸崎圭太騎手に続くのか？バンバンバンク。お父さんはアグネスゴールド個人的に気になるのは、牝馬のディアースパークル。菊水賞の逃げ切り勝ちは鮮やかでした。昨年の兵庫ダービーでは、“園田のウオッカ”ことエンタノメガミは惜しくも２着に敗れましたが、今年の牝馬はどんな走りを見せてくれるのでしょうか。ディアースパークルの鞍上は、兵庫の頼れる騎手会長・永島太郎騎手。嬉しそうな永島騎手をまた見たいな～ディアースパークル。お父さんはマイネルラヴ今年11月には、ダートの祭典・ＪＢＣ競走が行われる園田競馬場。チャンストウライ、ベストタイザン、そしてアルドラゴンと、古馬の役者が揃ってきたけれど、強い３歳馬も出てくるといいな～。兵庫ダービー発走は、16時35分。ポストチャンストウライを探しに、園田へ行ってきます！「今日のダービーは園田だよ。みんながんばって当ててね！」byマコーリー

2008年06月05日

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ドリームスカイ、54代目の東京ダービー馬に輝く！

東京ダービー（６月４日　大井競馬場　ダート2000ｍ　Ｓ１）逃げるディアヤマト＆坂井英光。２番手につけた羽田盃馬ニックバニヤン＆的場文男。トゥインクルライトに照らされる的場の背中に、東京ダービー制覇へ懸ける想いがほとばしる。向こう正面、ニックバニヤンがディアヤマトに並んでいった。1番人気のディラクエ＆今野忠成は、後方からなめらかにポジションを上げてゆく。３コーナー手前でディアヤマトが後退。４番手に構えていたモエレラッキー＆張田京がニックバニヤンに並びかけてゆく。そして４コーナー。的場の夢は儚く馬群に呑まれていった。直線。先頭を行くモエレラッキーに、外からディラクエが襲いかかる。そのとき誰もがこう思った。ディラクエがモエレラッキーを交わす。後ろの馬に、ディラクエ以上の末脚を持つ馬はいない。ところが。どうしたことか、ディラクエは直線半ばでパタリと止まってしまったのである。静寂の中、大外からぐんぐん伸びてくるのは――10番人気ドリームスカイ!?ドリームスカイ＆戸崎圭太は鉈のような末脚を繰り出してディラクエを交わし、モエレラッキーをとらえて先頭でゴールを駆け抜けた。南関リーディングをひた走る戸崎のダービー連覇。大井の夜が、驚きと感嘆に包まれた。東京ダービーの結果ドリームスカイ、そしてディラクエを管理する内田勝義調教師は、なんともいえない表情を浮かべていました。「ドリームスカイはデビュー以来最高の出来でした。ドリームスカイはすでに完成されている馬なので、目一杯に攻めることができます。あえて体重を増やして臨んだレースで負けたときに、『この馬は２歳の頃から完成されていたんだな、だから460kgを切るくらいの体重でいいんだな』ということがわかったんですよ。それに対してディラクエは、未完成な部分を残しています。トモもまだ緩いですしね。もしかしたら見えない疲れが残っていたのかも。休み明けの京浜盃で強い勝ち方をしたことを思うと、現段階ではレース間隔を明けたほうがいいのかもしれません。『うまくすればワンツーもある』と思っていたけれど……重賞を勝ってこんなに複雑な気分になるのは初めてです」ゴール後、周囲の人々から「おめでとうって言っていいのかな……」と声をかけられたという内田調教師。「ドリームスカイが勝ってくれたことは嬉しいけれど、ディラクエを応援してくださったファンのみなさんに申し訳なく思います」一方、テン乗りで大金星をモノにした戸崎圭太騎手は会心の笑顔を浮かべて、レースを振り返りました。「もっと前でレースをするつもりだったのですが、スタートで後手を踏んだことで後方からの競馬になりました。だけどそのぶん、ディラクエをマークしていくことができたんですよ。素直な馬だし、揉まれても大丈夫。乗りやすい馬ですね。直線の脚は、ホントに気持ちよかったです」最終レース終了後。検量室前に、戸崎騎手のご家族の姿がありました。おっ。大人達に声をかけられて可愛らしくはにかんでいるのは、昨年の東京ダービーの口取りで、ダービージョッキーになりたてのパパに抱っこされてアンパサンドの背中に乗っていた娘さんではありませんか。年中無休で競馬漬けの生活を送っている戸崎騎手。ハードな毎日を癒してくれるのは、愛する家族の笑顔なのかもしれません。

