2005/08/16(火)13:24
地震・世界の終末にたたずむ俺様
また地震があった。
くるくると言われてる東海大地震の事が毎回頭をよぎる。
ゆれている途中で、
「お、きたきたきたぁー。これ、こっから更に強くなるるんかな。。。」って心配する。
で、収束してほっと一安心。
いつだったか。
大阪で阪神大震災を高校1年の時に体験した。
あの時で震度4~5だったか。
当時新築の家に越して確か初めての夜だったと思う。
で、寝てたらベッドが大揺れオウイェ。
一瞬親父が寝ぼけてベットを揺すってると思った。
夢か現実か分からぬまま揺れに身を任せていたのを覚えている。
当然その日は電車は止まり、学校に行けず。
神戸の町が燃える姿をテレビで見ていた。
学校まで行く電車の高架が落ち、たくさんの家が崩れ、
道路交通網も麻痺した。
幾人かの友達やその家族が不幸な目にあい、
無数の人たちが焼け出された。
あれからもう10年近くたったんだ。
いつか大きな地震って来るんだろうか。
こういう小さなのが来てたら刺激に慣れてしまう。
世界の終末のような光景を前にした時に、
その時今の俺はどう動くんだろうか。
世界が滅びるかって大災害を描いた映画で
「DEEP IMPACT」って映画がある。
http://item.rakuten.co.jp/guruguru2/unfd-29577/
これは地球に隕石が衝突するって分かってからの1年間の
人類を描いた作品。
同じような内容の映画アルマゲドンと公開時期が重なった故、
印象が薄れがちだが自分の大好きな作品。
(もちろん、映画の作りは細かいところ言うと文句の付け所は山ほどあるが)
特定の主人公をもうけず、様々な人の視点で物語が進んでいく。
隕石を発見した少年、その家族、友人、テレビのリポーター、そのまた家族、問題解決に当たるNASAのチーム、合衆国大統領(モーガンフリーマンが黒人大統領を演じている)。。。
それぞれの苦悩や人間味あふれる苦悩に焦点が当てられる。
アルマゲドンは隕石が衝突しないんだが、こっちは実際に衝突する。
なんだか、
「当たり前に生きている日常」って実はとんでもなく価値があるもんなんだぞ!わかってるか?お前たち!この文章を読んでいる、今この瞬間だぜ!
ってメッセージをビンビン受けるのです。
ともすれば、毎日植物のように生きて、
カレンダーの日付が飛んでるのをみてハッとする人生を生きてしまう。
(おい、もう8月16日だって?こないだ7月の頭だった記憶が・・・)
そんな中で、この一瞬一瞬に感謝し、味わいつくす。
この大切さを実感する。
この会社を辞めた元同期が面白い事言ってた。
「この会社は何かを得にくいとか得れる以前に、
大事な物を失いやすい場所である」と。
うーむ。至言。。。@@;
額縁に入れて飾りたいような言葉だ。
さて、とはいえ、どうしたらいいのだ。
動き方が分からない。
これは自分が磨り減ってしまったのだろうか。
キーボードを打つ自分の手を注意深く見つめる。
まずは、午後を精一杯生きるにはどうしたらいいか考える。
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