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2017.08.25
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テーマ:香水(918)
カテゴリ:<香水>



フラゴナール『Woman set 29.00€』10種類のEDT(4ml)↑と
パウチ(2ml)↓ 13種類の感想(そのうち買いたいメモ)


■Fragonard(フラゴナール)

ホワイトフローラル

トップ:ベルガモット

ミドル:ハニーサックル、リリー、ジャスミン

ラスト:アンバー

リリー、ジャスミンのすっきりとした甘さのフローラル、その奥にベルガモットの酸味がある香り。

『牛乳石鹸』を思わせるフレンドリーさ。

あまり変化はなくフラットな流れ。EDTにしては持続が良いタイプ。

時が流れその時代の先端でなくとも溶け込む香り。

■Belle de Nuit ベルドニュイ(オシロイバナ/夜の美女)1946

ローズ×バイオレット×フルーティ

トップ:オシロイバナ、イランライン、ガーデニア

ミドル:ローズ、バイオレット、ゼラニウム

ラスト:ドライプラム、ムスク


蜂蜜のような甘みとフローラルの甘さがぎゅっと詰まった華やかな香り。

40-50代の日中、20-30代の夕方以降の香りとして良さそう。

使ったのは10年以上前ですが1997年発表のアルフレッドサン『ピュア』の

ホワイトフローラル感と青味をマイルドにした感覚。

また、20年以上前に自作香水によく似ている。



■Emilie(エミリー)2004

パウダリー×フローラル

トップ:オレンジブロッサム

ミドル:ローズ、バイオレット、ジャスミン、ミュゲ

ラスト:サンダルウッド、アンバー

正統派パウダリーフローラル。クラシカルというわけではなく、お手本といった香調。

40代の私には90年代の印象。10-20代の若い方だと母親世代の香り??

ひとつひとつの香りがバランスよく、かつ分かりやすく把握できます。

トップから花々が広がり、私にはバイオレットがまず立ち上がります。

バイオレットにスポットが当たりそのパウダリーさを強く感じると

私は70年代以前のクラシックな作品に思うのですが、

そうならないのは、ローズ、ジャスミン、オレンジブロッサム、ミュゲのバランス?

そして、バイオレットにアンバーとサンダルウッドのラストの持ちがとても良くEDP並み。

季節は2-5月、10-11月が馴染み、どちらかといえば日中向き。

ラストが強く香り立つタイプであれば夜にも。好きな香りだけど私には就寝時は落ちつかない。

■Ile d'Amour イルダムール(愛の島/愛の楽園)2005
マリン×フローラル

トップ:マリン、オスマンサス

ミドル:ローズ、ジャスミン、ライラック、ミュゲ

ラスト:ムスク、アンバー


トップのマリン/オゾン&瓜系が、潮っぽさの甘みのあるマリン系にしては爽やか。

マリン、瓜系が苦手でトップで怯むのですが、それからの展開が好みの香りに変化。

というのは、金木犀をメインにライラック、ローズ、ミュゲ、ジャスミンと

それぞれの花の印象の温かみのある部分が広がるから。

ムスク、アンバーは軽めでラストにしては控えめ。

個人的には相反する香りが存在する不思議な作品。

時期はマリン系で夏と言いたいところですが

・ミドルの花のブーケが温もりがあるイメージ

・金木犀のシーズンの秋に合わせたい

という印象から、春、秋をお勧め。

年齢は20代以降。香りの変化は早く、持続性はEDTらしく普通。

金木犀の香りを探されマリン系も好みであればお勧め。



■Fleur D'oranger フルールドランジェ(オレンジの花) 2005

ホワイトフローラル×シトラス

トップ:オレンジブロッサム

ミドル:ベルガモット、マンダリン、ジャスミン

ラスト:ハニー、ムスク


スッキリとした青味のあるオレンジの香りが夏らしく広がる。

柑橘の果肉でなく皮で感じるような甘み。

トップはバスクリン的な日常的で親しみやすい香調。

ミドルからジャスミンが、こちらも愛らしいイメージ(ゴージャスとかではない)

