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デビルのボヤッキー

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May 19, 2014
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カテゴリ:スポーツネタ
指導者情報誌の中で「スポーツ指導を考える」というテーマで暴力行為根絶をテーマに
して特別連載をしていましたけど、今度は諸外国と日本の違いということで、国外で
活動経験のある方の話を通じて日本のよさ、あるいは諸外国に見習う点を考えるって
ことで。。。

1回目はバスケットの萩原美樹子さんです。日本人初のWNBAプレーヤーになった
人です。

「選手が希望を主張して、初めてコーチが動く、それが自立した選手を育てて行く」

私が海外の指導に初めて触れた機会は1997年から2シーズンほどアメリカ女子プロ
バスケットボールリーグ、WNBAに参加した時でした。期間はそれほど長くはあり
ませんでしたが、日本とはだいぶ違う印象を受けました。

まずは環境の違いに戸惑いました。選手自身が「私がこうしたい」と主張しない限り
コーチもスタッフも何もしてはくれません。日本では食事の時間からトレーニングの
時間までスケジュールはすべて決まっていたし、練習が終われば黙っていてもトレー
ナーの方がケアをしてくれます。アメリカではそういうことは一切ありませんでした。

私がアメリカに行ったのは、日本で十分にキャリアを積んでいた時期です。自分では
判断力もあり、自立した選手だと思っていましたが、アメリカのそういった環境に
身を置いてみて、実はそうでなかったということに気づきました。

いつ朝ごはんを食べればいいのか、コンディションをどう作ればベストの状態になる
のか。日本では自分で考えなくても、誰かが決めてくれていたということです。

日本の指導者は先回りし過ぎる傾向があるかもしれません。私自身もそうなのですが、
選手の表情1つひとつ見て先回りする、日本の選手は体が痛いところがあっても、自分
からはなかなか口に出しません。指導者が察して対処してしまう。本当は怪我した選手
が自分で言うべきです。

練習れあれば周りもけが人を気を使うことになるし、何より本人にとってよくないで
しょう。

つづく





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Last updated  May 19, 2014 11:41:22 AM
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