2008年06月04日

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ドリームスカイで大波乱！

びっくりドリーム馬券でした～

2008年06月04日

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本日は東京ダービー！

本日のダービーは、東京ダービーでございます。昨年の東京ダービーでは、アンパサンドVSフリオーソの火を噴くような攻防が繰り広げられました。興奮したな～。昨年の東京ダービー馬アンパサンド＆戸崎圭太騎手戸崎騎手はドリームスカイに騎乗してダービー連覇を目指す今年の東京ダービーで１番人気を集めるのは、ホッカイドウ競馬から川崎競馬へ移籍したディラクエでしょうか。一冠目の羽田盃は２着に敗れましたが、この馬の強さは誰もが認めるところ。川崎のエース・今野忠成騎手を背に、戴冠を目指します。「俺は東京ダービーを勝ちたいんだ！」by的場文男騎手二冠制覇に挑むのは、羽田盃馬ニックバニヤン。ニックバニヤンは、羽田盃を11番人気で快勝しました。レース後の勝利ジョッキーインタビューで、的場文男騎手が「人気馬で勝ったときはホッとする喜びだけど、こういう人気薄の馬で勝ったときは、飛び上がるような喜びがありますね！」と喜びを爆発させていたのが印象深いです。数時間後、的場騎手は悲願の東京ダービー制覇を果たすのでしょうか。それとも……？ああ～、緊張してきた～。昨日の山口竜一騎手。旭川競馬場にて昨日、旭川競馬場で山口竜一騎手に伝言を頼まれました。「東京ダービーも取材に行くの？　ディラクエに『がんばれ』って言っといてね」冗談ばかり言っている山口騎手ですが、このときばかりは真剣な表情を浮かべていました。３走前の全日本２歳優駿まで、ディラクエの主戦を務めていた山口竜一騎手。ディラクエに対する思い入れの深さが、ひしひしと伝わってきました。がんばれ。がんばれよ。がんばってね。さまざまな想いを乗せて。いざ、東京ダービー！

2008年06月04日

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ホッカイドウ競馬のルーキー、黒澤愛斗！

ホッカイドウ競馬のルーキー・黒澤愛斗（くろさわ・まなと）騎手。恵多谷豊厩舎に所属する黒澤騎手は、５月29日に嬉しい初勝利を挙げたばかりです。「ゴールした瞬間は、勝ったかどうかわからなかったんですよ。ハナ差で勝てたことがわかってホッとしました。なかなか勝てなくてプレッシャーを感じていたんで」高校生の頃に競馬を好きになり、牧場で働くことを考えていましたが、「体型を生かして騎手を目指したら？」と勧められ、ジョッキーへの道を踏み出したそうです。目標のジョッキーは、佐々木国明騎手と山口竜一騎手。「佐々木さんの当たりの柔らかさや、山口さんの乗り方を見て勉強しています」北海優駿を食い入るように見ていた黒澤騎手。できたてほやほやの勝負師の瞳に、奇しくも1着・２着を分け合った佐々木騎手と山口騎手の手綱さばきは、どんなふうに映ったのでしょうか。

