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私の見解では、肩と足、両方だと思う(時期は別々)。 GWは、実は仕事が暇だった。御蔭で、いくつか本が読めた。 その中で再読(何度目かの)をしたのが、「4人の署名」と「回想のシャーロック・ホームズ」。 (これらは、小学校の図書室から借りて以来、10年に一度は読んでいる) 実は、前回、「4人~」を読み直したのは、事故後に療養している時だった。御蔭で、ワトソンの身の上が我が事の様に感じられた。 さて、創元文庫版「4人~」の あとがき(解説?)では、ワトソンの負傷箇所についての考察が有る。 この内、「実は、負傷したのは局部」と言う説は魅力的だったが、私の体験からすれば、肩と足だろう。 (「緋色の研究」は読み直していない) 私が思うに、ワトソン博士は、まず足に負傷している。これは関節の近くで有った、と推測する。 やや重い傷では有ったが、負傷箇所が足だった事から、軍医としては任務を続行出来た、と見ている。 (椅子に腰掛けたままでも診察は出来るし、注射も打てる) その後(回復後)、肩にジザイル弾を受ける。肩に傷を受けては、医師として思う通りに作業は出来ない。そこで後方(本国)へ移送されたのだ、と思う。 肩の傷は それほど深いもので あったとは思わない。と言うのは、「4人~」ではステッキを手に格闘を覚悟しているし、「回想~」では開業医として まずまず繁盛しているからだ。 (肩が使い物に ならないのなら、繁盛する訳は無いだろう) 「緋色~」で肩のみにしか触れていないのは、負傷して間もないからであり、足は「完治」していたから、と考える。 一方、「4人~」では、肩は使えるようになったものの、足の古傷が疼き出した、と言う事だろう。 (追跡に関し、ホームズが気遣っている) 前述の通り、以上の考察は、私の負傷経験に基づいている。 私は、交通事故で2003年末に左手と左足を負傷した。手の方は、甲の小さい骨のひとつにヒビが入り、3ヶ月、ギプスをしていた。一方、足は膝の後十字靭帯の1本が切れており、最初からコルセットを使用していた(車椅子→松葉杖)。 入院中、見た目は腕の方がヒドいのだが(上腕部の半ばから4本指の付け根まで、ガッチリとギプスで固められていた)、実際に重いのは足の症状である。 ギプスをしている時は、左腕(左手)が使えないので不便だったが、治癒後は(時折り痛み、違和感を覚えるものの)問題無く暮らしている。 足の方は、車椅子の時は ともかく(小用も洋式に座って足していた)、松葉杖になってからは(コルセットがズボンに隠れるので)目立たない。が、気候の如何によっては、未だに痛み、痺れる事も有る。 それに、実は右膝も、その数年前に打っており、こちらは完治したはずだが、やはり、雨や雪など、湿度や気温で痛む事が有る。 そう言う訳で、「足の関節の傷は、完治しても痛む」、と言うのが経験則である。 ワトソンの足も、関節を負傷していたのでは無いだろうか? 【追記】 足は体重を支えるので、関節部で無くても古傷が痛みやすい、と思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.05.19 16:15:28
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