ラストも含め、それぞれの香りの明るさ/透明感の部分を引出して組み合わせたような香り。

ユニセックスでも使えるのは20代前半。男性の場合は自宅用。個人的には女性の夏の香り。

日本の夏にも合う香り。

香水の苦手な人が感じるような、香りが留まりこもる感じ、アニマル、お香(お寺)、

っぽいマイナス面はかなり削られたというか感じにくい。

香りの展開は30分以内、あとは石鹸のような香りが微かに2時間程度持続。

ビギナーには使いやすく入りやすい印象。

■Diamant ディアマン(ダイヤモンド)2006

オリエンタル×グルマン

トップ:マンダリン、オレンジ、ペッパー

ミドル:ローズ、ジャスミン、プルーン

ラスト:パチュリ、キャラメル、バニラ、ムスク

トップは弾けるようなシトラス。

ミドルからプラム&バニラの甘みに微かなスパイシーさ、

パチュリはあまり出てきませんが様々な種類の香りがほどよく開きます。

体温、気温&湿度が高めになるとオリエンタルさでてきますが

『オリエンタル』にしては軽めでアニマル度低め。

カラッとした日はレディスよりに、湿度が上がるとややメンズの印象へ片寄ります。

季節は、春秋。

トップのフレッシュさについては春向き。

ミドル以降のほどよい甘みがでやすいのであれば秋向き。

この香りをキリっとシックに大人っぽくした延長線上にゲラン『シャリマー』。

バニラとピーチ系の甘みを強くしシナモンを足せばディオール『ドルチェヴィータ』。

ベルガモット、マンダリンの部分でキャロン『オーデキャロン』、

オレンジブロッサム、マンダリン、ベルガモット、レモンのシトラスで

ニコス『スカルプチャープールオム』。

などを思い出させた香り。

■Eclat エクラ(喝采/名声賞賛輝き)2006

ホワイトフローラル×スウィートパウダリー

トップ:ベルガモット、レモン、フリージア

ミドル:フランジパニ、ガーデニア

ラスト:マシュマロ、アンバー

甘めで秋冬向きの温もりと丸みのある香り。

・アルマーニ『Si』(フリージア、バニラ)

・ニナリッチ『レクスタス』(キャラメル、バニラ、ベンゾン)

