思った以上にダサい。
「ヤング・スーパーマン」シーズン9#11。サブタイは「正義の結社(原題は英語で「ソサエティ」)。 アニメ「ジャスティス・リーグ」だと、1.敵が対抗してソサエティ(シークレット・ソサエティ)を結成する。2.パラレルワールドのヒーローチームと戦う(「ジャスティス・ローズ」)。3.異次元のヒーローチームと共闘する(ジャスティス・ギルド。実際はJSAとの共闘)。の3パターンが有ったが…。ともあれ、サイボーグとかアクアマンとか久しぶりに登場するのか? カナリアとインパルスは?と、興味津々。 のっけからの謎のヒーロー(?)の言で、2は無さそう。更に「JSA」の書置きから、どうやら1も無い、と判断。 …しかし、2番目のヒーロー(?)が「ウォッチメン」のロールシャッハっぽいんで、ちょっと考えが変わる。もしかして、オリジナル・チーム(かませ犬)か? しかし、ドクター・フェイト、アワーマンらの名前が出てきた段階で3一択。…のはずが共闘じゃなく手玉に取られてるし。 で、最初のヒーローはスターマン(のサイドキック?)らしい、と判明。そうか、あの槍はスターマンの槍だったか。2番目はサンドマン…知らんがな! でドクター・フェイトの覚醒、ホークマンのカムバック、と、俄然JSAらしくなり、期待大。…が、スターガールのコスのダサさに唖然。これは、今まで本作が拒んできた「安易な(コミック版の)コスチュームの着用」であり、ショボさが増大。なんか、イッキに30~40年前の番組のクオリティに下がった気分。フェイトのコスも、ちょっとショボいのだが、ホークマンは頑張ってた。ってか、ウイングもコスなのか…アニメしか知らんから意外だった。 まぁ、あのショボい(失礼!)コスは「JSAを過去のチームに見せる」演出なんだろう。 にしても、ジョン・ジョーンズは忘れてた。次回、JLAは全員揃うのか?(過去のキャラ限定で)。 …と言うところなのですが…今ひとつ、ノれないんですよねぇ…。 と言うのは、JSAの何人かは過去に逮捕されており、それが8ミリで残っている(クラークとクロエが見ている)のですが…。これがセピア色で、ファッションや制服から、おそらく70年代~80年代あたり、と思うんですけど…。何でJSAは(全員では無いにせよ)捕まったのか?(有罪判決は出なかったが)。そんな非力なチームなのか? と言う疑問が沸くんですよ、どうしても。いや、キーン条例は知ってますけどね。でも、ミニッツメンや後継者は人間だったですしね、ドクター・マンハッタン以外。 それに…。彼らがチームとして強力だったら、「ヤン・スー」世界では人々の記憶に残っているはずですが、ヒーローコミックとして登場したのは「ウォリアー・エンジェル」ぐらい。もちろん、それだけで「今までの世界観と矛盾する」とは言えませんが、ジョナサンとかマーサが覚えていて、クラークに「手本として(あるいは反面教師として)示す」、ってエピソードが必要だったのでは?(あるいはスモールビルの保安官あたりが揶揄する、とか)。 と言う事で、矛盾を感じるんですよね。いや、フェイトとホークマンは強力なんですけど。 あと、肖像画、ってのが…写真にしかなったのは「コスの費用削減」とか「俳優の費用を惜しんだ」と言う風にしか思えないのも難点。多分、ブラックキャットとかフラッシュとかは死んでるんでしょうね。 と言う事で後編には余り期待せずに待ってます…と言いつつ期待してしまうんでうよねぇ~。これもサガです。