山田チカラ
山田チカラ★★★個人的趣味☆☆ここは前から言ってみたかったお店でした。テレビでも液体窒素でフォアグラを固め、粉状にしコンソメスープをかけていただくというようなお料理を放映していて、私の大好きな龍吟を彷彿させるような感じがしたのでとても楽しみにしていきました。その結果は・・演出は楽しいのですが、コストパフォーマンスと全体の満足度を考えるとうーんという感じでした。(もしかしたらこういう演出系のお料理がはじめてだったら楽しかったのかもしれません)個人的な好みの関係だと思いますが味付けと見た目にちょっと違和感を感じたこと(まずいということではないです)。15000円のワンコースなのですが、途中でキャビア(一口なのに結構な価格)ものを、ノーとはいいにくい形ですすめられたり(これも個人的な問題か・・・)。あとワインリスト(シャンパン好きなのでシャンパンリスト)が高めの設定。なんやかんやで2人で7万円オーバー。おなかも一杯にはならなかったのです。でも!お料理は凝った演出がされていました。場所は麻布十番から歩いて結構はいった閑静な場所にあります。入口も上品でふとすると見落としそうな感じで隠れ家感があります。中に入るとお茶室と掘りごたつ式のカウンターが。私たちがうかがった日はお茶室が貸切で使用できませんでした。他にお客さんは一組。雰囲気はいいと思います。メニューは手書きで書かれておりいい感じです。ワインリストはなんとi-touch!内容は最初におしのぎ。ということで一口ごはんがでてきます。これも個人的には微妙な感じでしたが、特に違和感というほどではなくいただきました。茶懐石風なのですね。次にバラのマティーニ。これも個人的には微妙か・・。次に本マグロ醤油ヌーベ。これはお刺身が宝石箱のようになっている感じなのですが醤油も固形で立方体になっており一緒に混ぜながらいただきます。などなどこの後も凝った演出のお料理はつづくのです。スペシャリテと思われるテレビでも放映していたフォアグラの・・・も個人的には普通のフォアグラを食べたい!という感じでした。サプライズなのは素敵なのですが・・何かが。。。ひとそれぞれの感覚なのでしょうが私は再訪したいかと言われると微妙なところです。評判がよさそうなお店だったので楽しみにしていたので残念です。ただ、お茶室の評判がよさそうだったので今回そこが使えたらもっと違っていたのかな!?なんとなく満足感が薄かったのは・・おなか一杯にならなかったからなのかなぁ。でもここでしか味わえない雰囲気はあるのでいつもと違ったお料理を食べてみたい方は是非行ってみてください。