2008年06月03日

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たくましく成長したボク、北海優駿を快勝！

北海優駿　（６月３日　旭川競馬場　ダート1600ｍ　Ｈ１）マイルのダービー、北海優駿。今年でラストとなる旭川ナイトレースを惜しむ人々が見守るなか、頂上決戦のゲートが開いた。スタート直後はどの馬も、逃げる意思をあらわさない。そんな牽制ムードに反応した11番ビービーダークライが、内へなだらかに切れ込んで先頭に立った。単勝1.4倍の圧倒的1番人気に支持された５番ボクは、ビービーダークライのすぐ後ろにつけている。その外に12番ダイバクフ。向こう正面は淡々と流れたが、第３コーナー手前でダイバクフが後退。そしてボク＆佐々木国明が、満を持してビービーダクライ＆山口竜一に並びかけてゆく。優勝争いは２頭に絞られた。ビービーダークライか。それともボクか。しかし４コーナーのカーブに差し掛かったとき、勝敗の行方はあきらかだった。激しく手綱をしごかれるビービーダークライに対して、ボクの手綱は持ったまま。ボクは直線なかばでビービーダークライを抜き去って、しなやかにゴールを駆け抜けた。北海優駿の結果ボクを管理する若松平調教師は、「４コーナーの手応えがよかったので、ゴールまで安心して見ていられました。昨年10月の北海道２歳優駿には出られなかったのですが、それが結果的に成長を促したように思います。いまはディラクエとの力差もだいぶ詰まっているかな（笑）？　この秋が楽しみですね。秋から来年にかけて、全国に通用するような馬に成長できたらいいなと思います」と、愛馬のさらなる成長に期待を懸けています。ジャパンダートダービー（７月９日、大井競馬場）への参戦や今後の予定は、「これからオーナーと相談して決めていきます」とのこと。昨年４月のデビュー戦からずっとボクの鞍上を務めている佐々木国明騎手は、愛馬の成長をこう称えます。「去年まではトモの甘い馬でコーナーで動けなかったんですが、今年に入ってトモに力がついたぶん、コーナーで動けるようになりました。気性もだいぶ大人になってきましたし、しまいの脚もしっかりしていましたね」そして“ボク”というインパクトのある名前に関して、「可愛い名前ですけど、たとえば“オレ”と名乗ってもいいくらいの成長ぶりを見せていますね」と控えめにジョークを飛ばし、にっこりほほ笑みました。ボクはエキサイトしやすいところのある馬で、調教のためコースに入る際、他馬が近づいて来るとガッとテンションが上がるのだとか。可愛らしい名前と、強さや闘志のギャップが魅力的なボク。今後の活躍を楽しみにしています。最後に、佐々木国明騎手からのメッセージを。「これからもホッカイドウ競馬とボクの応援を……（笑）、よろしくお願いします！」

2008年06月03日

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ぼくのつぶやき

ぼくのこと知ってますか？ぼくはホクトくんです。ホッカイドウ競馬のマスコットキャラクターをしてるんだよ（にっこり）。北海優駿を勝ったのはボクです。ボク、強かったね！ぼくとボク。なんだかややこしいから、イメチェンしてみようと思うんだ。俺、ホクト。道営競馬にゃちょっとうるさい男。こう見えて昔はずいぶんヤンチャしたもんさ（遠い目）。気の荒い馬はだいたいトモダチ。ボクのこと、よろしくたのむぜ。ウーン。やっぱりイメチェンはやめとくね。これからもホッカイドウ競馬をよろしくお願いします。ボクとぼくの応援もよろしくね！

