カテゴリ:スポーツネタ
指導者情報誌でヨーコの話、小田さんの体罰の話と続きました。
今度はバトミントン女子の米倉さんです。JOCのアスリート専門部会 の委員でもあります。 「社会前提でコミュニケーション力の育成を」 (いきなりびっくりする話から始まります) 皆さんは「メリーゴーランド」と言う言葉にどんなイメージを持ちますか? 遊園地なのでの「楽しさ」でしょうか。私は「恐怖」です。昔経験した、髪 をつかんで振り回され、怒鳴られ、投げ飛ばされるという体罰をそう呼んで いたからです。 (へぇぇ~、陣内さんやオグシオはどうだったんだろうか、バトも古い体質 だったんですかね) 練習以外でも指導者の気分によっては体罰・・・、いや、いじめといったほ うがいいようなことを経験したこともあります。そんなとき指導者は「緊張 が続く試合でのパフォーマンスが出せるように、常に緊張感を作ってあげて いるんだ」などと言って自分の行動を正当化していました。 (誰なんだろうね?) そんな中で感じていたのが恐怖。逃げ出したいと思いながらも「自分の目標 のために頑張ろう」と思い直していました。私はこれまでこのような経験を 公にしたことはありません。しかし最近の体罰問題の表面化で考えさせられ ました。 当時の私が感情をコントロールし、そういった経験を公にしなかったことが 「選手を奮起させてあげられた」「(暴力やいじめは)必要な指導、良い指 導だ」と指導者に勘違いさせてしまったのではないかと。 私が一番いいたいのは「暴力やいじめで人は育たない」「暴力は強化に必要 ない」ということです。日本人がずっと大切にしてきた「忍耐」「根性」も もちろん大切ですが、今日本のスポーツ界はそこから一歩踏み出さなければ ならない時に来ている思います。 指導する側、指導を受ける側の双方が理解しあって乗り越えていきましょう。 つづく 当時の指導者たちがこれを読んでどう思うのかな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 29, 2013 12:00:25 PM
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