新成虫飼育について

新成虫・・・羽化して間もない成虫のことです。
オークションの場合は羽化より3～4ヶ月位の子を新成虫と記載しますが
皆さんバラバラですので参考までに(^^;　(2004･10･18更新)チョコチョコ更新

～～～～～～～～～飼育・管理～～～～～～～

成虫は♂♀どちらも飼育ケースに1頭ずつ管理します。

湿らせたマット・転倒防止用の産卵材のカス・材の皮などをひいて下さい。
どうしても無ければ割り箸なんかでも代用できますが、神社などで細い倒木を頂いてきても良いですね。
このときまだゼリーは食べない事が多いのですがその子によって分かりません。
もったいないと思うかもですがゼリーを忘れず入れておいて下さいね。

数日おきに霧吹きで加水して様子を見てあげて下さいね
（ほじくり出さなくても良いです(^^;）

羽化日・だいたいの時期○月○旬羽化など記載する事をお勧めします。
発送の際にラベルシールを貼っていますのでそれを使用して頂いてもOKです。
お嫁さん・お婿さんをもらう時期のめあすになるからです。

～～～～～～～～～～～日々のお世話～～～～～～～～

暇な方は毎日覗いてもOKですが、最低限1週間に1,2回は見てあげて下さいね(^^

新成虫は1ヶ月前後ご飯を食べません。体内調節をしている間は食べなくても良いように
栄養が蓄えられていますから心配せずに見守って下さいね。

食べないからと言っても、何時食べ始めるか分かりませんので
贅沢ですがゼリーは入れておいた方が無難です。

まだ良いでしょう！と入れずに居たら・・・干からびていた・・・(--；
なぁ～んて事にならないように(^^;

春から夏にかけては2日でゼリーを平らげてしまう位食欲旺盛です。(^^

夜はケースをよじ登り、がりがりバキバキ好きな事してます(^^;

この時あまり低いケースに入れますと顎が折れてしまいますので気をつけて

～～～～～～～～～～ペアリング時期～～～～～～～～

だいたい今頃、(7月）羽化したとして交尾させるのは来年の春先4月位がベストです。
春先に羽化した子（3月）は、夏終わり頃（8～9月）交尾・産卵セットする事をお勧めします。
確実に熟していて、しかも産卵に適している時期だからです。

目安としては良くゼリーを食べて、飛ぶ！です。3～4ヶ月では少し早いように思います･･･
完全に成熟していないと♀を認識できずに♂（敵）と認識して”バチン！！”となる訳です(--；
随分傲慢な話ですが♂は必死なんですね。
♀が成熟していないと交尾に応じず、♂がキレて”バチン！！”とされるか交尾しても無性卵になってしまいます(^^;
どちらも困りますよね～。数ヶ月待てばかなりスムーズに事は運びます(^^
焦らず騒がず待ちましょう～♪　世の男性方も胸に手を当てて･･･おっと！失礼(--；

私は温度管理（24～6度）していますがやはり春先と秋の産卵時期はよく産みます。
人間にも自然の温度が心地良い時期です。
夏真っ盛りは虫もお休みの様で、(^^;　数が伸びません(--；
♀はお利巧なんですね～(^^　見習わねば(--；

しかも！真冬に産卵セットしても♀は騙されないのです･･･(^＾;

なかなか手強い相手ですが、気に入った材を貰えれば喜んで産んでくれます(^^

まずは♀♂共に熟すまで気長にお世話を続けましょう～♪