2008年06月03日

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本日は北海優駿！

本日のダービーは北海優駿。昨年の北海優駿を制したのはブルータブーでした。ブルータブーはジャパンダートダービーに駒を進め（７着）、現在は大井競馬場に所属しています。３月に移籍初戦を勝っていますね。写真はブルータブー＆服部茂史騎手。服部騎手はディアダンサーでダービー連覇を目指すブルータブーは北斗盃２着の鬱憤を、北海優駿の圧勝で晴らしました。が、今年の北海優駿は、北斗盃を制したラブストレングスも２着のバンブーエルトリも不在です。混戦模様？１番人気を集めるのは、２歳時から重賞戦線で好走し、現在２連勝中のボクでしょうか。ボクの鞍上を務める佐々木国明騎手は、「僕はボクをダービー馬にしたい」と意気込んでいるのでしょうか。なんてつまらないことを言っていると、木刀でボクッと殴られるでしょうか。く、くるしい……。個人的注目馬は、川崎競馬からホッカイドウ競馬に舞い戻ってきたビービーダークライです。宇都宮競馬所属時代から「ダービー男」として名を馳せてきた山口竜一騎手の技に注目したいです。山口騎手の公式ブログ（http://plaza.rakuten.co.jp/yamaguchiryuichi/）を拝見すると、地元の栃木で心身をリフレッシュなさってきたようです。これはダービー制覇に懸ける想いのあらわれなんじゃないかと、邪推してみたりして。７年連続でリーディングの座に君臨する五十嵐冬樹騎手はサクラアンセムに騎乗いやいや、ダービーＷｅｅｋ逃げ切り３連チャンが決まるかも？　三井健一騎手が騎乗するジツリキコバンが逃げるのか？旭川ナイトレースで行われる北海優駿。発走は午後８時ジャストです。

2008年06月03日

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ゴールデンクリーク、岩手ダービーをハナ差で逃げ切る！

岩手ダービーダイヤモンドカップ　（６月２日盛岡競馬場ダート2000ｍ）まさかの展開に、オーロパークがどよめいた。逃げると目されていたエイプリルボーイがスタートで躓き、２番人気のゴールデンクリークが押し出されるような形で先頭に立ったのだ。２番手につけたのは３番人気モエレハナオー。1番人気リュウノツバサは３番手を確保した。序盤は逃げるゴールデンクリーク＆板垣吉則がゆったりとした流れを作る。その均衡が破られたのは向こう正面。モエレハナオー＆菅原勲が、ゴールデンクリーク＆板垣吉則をつつき始めた。３番手のリュウノツバサ＆村上忍は、前を行く２頭の駆け引きを見ながら期をうかがっている。そして４コーナー、モエレハナオーとリュウノツバサがゴールデンクリークに襲い掛かってゆく。しかし、一度は２番手に上がったリュウノツバサだが、直線に入って脚色が鈍り、ずるずると後退。それを尻目に、ゴールデンクリークＶＳモエレハナオーの一騎打ちが繰り広げられる。ゴールデンクリークとの差を、一完歩ずつ縮めてゆくモエレハナオー。差すぞ、交わすぞ、差し切るぞ！誰もがそう思った。ところがゴールデンクリークは役者だった。最後の最後で驚異的なしぶとさを発揮し、モエレハナオーの追撃をしのぎ切ったのである。着差はハナ差だった。岩手ダービーダイヤモンドカップの結果ゴールデンクリークと共に、２着に敗れた阿久利黒賞の悔しさを晴らした板垣吉則騎手は、「自分でも予想していない展開でした」と語ります。それもそのはず、ゴールデンクリークは番手の競馬で結果を出してきた馬。ハナを切るのは、昨年７月に初勝利を挙げて以来のことだったのです。しかし板垣騎手は慌てず騒がず、作戦を切り替えました。「『こうなったからには腹を決めて逃げよう』と。折り合いに心配のない馬だから距離はこなせると思っていましたが、気を抜いてフワフワするところがあるので、あとは馬の気持ちがどれだけ持ってくれるか……と思っていました。直線で勲さんの馬（モエレハナオー）が並びかけてきたときには『やばいかな』と思ったんですけど、勲さんの馬が来てくれたことで、やる気を出してもうひと伸びしてくれましたね。人気を集めていましたし、勝つことができて本当に嬉しいです」ゴールデンクリークを管理する村上昌幸調教師は、「３番手くらいからのレースになると予想していましたから、押し出される形で先頭に立ったのを見て、『あらら、困ったな』と思いました。しかも勲くんが早めにつついてきたから、『厳しい展開になったな』と。ところが直線でリュウノツバサが意外と伸びないので、『佐賀のダービーは逃げ切りで決まったから、岩手も逃げ切りかな？』と希望を持ったんですよ（笑）。阿久利黒賞の２着は力負けではないと思っていたので、ダービーを勝つことができてよかった。初めて走る2000ｍを逃げ切ったことは、今後につながるでしょうね」村上調教師いわく、ゴールデンクリークは「とにかく元気のいい馬」だそうです。「とにかく使い減りしない馬ですね。コンスタントに使っているけど、馬体重も少しずつ増えています。脚元もぜんぜん心配ないし、扱いやすい馬ですよ」７月９日のジャパンダートダービー（大井競馬場）への参戦については未定で、オーナーと相談しながら出走レースを定めていくとのことでした。岩手のダービー馬・ゴールデンクリークと、岩手のアイドルホース・トレジャースマイルを擁する村上昌幸厩舎。昨年、トレジャースマイルの馬名が決まった頃、村上厩舎におじゃましたことがあります。ちょうど朝の調教が終わった時間だったのですが、仕事を終えた厩舎スタッフのみなさんと村上調教師が一緒に食卓を囲み、和気藹々と朝食をとる光景が印象的でした。厩舎の結束が、様々な面で岩手競馬を盛り上げているのではないでしょうか。

