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カテゴリ:歴史
NHKの番組で、「戦後の中国大陸からの引き上げ」を扱ったものを観た(たまたま)。 ここで、「ソ連は、一方的に『日ソ中立条約(※)』を破棄して攻めて来た」と言っていたが...。 (※ 1945年8月8日午後5時(日本時間 午後11時)宣戦布告、9日 午前零時 攻撃開始) 「日ソ中立条約」(1941年 締結)は、「独ソ不可侵条約」(1939年 締結)が前提となっているはずではなかったか? 独ソ不可侵条約が独ソ開戦(1941年6月22日)によって破棄された以上、日ソ開戦は時間の問題であったはずである。 それを読めずに、のん気に 「西郷どんに気質が似ているスタリーンに、米英との停戦の仲介を頼むでごわす」 とか言っていた日本政府...情報弱者にもほどがある。 大日本帝国の臣民にとっては、「卑怯」「卑劣」であっても、日本政府にとっては予見すべき事態だった。 (「欧州情勢は複雑怪奇」と言って拒否反応を示していたようでは...) ともあれ。 NHKは偏向している。そんなにソ連(ロシア)を責めるのであれば、大使館にでも突撃すべきだろう。 国民感情を煽る前に。
【蛇足】 100年後ぐらいに、 「オマエら、リーマンショック読めなかったのかよ?」 と嘲笑われる事が予想される。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.12.13 05:33:05
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