雲のごとく

2010/11/22(月)13:53

塾での話2

前回のつづき。 ある塾生の話。 契約関係のトラブルに頭にきて、先方に怒鳴り込んだという話。 その方は 自分の正当性を確認しようとし 一方で、自分がやったこと(取った態度、行為)は、いいものではないと知っている。 故に自分の非を認められないのに、自分を責めるという矛盾したグルグルに・・・ 面白かったこと。 すぐ結論に逃げようとする。 ちゃんと向き合おうとせず、自分の非も認めず、その上での処理もせず・・・ 言いました。 「そのうち、『たいしたことじゃなかった』とおっしゃるはずですよ」と。 でも困ってるその人もいるわけで。 絶対(断言します)『たいしたことじゃなかった』ということにはならないはず。 しかし、便利なもので、そのうち忘れます。 だから『たいしたことじゃなかった』と錯覚します。 でも潜在意識に行ってしまえば、その想いは大きな発言権を持ちます。 「想いは実現する」と言いながら実現しないのは、これです。 Aを望んでいる。Aを望んでいるのは事実なのですが、それ以上の力でBを信じている。 それが潜在意識にある想いです。あっちの世界から見たら、どっちを望んでいるかわからないわけです。結局、発言(権)の大きなほうが、その人の思考だと認定するほかない。 だからAを望んでも、結果が出るのはBになるか、ソレに近いところになる。 潜在意識の法則は正しいのだろうと思います。どっちもAを望めば、Aしか起こりえない。 余談が長くなりました。 この塾生さんのおっしゃることは実によくわかります。 師の指示で対話しましたが、実に理解が深まりました。 はい・・・自分自身のね。(笑) まさに鏡でした。 あたしは経験でどんなことが考えられるか、どうすべきだろうかまで知ってますが・・・ 著しく実践が不足していることも、この鏡の体験で知りました。 さっさとやってしまわないといかんです。 締めはまた次の日記で。

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