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正月の漫才特番。
お笑いユニットレギュラー。 毎年見てておもろいなぁ、思う。 海辺で ケガして 足腫れる 隣の ジジイの 犬逃がす リハで ふざけて 怒られる 力士に 鼓膜を 破られる 三回 ぐらいで コツつかむ ババアが ジジイを 押さえ込む 座長に 唇 奪われる リハと 違って 取り乱す 初日に 無理して 肌荒れる 笑てる ババアの 口ふさぐ 飴を 舐めたら 歯とれる グラサン とったら 笑われる 卑猥な 大根 買い占める 合格したのにたたかれる 見えるトコまで誘い出す 不細工なのに いいにおい 師匠の奥さん 好きになる 秋田のなまはげ 怖すぎる 漁師が海女さん ひきしめる ジジイが ババアを 追っかける ジジイに 傷口 舐められる テンション 上げ時 間違える 夢の中まで 脇役だ ピンチの あとに チャンス無い 親戚 全員 同じ顔 こいつらなんでブレイクせんのやろか。 まぁ、思うに ・万人受けの笑いではない? ・定番ねた芸人なので使いにくい(バラエティ司会とかで) ってのがあるからやろうか。 こいつらがどうやったらブレイクすんねやろうかと考えていてビートタケシの言葉を思い出した。 以前、ビートたけしといちろーの対談で面白い事を言ってるのを聞いた。 たけしもイチローも熱い舞台の中にいて、冷静に自分を監視するもう一つの目を持っているという。 漫才なら、どっかんどっかん客が沸いている中でも冷静に自分の立ち位置やらお客さんの反応、相方のテンションを観察する。 野球なら、ピンチでも客席から自分を見るもう一人の自分がいて、フォームやら期待される役割を冷静に分析している。 自分を監視するもう一つの自分。 作業に着手したりする前に一段上のレベルから俯瞰する思考。 誰しもそういうのに遭遇したことがあると思う。 みんなが盛り上がってるときにおいおい、つまんねーよ、って妙にしらけてみたり。 恋人とえー雰囲気の時に妙に冷静になってみてもーたり。 実はこれ、めちゃめちゃ破壊力のあるツールなんだと去年思い知った。 ロジックツリーや仮説思考、論点分解やビジネス分析ツール群、様々な企業事例や経営学のコンセプトを暗記する前に先立ってぜひ物にしたいことだ。 そう、アプリケーションの下にあるOSみたいなもん。 物事って上流で勝負がきまる部分って多いと思う。 まさに戦略やね。 上流のところで、どこを捨て、どこを選ぶか。 誰と戦い、誰と戦わないか、みたいな。 例えば、目の前に決まりきった定型作業があったとしよう。 エクセルの入力でもなんでもいい。 レベル1:目の前の仕事をどうやったらうまく片づくか。 それよりも上流は レベル2:そもそもこの作業を他のやり方でやる方法は無いか。 それより上流は レベル3:そもそもこの作業を本当にやるべきか? レベル4:そもそも今取り組んでるこの作業を内包する仕事ってするべき? レベル5:そもそも今の職業ってなんで選んでる? レベル6:そもそも働くべきか?・・・ レベル7:そもそも人生の目標とは・・・ 若干飛躍気味の所があるが、レベル1から深化するごとに思考のレイヤーは深まっていく。 そして後ろの分岐点での転換ほど人生に大きく影響を及ぼす。 コンサル会社では耳に蛸が出来るほど、ワークプラン(論点、仮説、検証方法、期限)を立てろと言われるが、これは上記の例で言うとレベル4までをきっちり意識しましょうという形式知化されたコンセプトなんやね。 わずかに角度がずれた直線も、延ばしてみたらえらい差が開く。 お分かりいただけたる思うが、思考の深化の過程には「そもそも」という接頭語がつく。 要領のいい人、スピードが早い人、オモロイ人生歩んでる人って、この「そもそも」にこだわる人だと思う。 孫正義は高校を中退して日本の受験レースから脱退し、アメリカに渡った。 人と同じ土俵で勝負しなかった。 藤田田に「そもそも何を勉強すべきなのか?」と1970年代?に問いかけ、帰ってきた答えが「コンピュータを勉強しなさい、君」 いわゆる、世の中的にスタンダードなルールでレースに加わってる人間には、 一生トヨタの時価総額を抜く会社なんか作れないんだろうな。 話を続ける。 要するに言いたいことは、 日常生きていると、この「そもそも」に立ち返り自分を冷静に俯瞰するプロセスを忘れてしまうのできっちりやってきましょうということだ。 これを常に意識して(忘れないように)切り替えながら生きていくのが難しい。 THINK FIRST!とか紙に書いたりして机に書いていても忘れてしまう。 (左手にTATOOでも彫ろうかな) さて、メタ思考を成すに当り一番の障害は何か。 自分の場合の一番のボトルネックは「ワーキングメモリの狭さ」にあると思う。 ワーキングメモリとは、脳内作業領域。 PCにおけるメモリと文字通り同じやね。 目の前の情報を処理する為に必要な短期記憶領域。 それが多い人は、暗算(くりあがりの桁を頭にリテイン可能)が得意だし 人の話を聞いていても流れをきっちり意識できたり。 はたまたたくさんの人の話を同時に聞けたり、色んな仕事を同時に出来たりと。 これって有限な領域だから、メタ思考領域と作業領域ってバッティングするんやね。 さて、さてこれを拡大するにはどうしたらいいのか。 論理的には3つに分解できよう。 1)脳内作業領域を広げる これは可能な話だという。同時通訳者って、頭の中に話者が話した文章をリテインしておく必要があるが、 これって訓練次第で伸びていくという。 ただ、相当意識しためんどくさい努力が必要らしいが。 (例えば、本を読みながらでも、常に3行前の文章を覚えてるかちぇっくしながら読むとかね) 2)脳外にメモリを広げる メモを取ったり、紙やホワイトボードに書いて考えるということです。 これって意外に強力。 うちの役員が物考えるときはいつもホワイトボードのある部屋にこもるが、そういうこと。 ダビンチに限らず、古今東西の傑物にメモ魔が多いのも納得できる。 3)情報を整理、圧縮する 不必要な情報を出来るだけ頭から追い出す。 入力情報に対して、キーワードでくくるとか、論理による構造化を行いトレースしやすくするとか。 後は色んな累積経験をためることかな。 優先順位つけるなら、2)が一番とっつきやすいか。 メモを持ち歩くといったこと自体を忘れたらきついが、 それもメモにして貼り付けてあるいたろうか。 (「メメント」や、「博士の愛した数式」みたいやな) といいつつ、それも忘れたらどうしよう、またそれも忘れたらどうしよう。 無限回廊。 あ、そういえば今日飯食ったっけ、、、。 おいおいそもそも、、、長々と書いたけどこれって実は違う問題やん、、、。 おじーちゃん、おじーちゃん、、、、しっかりして。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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