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カテゴリ:宇宙戦艦ヤマト
あくまでも、「さらば宇宙戦艦ヤマト」の、古代の場合の話(範囲せまいな)。
以下、ネタバレ含む。 白色彗星帝国との決戦で、地球艦隊(ヤマト除く)は全滅。 遅れて到着したヤマトは、デスラーのアドバイスにより、白色彗星を撃破する。 喜ぶ古代たち。だが、白色彗星の本体である都市帝国は健在だった。 都市帝国を倒すべく、故・土方艦長の命令を実行する古代とコスモタイガー隊。 決死の潜入戦の結果、都市帝国は内部から崩壊。帰還した古代は、思わず呟く。 「大きな、大きな犠牲だった。真田さん、斉藤、コスモタイガー...」 え? いや、そこは「コスモタイガー」ではなく「加藤」では? この段階で、名前の判っているコスモタイガー隊員は、加藤三郎、山本、ツルミ・ジロー(漢字不明)の3名。 山本は「1」にも出ているが(ちょっとだけ)、ツルミは登場シーンのみ。 「1」の頃から、古代は「戦闘班長」としてブラックタイガー隊(当時)に接しており、加藤とは親しい仲と見える(つーか、古代は加藤をパシリ扱いしている節が)。 「コスモタイガー」じゃなく、「加藤」って言ってやれよ。イイ歳になると、むしろこう言う部分が悲しい(当時は小学生なので、「乗組員全滅」が最大のショックだった)。 古代にとっては、「コスモタイガー2>加藤」なのか?物資は人命より重いのか? と思ったが、「コスモタイガー」は、「コスモタイガー隊(員)」の略なのだろう。そうだと言ってよバーニィ。
で、細かいついでに、ちょっとツッコんでおくと、どうもヤマトには「言った者勝ち」と言うルールがあるようだ。 例えば、白色彗星帝国の艦船を発見すると「巡洋艦だ!」と叫ぶ。...おいおい、データあるのか?(暫定名称かもしれないが)。 その意味で最大にツッコみたいのは、南部の「デスラー戦法か?!」のセリフ。 演出としては、確かに正しいのだが、ヤマトの乗組員としての正解は「ドメル戦法か?!」ではなかろうか?(次点は「ガミラス戦法」)。 確かに、デスラーもワープでヤマトを苦しめたが、むしろ「宇宙の当り屋」と言う感じだった(偶然の接触だったが。それに、劇場版には、デスラー艦でてないし...)。 多分、ヤマトの乗組員は、アドリブに強いのだろう。...って、タイムボカンシリーズの収録(本番)かいな?(テストは和気藹々としているのだが、本番ではシーンとなって空気か張り詰め、アドリブを狙っていた...との事)。
あと、笑えるのは「潜宙艦だ、ソナーを上げろ!」のシーン。 潜水艦のノリなのだが、暗い中に身(艦体)を潜めている、と言うだけ(に見える)。レーダーはないのか?(いや、一般的なレーダーには引っ掛からないのかもしれないが、説明がないので、つい苦笑してしまう)。
それにしても、水滸伝と言い、新撰組と言い、「さらば~」と言い、メインキャラクターが死んでしまうから印象に残るのであって、メインキャラクターが生き残る「2」は...。 特に、ソックリな弟が出てきた加藤は無駄死にだと思う(あと、足を撃たれて帰還する真田さん)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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それぞれのシリーズで割り切ってみないと、納得できないことがエンドレス状態になりますからね。(笑)
それでも名作だと思うのは、割り切りが完全に慣れてしまったからなんでしょうね。 いや~ヤマトネタ書いたら、また最初から見たくなった。。。でもゆっくり見ている時間ないっス。(^_^; (2007.12.22 06:55:46)
babiru_22さん。おはようございます。
>それぞれのシリーズで割り切ってみないと、納得できないことがエンドレス状態になりますからね。(笑) > >それでも名作だと思うのは、割り切りが完全に慣れてしまったからなんでしょうね。 > >いや~ヤマトネタ書いたら、また最初から見たくなった。。。でもゆっくり見ている時間ないっス。(^_^; ----- シリーズ構成に穴がありすぎですね。 特に、「新たなる~」と「~永遠に」での「波動エネルギーと暗黒星団帝国の関係」は、致命的だと思います。 名作なのは、「さらば~」までだと思います。 (2007.12.22 07:38:11) |