カテゴリ:競馬予想の基本的考え方となるセット理論
初めてご覧いただいた方のためにセット理論の説明を書き込んでおきます。 明日は、具体的な活用方法を書き込みます。 ↓以下は2007.12/20のブログ転記となります。 (※検証データ部分は最新のものに差し替えてあります。) 唐突ですが、あなたは競馬を予想するとき、何を重要視されていますか? レースの展開・血統・調教・持ち時計、10人いれば10通りの答えが返ってきそうですね。 ただ、どのファクターを重視するにせよ、はっきりと言えることがひとつだけあります。 それは、ほとんどの競馬ファンは新聞を見て 「展開が恵まれそうだから来てくれないかなあ」 「持ち時計が一番いいから来そうだな」 「成績も安定しているし、この馬で大丈夫だろう」 といった感じの根拠で馬券を買っているということです。 失礼を承知で言わせていただきましょう。 これではサイコロを振って出た目を買うのとそんなに変わりはありません。 的中すれば嬉しいでしょうが、ただ運が良かったにすぎません。 そこで 「来るかもしれない」「来たらいいなあ」という馬ではなく 「来ることになっている馬」を見つけるセット理論を以下に紹介します。 このセット理論は、あなたの予想スタイルを根本から変えてもらう性質のものではなく、 あなたの予想スタイルにファクターのひとつとして加えてもらう性質のものということを 付け加えさせていただき、これより説明に入ります。 【セット理論】 競馬において、馬は好きで走っているのではなく走らされているのです。 そして、走らせているのはもちろん人間です。 何度も言うようですが、この考え方が基本となります。 競走馬を車に例えてみるとわかりやすいかもしれません。 高い性能を誇るポルシェであってもドライバー(騎手)の思惑ひとつで軽自動車に 追い抜かれることもあるのが競馬です。 指数等の能力値を算出される方々はポルシェを発見することは容易に出来るでしょう。 しかし、ポルシェを追い抜く軽自動車を見つけることは絶対に不可能です。 競馬を予想するうえで、馬の絶対能力を分析するという考え方は、もちろん間違いでは ありません。 しかし、いわゆる正攻法と言われる予想アプローチには、『走らせる側の思惑』という 重要な要素が欠落しているのです。 あなたが予想という観点において思うような結果が得られなかったのは、この要素が足ら なかったからとも言えます。 この『走らせる側の思惑』という視点に立って考え出されたのがセット理論であり、 大変シンプルでわかりやすいものです。 特定の厩舎が、信頼性の高い騎手に一日2~3頭の複数騎乗依頼をしてきた時 少なくとも1頭は、1~3着に来る確率が非常に高い これがセット理論の基本定義です。 【検証】 ●先週の勝負セットを実際に検証してみましょう。 お手元に新聞があれば、理解が深まるかと思います。 開催日 2/1(日) 場所 東京 勝負できるセットパターン 騎手 御神本 厩舎 伊藤圭 騎乗レース 5R.6R ほとんどは2頭のセットパターンです。もちろん、2頭とも来るケースもありますが 2頭のうち何れか1頭が来るという考え方が基本となります。 この日、御神本騎手は伊藤圭厩舎の馬に2頭(5R・6R)騎乗してきました。 この場合、5レースか6レース、どちらかで必ず馬券の対象となることが事前にわかります。 はたして、5レースのタマモテノール号が馬群に沈んだ瞬間、6レースのタイキジャガー号は 「来たらいいなあ」ではなく「来ることになっている馬」となります。 例え、後ろ向きに走っても来ます。(少しオーバーですね) そのくらいの絶対的根拠と自信があると、ご理解ください。 配当を見て驚いてください。(苦笑) 開催日 2/1(日) 場所 京都 勝負できるセットパターン 騎手 安藤勝 厩舎 鮫島 騎乗レース 9R.10R 黄金パターンのひとつアンカツに鮫島コンビ、馬主まで一緒という強烈なセットパターンです。 もちろん、この場合も9レースか10レース、どちらかで必ず馬券の対象となります。 結果、9レースのハギノハーセルフ号は敗れたものの10レースハギノジョイフル号は当然のように1着となっています。 セット理論を活用されている方にとって、こういうレースは予想のレベルを超えた次元で 楽しめる特典レースとも言えますね。 大いに快感を味わってください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.02.05 20:48:10
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