2010/02/15(月)09:23
谷川岳バックカントリー
今シーズン、実質1発目のバックカントリーに行ってきました。
ガイドはアドベンチャーガイズです。
この季節の谷川岳はいい雪に期待しての参加でしたが・・・
今週の気温の上昇が非常に微妙なかんじ。
自分の車で行く予定が、家庭の事情で(苦笑)足がなくなって困っていたところ、オッキーに急遽乗せてもらえることになり、無事天神平に前日入りすることができました。(ありがとー!)
谷川岳ロープウェイのロビーでキャンプマット&シュラフで仮眠をとり、朝を迎え準備スタート。
途中の道路周辺にもあまり雪がなく、ちょっと心配ななかロープウェイで天神平まであがって行きました。
ロープウェイから見る山も雪が少なく、天神ぽくないかんじ。
まるで、春山のよう・・・
しかし、天神平までいくと若干の新雪がありました。
さらにリフトで頂上付近まで上がると、さらに新雪が少し増えたような。
1本試しにゲレンデ脇を滑って見ましたが、5センチパウダーの下にはアイスバーンが!
ス---ガリガリガリガリガリ!$%#&?
と最悪なな効果音が!
ガイドの近藤さんはいい雪を探しにいろんな方角の雪質をチェックしつつリフト下に降りてきました。
再度リフト頂上にあがって、雪の深さとその下のアイスバーンの状況がましな西斜面をチョイス。
とりあえず、ゲレンデからバックカントリーエリアに出るために、ハイクスタート。
見た目はいい雪っぽいでしょ?
でも、10~15センチ下には・・・・
しかし、いい天気です。
この季節に谷川岳がはっきり眺められるのは珍しいと近藤さん談。
本当に最高のバックカントリー日和なんですが・・・アイスバーンがなければ・・・
この尾根の左手の斜面を滑ります。
みんな間隔をあけて尾根に並び、滑り準備開始。
近藤さんが、試しに先行して一番奥の斜面を滑り出すと、
ス---ガガッ、ガガッ、ス---・・・・
ん~さっきよりだいぶましかな?
まあ、考えても仕方ないので覚悟を決めて、ドロップイン!
(あっ、すべりの写真がない・・・)
ス---ガガッ、ガガッ、ス---・・・・ゴゴゴゴ・・・ス---
相変わらずの効果音付ですが、谷の左手の斜面が若干雪が深く気持ちよく滑れるところもちらほら・・・油断をすると、アイスバーンにテールが引っかかり吹っ飛びながらも、そこそこ気持ちよく滑り降りることができました。
しかし、下にいけば行くほど新雪も重くなり、ターンがうまくできない。
みんなの滑りが楽しくなくなったところで、滑り終了。
そして・・・そう、ここからは滑った分上り返しです。
借金返済って感じです。
斜度がなかなあり、しかも10センチ下にはアイスバーンというのぼりにも厳しい条件のなか、近藤さんが先頭で登り開始。
近藤さんがステップをつけてくれるおかげで、なんとか登っていける感じでしたが、自分が先頭だったらr本当に大変でしょう。
スノーシューにヒールリフターが着いていない先行する二人も急斜面と崩れやすい雪質に四苦八苦、スキーシール組みも急斜面に大きく回りこみながらののぼりとなりました。
滑り出し地点よりもかなりリフト側へ回り込んだ地点に向かいます。
途中お昼ご飯を食べゆっくりしていると、あ~~~~~~~~と背後から悲鳴?が。
コロコロコロコロコロコロコロコロ・・・・・・・・
と、ヘルメットが転がって行きます。
みんな呆然・・・もちろん本人も・・・・・
コロコロコロコロコロコロコロコロ・・・・そのまま止らず、見えなくなってしまいました。
少し下まで、滑り降りて探しに行きましたが、見つからず断念。
バックカントリーではこんなこともあります。
気をつけましょう。
さて、休憩も終わりさらに登り、リフトの裏のほうに登っていき、そこから本日2本目の滑りスタートです。
なんでも、ホワイトバレーまで滑り込む谷といくことで、ロングルートのようです。
しかし、今日の雪は大変かも。
滑り出しは快調!
奇声をあげるほどではないにしろ、程よいツリーに面白い斜面、そしてガリガリ効果音。
谷状の地形は滑るにはとても思しろく、これで雪がよかったらと残念で仕方ない感じです。
奥の細い沢わかります?
本当に立体的で、スノーボードにはとても思しろい地形です。雪がよければ・・・
難雪に悩みながら降りてゆくと、次に待っていたのは近藤さんツアーおなじみのスノーブリッジ渡り!
そして最後の最後にももう一本!
みんな、無事下山することができました。
アドベンチャーですね-(笑)
またまた、いい雪をはずしてしまいましたが、これに懲りずにまたバックカントリーに行くぞ!
最後に、見ず知らずの僕を、森林公園駅まで乗せていってくれた、東松山、坂戸在住のサッカー仲間のお二人、ありがとう!感謝、感謝です。
また、雪山で会いましょう。