ヴァーチャル本屋さん 大安門堂

2005/11/20(日)23:51

「イン・ハー・シューズ」観て来ました♪

音楽・映画・テレビのお話(35)

以前に紹介した映画「イン・ハー・シューズ」を観て来ました! この映画については、いろいろな感想もあるでしょうから、 この日記らしい、ちょっと、変わった観点から 感想を書いてみましょう。 それは、キャメロン・ディアス演じるマギーが、 老人ホームのある男性に詩を朗読してあげるエピソード。 実は、マギーは、難読症で、自分に自信が持てない。 そして、その老人は、目が見えない元・大学教授。 この元・教授、なかなかの名脇役ですよね。 最期の日、教授の部屋へ向かったマギーの楽しそうな顔が素敵。 最初は、難読症のために、詩の朗読に戸惑うマギーに、 「ゆっくりでいい、わたしは聞くのがゆっくりだから」。 そう言った教授って、本当の教育者ですね。 きっと、マギーは、こんな風に付き合ってくれる 「先生」に出逢ってこなかったのでしょう。 詩を朗読してもらっている教授と、朗読しているマギー、 どっちがボランティアなのか、わからない感じなのですが。(爆) マギーは、詩を朗読することで、自信もついたし、 何より、癒されていたのではないでしょうか? (もしかしたら、本当は難読症ではなかったのかも?) 教授が目が見えないという設定も、 マギーが、特に男性にルックスでしか評価されてこなかったことへの 裏返しの意味があるのでしょう。 ルックスじゃなく、マギーを評価して、 「うちの息子の嫁に」とまで言ってくれる教授。 しかも、本当に息子さんにマギーの話をしてくれていた。 マギーにとっては、嬉しい出来事だったに違いありません。 本当は、その息子さんとうまくいってくれるといいんですけどね♪ 今までのキャメロン・ディアスとは、一味違った役どころ。 なかなか素敵な映画なので、おすすめです! 過去記事:【本日の一冊】イン・ハー・シューズ

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る