成城の隠れ家ヒーリングサロン 『クリスタルDEW』・・・・・世界から買い付けた天然石SHOP

イラクで人質。。。
ニュースの映像で香田証生さんを一目見て
あ、バックパッカーだ。。。。
そう思った。。。。
旅行者が事件に巻き込まれるのはいつも人事ではない。
たいがいは自分を重ねてニュースをみてしまう。。。
イラクで人質になると色々な意見が飛び交う。
自己責任。。。
ついてまわる言葉だ。
確かに行ってはいけない。。。そうは言われていた。
でも、でもね。。。
私も南米を旅しているときにちょうどペルー大使館の事件があった。
知らなかった。
ネットカフェもなかったし、新聞もあまり読む機会を作らなかった。
貧乏旅行をしているとそういうところではお金を使わない。
新聞を買うのであればなんかおいしいもの食べようかなと。。。
むしろ、生きることにお金を使う。
カンボジアの情勢が丁度悪くて飛行機も飛んでいないときに
陸路ではどうやら行けるらしい。
そんな情報がタイにいたバックパッカーの間では流れていた。。。
私も陸路で行こうとしたくちだ。
“自分探しをしたかった”彼と24歳のころの自分、時間を越えて重なる。
よし、明日行こうと思っていた日のランチ、たまたまとなりに座った
日本人旅行者から命からがらカンボジアから出国した話を聞いた。
日本大使館に電話で助けを求めると
とりあえずそこの安宿でじっとしてろ、と言われたそうだ。
爆弾の音は徐々に近づいてきて
大きなリュックを抱えて震えるしかすべはなかったという。。。
その話を聞いた私はラッキーだった。
香田さんは、そこで、行くことへの選択をした。
そんな、小さな運命の別れ道。。。
彼は自ら戦争と言う醜い現実のなかに飛び込み
命を失った。
香田さんの同じ映像が亡くなったあとに何度も流れる。
おやっと思った。。。
彼の顔が笑っているように見えたのは、私だけだろうか？
彼はいま空の上から平和を願っている。
私は地上で平和を願い、今度彼が地上に生まれ変わりの生を
受けた時までには
国境線のために戦わない世界がひとつであることを
約束できればと思う。。。。
見ないで、感じないでいろいろな意見を言ったり、
行った本人が悪いと感じてる人も、
今一度考えて見てほしい。
世界が平和であれば彼の命は失われることはなかったのだ。
首を切るほどに憎いという感情を生まれさせてしまった
戦争。。。
アメリカの教会で、
神は戦争で血を流すことを許している、
と言う人もいた。
少なくとも私はそうは思わない。。。
平和になるために血は必要ない。
そう思っている。