08.04.03嬉野2008年4月3日(木)ちわっす。 嬉野っす。 うちの藤村が、久々に裏を更新いたしまして、 来る5月14日に発売されますところのDVD第10弾の全容を熱く更新したから、みんなに「見るように」と書けと申しておりますので、書いてますよ。 えぇ、書いてますとも。 ねぇ、自分で書きゃぁ好いじゃないですかねぇ。 どいつもこいつも、オレに書け書け言いやがってさぁ、 ワープロじゃないんだよ、オレはさぁ。 オレに言っときゃ、勝手に書くって思ってる節があるね。 ここいらの人間はさぁ。 ささ、ということでね、書きましたから今日のところは帰らしてもらいますよ。 それではみなさん、また明日! 解散! あ! 大泉さん!おめでとうございます! 年取ったんですってねぇ。今日。 好かった好かった。 じゃ、今日はこれで。 【昨日、うちの藤村が書いた日記です】 ユメミル工房のグッズ店長石坂氏は、日々楽しいグッズの開発に頭を悩めております。 この前も、メールで「こんなのはどうでしょうか?」と、デザイン画を送ってきました。 「夏に向けて久々に扇子を作りたい」ということで、和風な扇子のデザイン画であります。 「おーキレイだな。キレイだけど、これはこれとして、おもしろいやつも欲しいな」 「たとえば?」 「たとえば、表には水墨画みたいなのでトラを描いてね、裏側には、トラじゃんかよ!おれバリケード作る!火だ火だ!とかね、あのブンブンの中で交わされた会話をずらーっと和歌みたいに書いてある、とかね」 「あーなるほど」 「カブがウィリーしてる様子と、荒馬が前足を高く上げている水墨画に、裏面は、どうしました!大泉さん?ギアいじったっけロー入っちゃってもうウィリーさとかね、あの時の会話がずらっと書いてある、みたいな」 「あーおもしろいですね」 と、まぁ、実現するかどうかはわかりませんけど、日夜こうしてグッズの開発に精進しているわけです。 そんな店長が先日、近々発売予定の、あるグッズのデザイン画をメールで一斉配信しておりました。 私も見ましたが、これは「いいアイデアだな!店長」と思いましたね。 「いいアイデア」というのは、グッズそのものではなく、グッズを包む方法。 グッズを「わざとビンボくさく新聞紙でくるむ」というのです。 こういう些細なコダワリ、演出というのが、作り手の粋な心が感じられてよい。 で、驚いたのが、その送られてきたデザイン画。 なんと、そのグッズを包む「新聞紙のデザイン画」であったのです。つまり店長はまず「新聞紙そのものを作る」と。単なる包装用の新聞紙をイチから作ると。 「あっぱれ!店長!」と、思いましたですね。 それでこそHTBのグッズ店長!と。 で、その新聞紙のデザインを見ましたよ。新聞風のモノクロ写真が載ってましたよ。で、文字がずらーっと記事風にレイアウトされて並んでましたよ。 まぁ包装用の新聞紙のデザインですからね、別に何が書いてあってもいいわけですよ。新聞紙風のものを作る、というのが本来の目的ですからね。 で、その文字を読んだら、嬉野先生の文章なんですね。 「あぁ、日記かなんかの文章をテキトーに転載したのかな」 と、思いましたらですね、読み進むうちにわたくし・・・ ぷっ!と吹き出しましたね。 どうやらその、なにが書いてあってもいい文章を、嬉野先生がわざわざ書き下ろしてるんですね。 嬉野先生が、延々、文字を埋めるためだけに、文章を書いてるんですよ。そして、ずっーとその、あまりにもバカバカしい作業について、悪態をついてるわけですよ。 「なんでおれがこんなものを書かなきゃいけないんだ!」 「8000字ってなんだよ!」 「ただの包装紙だろコレは!」 みたいなことをね、延々書いてるんですよ。 いやぁー・・・世にこれほど不毛な文章はないでしょうね。 私、笑いまして、まず店長に「よくやった」「いいアイデアだ」とホメましたね。 すると店長は、「でも嬉野さん、すっごい怒ったんですよ」と。「マジに不機嫌だったんですから」と。 それを聞いて私、また大いに笑いましてね、すぐさま嬉野先生んとこ行って、 「先生、あの新聞紙はなんですか?」 と同情してるように聞きましたら、 「おー!聞いてくれ!あのバカ店長、なんでもいいから8000文字書いてくれって言いやがって、なんだそれ?って言ったら、それでグッズ包むとか言ってさ!オレのことなんだと思ってんだよ!」 と、かなり怒ってましたね。 また、笑いましたね。 楽しい人たちですねぇ。 このようにグッズ店長、周囲に多少の軋轢を生じながらも、日々、グッズの開発に勤しんでおります。 ではまた明日。 ジャンル別一覧
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