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ここんとこ変に夜遅く帰る日が続いている。
今もやっと本日のクライアントとのmtgとの議事録を終えて会社でビール飲みながらこの文章を書いているところ。 (一緒に働いている人がハードワーカーなんで連続で3時間くらいしか寝てない。なんで最近午後8時から9時まで寝る習慣がついた) 元マッキンゼーの青木さんて人が書いた本で 「できる人を辞めろ」なんてタイトル(?)の本を読んだ。 マッキンゼー流○○なんてシリーズ、技術論的な本はもう食傷気味なのでええ加減読まないでおこうと思ったのだが、この本はそうではない。 いわく、マッキンにいてその人はどんどん「いやな奴」に なっていったそうだ。 出来る/出来ないで判断し、組織の中のものすごく偏狭な価値観の基軸に競争する。 いつの間にか、友達も減る。 家庭でもトラブルが起こる。 (筆者は入社時にオフィサーから友達減るよと言われたそうだ) そのときは気づかなかったが、後になって気づくたくさんのこと。それをつづった本。 人の幸せってのはたいていの場合、相対評価で決められると思う。それは自分の過去とであったり、知人であったり、世の中の平均であったり。 とにかく何かと比べて俺は幸せかどうかと決める。 学生の時には年収1000万もあったら超ハッピー!なんて思っても実際そこにたどり着くと不満たらたら、さらに上を目指す、なんてことがよくあるように、そらきりがない。 あるいは昔売れた女優が生活レベル落とせずに写真集を発行するなんてのもそのひとつかもね。 人は常に勝ち続けることなんて出来ない。 優秀な人間もそうでない人間もいつかは壁にぶつかる。 その壁の高さは別にして。 自分がいるフィールドも、世のコンサル会社にもれず競争の世界。 なんてか、いつまでこんなチキンレース続けなければならないんだ。上見ても幸せそうな人おらんぞ・・・。 なんて考えていた時に出会った本なんで、内容は目新しくもないが考える契機になった。 制度としては競争原理のまかりとおる世界だが、やはりそこでまともな人間がまともに成長していく為にはそれなりの方法論もあるようで。 うちのオフィサー(役員)、マネジャーがよく言うことで、成長を確かめたかったら日記を付けろ、ってのがある。 昨日できなかったことで今日出来るようになったことは何か。 それを記述しろと。 今まで良く分からなかったが、よく分かる気がする。 イチローが打率よりも安打数を気にすると言ったことを思い出す。打率は下がるが安打数は下がらない。スランプでもそれを見続ける。 一流に近づこうと思えば誰かと比べててもだめなんだなぁと。 比べるなら昨日の自分と。 虚栄心や名誉欲は一時的なドーピング的ブースターになっても持続的な動力源にはなりえないと痛感。 短くして築きあげたものは短くして崩壊する、というのは先程のうちのオフィサーが口をすっぱくして僕に言うことだが、やはり人生にショートカットってどうやらないようですな。 地道に粛々とやっていくしかないね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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