2008年06月02日

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トレジャースマイルＬＯＶＥ！

トレジャースマイルと同じ厩舎のゴールデンクリークが、ダービー馬になった。ハート馬券をもらったとたん、久々に馬券が当たった。トレジャースマイル効果？ハート馬券のご利益！？てなわけで、単勝的中に浮かれてトレジャースマイルグッズを買い漁ってきました。ほかにも色々な種類があったので、ダービーＷｅｅｋで儲けてもっと仕入れます。ハートちゃんはめんこいのう。いつか彼女の出走に合わせて岩手競馬（盛岡or水沢）へ遊びに行きたいな～。トレジャースマイルは1ヶ月半～２ヶ月の休養に入り、リフレッシュをはかって初勝利を目指すそうです。さて、今宵のオークスは長距離輸送モードであります。岩手ダービー?ダイヤモンドカップ回顧の更新は明日になりますが、もし道中で余裕があれば（爆睡しなければ、携帯電話の電池が切れなければ）、小ネタをアップしたいです。マカオダービー、福山ダービー、日本ダービー、九州ダービーと、今年に入ってダービー４タテを食らっていた悔しさも、岩手ダービーの的中ですっかり忘れてしまったオークスでした。うひゃひゃ。たまには自慢させてください～。

2008年06月02日

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本日は岩手ダービー・ダイヤモンドカップ！

おはようございます。今日は盛岡競馬場で岩手ダービー・ダイヤモンドカップが行われます。私が所属している岩手競馬のダービーです。岩手競馬の三冠レースは、阿久利黒賞（あぐりくろしょう）、ダイヤモンドカップ、そして不来方賞（こずかたしょう）。一冠目の阿久利黒賞を勝ったリュウノツバサは、昭和18年の日本ダービーを勝ったクリフジの血を引いているそうですよ。突然ですが、ここでクイズです。私は誰でしょう？ダービーでリュウノツバサに騎乗するジョッキーを背中に乗せてデビューしました。その騎手は今年大活躍中です。お父さんはオースミタイクーン、お母さんはオンワードレベッカです。昨日は６着に負けてしまいました。正解は……。トレジャースマイルでした！初勝利を目指してがんばります☆＜追伸　ｂｙオークス＞額のハートマークが愛らしいトレジャースマイル、勝手に擬人化してすいません。↑の写真は、デビュー前に「遠野・馬の里」で育成されていた頃のトレジャースマイルです。本日、盛岡競馬場のウイナーズサークルで行われるダービートークショーに乱入するかもしれません。おすすめサイト……岩手競馬サポーターズネット（http://www.tesio.jp/）

2008年06月02日

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