2012/04/28(土)21:24
逆風満帆 「報じられる側の痛み」知る by菊間千乃
今日の朝日新聞の朝刊、特別版に掲載されていました。シリーズみたいですね。
今回は「中」となっていました。まぁ今だから言えるみたいな感じなんですか
ね。
-同僚に無視される日々-
「めざましテレビ」の1コーナー「それ行け!キクマ」での事故の話。
入院は3か月に及んだ。アナウンサーとして伝える側から、一転して伝えられる
側へと立場が変わった。週刊誌記者に病室まで「侵入」されて、菊間は「報じら
れる側の痛みが当事者になって初めてわかった」と振り返る。
(こういう時に週刊誌記者のモラルが問われる、そこまでするのか?そこまで
しろ!と上司から言われるのか?報道の自由をここまで振りかざして良いのか)
彼女を焦らせたことがある。事故は番組改編期である10月の直線に起きた。
同僚アナたちは次々と担当番組が決まりつつあった。母や看護士に八つ当たり
したこともあって、自己嫌悪に陥った。
1カ月ほどすると、病室から「めざまし」に生出演して怪我の回復具合を報告
して欲しいと会社から依頼された。組織の一員であるという意識と、「私は見
せ物ではない」という思い。菊間は葛藤しそして結局依頼を断った。
(出演して声を聞きたいという視聴者がいたのか?番組の目玉?にして視聴率
欲しかったのか、そして見せ物じゃないという気持ちはどういう心境から出て
きたのか)
その後現場復帰が翌年1月の「あるある」でコルセットで腰を固定したままだっ
た。4月から「2時のホント」の司会に起用された。その後は2000年、2004年の
五輪の取材団の一員に加わり、フジの顔として大きな仕事が続いた。
キャリアが上がるにつれてロケではなく、スタジオでのしごとが中心になった。
自らのやる気を持て余していた。毎年若くてきれいな新人が入って来る女子アナ
の世界。負けない自信はあった。だけど40歳過ぎると。。。笑顔の陰で心にポッ
カリ穴が開いていた。
そして未成年タレントとの飲酒問題が起きる。
つづく。。。女子アナの裏側も大変ね。