といったシックで大人っぽいお菓子の甘さのライン上に並ぶ作品。



■Etoile エトワール(スター)2009

フルーティ×フローラル
トップ:ベルガモット、アップル、ジンジャー

ミドル:ジャスミン、ガーデニア、ミュゲ

ラスト:シダー、ムスク、アンバー


『プチシェリー』ほどではないけれどライトでクリアフルーティフローラル系。

春夏が似合う。20代前半もしくは軽い香りが好きであれば通年も可。

丸みのある爽やかさで始まりトップにしては穏やか。

ジンジャーの微かなスパイシーな加減が良い。

ミドルの、ジャスミン、ガーデニア、リリー、ミュゲは

いわゆる白っぽいグリーンっぽい感じは控えめで角の取れたマイルドなタイプ。

そのためミドルの主張は弱めでトップのアップルの後味が残り続けます。

ラストのアンバー、ムスク、シダーはさらに弱く、

多くの香水はラストノートがロングラスティグな設計ですが

エトワールはトップが強く長く広がりラストに向かうほど弱く短くと香調は逆ピラミッド型。

持続は、EDTにしてはやや短め。1-2時間で8-9割は消えます。




■Belle Cherie ベルシェリー(美しい女性)2012

フルーティ×バニラ

トップ:タンジェリン、スターフルーツ

ミドル:ジャスミン、ヘリオトロープ、ミュゲ

ラスト:バニラ、サンダルウッド、トンカビーン


日によって印象の変化が分かりやすい作品。

スプレーした直後はオレンジの香りで柑橘系が広がるのかと思いきや、

ヘリオトロープのバニラ&パウダリーな香りがジャスミンとミュゲに支えられながら登場。

自分が知らないトロピカルな果実の香りはスターフルーツなのかそれが意外と長く立ち続ける。

湿度がない国であれば、このトロピカル感があることで夏に合うでしょう。

日本ではほがらかな季節の4月5月の香りかな。

バランスの良いこの香りは、誰にでも自然に打ち解けられる社交的な女性のよう。

■Frivole フリヴォール(自由気まま/気まぐれ/軽薄)2012

シトラス×フローラル

トップ:タンジェリン、マンダリン、レモン、ベルガモット

ミドル:ミュゲ、ジャスミン、ピオニー

ラスト:パチュリ、イリス


スプレー直後の瞬間感じるもの、小学生時代使っていた昭和の定番?『フエキ糊』。

…と懐かしさをノスタルジックにから今へ引き戻してくれるのが

その後のやや甘めのシトラスブーケで、マンダリン、タンジェリン、レモン、ベルガモット。

ほんのりと苦味もありますが、渋味から離れた苦さ。

ミドルからの花のイメージは、ピオニー5:ミュゲ3:ジャスミン1:アイリス1。

ラストのパチュリパチュリにしては??若いイメージ。

■Reine des Coeurs レーヌデクール(ハートのクィーン)2014

グルマン×フルーティ系。

トップ:ピーチ、ピンクペッパー

ミドル:イランイラン、ローズ、オレンジブロッサム

ラスト:ベンゾイン、ムスク

初めて使った時に「ミスディオールブルーミグブーケに似てる…」と思ったこの香り。

共通するのは『ピーチ』『ローズ』『ムスク』、

そこにディオールの『アプリコット』『シチリアンマンダリン』が、

これの『ピーチ、オレンジブロッサム』あたりと似通っているのかな?と思ったり。

大きな違いはディオールの方が透明感が高く『春・初夏』向き。

フラゴナールはイランイランの部分が少し重めで『春・秋』向き。



■Lune de Miel リュヌドミエル(ハネムーン) 2015

フローラル×フレッシュバニラ

トップ:ブラックカラント、ブラックベリー、ガーデニア

ミドル:サンザシ、イランイラン、チュベローズ

ラスト:バニラ、サンダルウッド、ムスク


香水でバニラというと秋冬のラストのイメージですが、こちらは『夏のバニラ』!

パウチの記載通り、ラストノートにバニラと書いていますが、

トップからバニラ全開、イランイラン、チュベローズの甘さも奥に感じます。

どうしてバランスが取れているのか分からないのですが

とにかくフレッシュなバニラ!アイスクリームに感じる冷たさのあるバニラ!

湿度にもよるでしょうが、夏に使えるバニラです。


ブラックカラントやベリーさは数分後に香り始めますが主役はバニラといった位置関係。

(パウチのシートではブラックカラントがよく分かりました)
バニラ80%、残りはそれぞれがバニラを盛り上げるようにして、

後半ではサンダルウッドがいいバランスで落ちつかせます。

なので、グルマン系ではあるけれども、やたらカワイイということもなく、

年齢を問わず60代70代でも『夏のバニラ』『フレッシュなバニラ』を探しているのなら

その爽やかさから持続は短めですがお勧め。


『Lune de Miel』は蜜月、ハネムーンという意味だそうですが、

フレッシュな思いの二人が南の島で少し恥じらいながらも甘く過ごす時間…

そんなストーリーも思い浮かべることができます。


■Iris イリス(アイリス) 2016

シトラス×パウダリー×フローラル

トップ:ベルガモット、モロッカンレモン

ミドル:バイオレット、ヘリオトロープ

ラスト:アイリス、トンカビーン


『アイリス』の香水といえばエルメス『イリス』。

パウダリーでクラシカルな香調で着物にも似合いそうなエルメスに対して、

フラゴナールはジューシーでキャンディのような甘さでガーリーな香り。

一つ一つの香りが分かりやすい。

バイオレット、ヘリオトロープのパウダリーさも伝わるものの、重い位置づけでなくエアリー。

アイリスらしさは、エルメスよりも青さや生々しさはなし。似たような作品はありそう。






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Last updated  2017.08.25 19:57:27
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