一口馬主日記

25/9/3 　中舘厩舎

３日の大井競馬ではゲートの出はゆっくりになるも焦らずリズムを整える。途中から動いて先頭に立つと、最後までしっかり走り切り見事優勝。「地方交流競走でメンバー構成は魅力的ですが、これまでの走りからいかに気を抜かせず、スムーズに流れに乗れるかがポイントでした。内枠に入ったのもあるので余計にそこは気を遣いましたが、さすがと言うしかない、完璧な乗り方でしたね。ジョッキーは『前とは離れていましたがペースはそこまで速くなかったですし、馬のやる気に合わせて自分で動いていきました。ここでは馬の力が違いましたし、チャンスをいただきありがとうございました』とのことでしたね。馬の呼吸と合わない状況で促しても、体がダラっと伸びるだけで辛くなりますが、しっかりハミを取らせて溜めを作りつつ上がっていけましたから、そこが勝因でしょう。勝たないことには先がない状況でしたから、ホッとしたの一言に尽きます。今日はたくさんの会員の皆様にご声援いただき、誠にありがとうございます。夜とは言え暑い中で走ったので、しっかり状態をチェックしてから放牧に出して、様子を見ながら次を検討していければと考えています」（中舘師）今後については馬体を確認の上で検討していきます。


いつものように後方からで捲れ捲れと祈っていました。その通り捲ってくれでこれで勝負になるとは思いましたが、３コーナー入り口で先頭に立つとは思いませんでした。そしてそのまま押し切って直線では後続との差を広げていましたから、なかなか強い勝ち方で完勝でした。

最終的にかなりの人気だったのでこんな人気になる馬かと思ったのですが、しっかり見ているものなんですね。以前書いたように大井の未勝利交流戦は中央の馬は最近なかなか勝てないので厳しいと思っていたのですが本当に良かったです。

とにかく最後の最後で勝ち上がりを決めてくれたので本当に嬉しいです。先週のセイルロケットのハナ差負けがあっただけに余計ですね。