空飛び猫の本。新刊がでてた。
空を駆けるジェーン私の大好きな絵本。「空飛び猫」 アーシュラ・K・ル=グィン 作 S.D.シンドラー 絵 作者のル=グィンは「闇の左手」「ゲド戦記」で知られる女流SF作家です。この絵本のストーリーはファンタジーだけど、大人にも十分うったえるものです。都会のゴミ捨て場で普通の母猫から生まれた、翼のある猫の4兄弟姉妹が、「これは、新天地を探すための翼」と母猫にいわれ旅立ち、自分たちの居場所を見つけに行く~(空飛び猫)お金持ちの農園の飼い猫の子で、ちやほやされて「ボクはすばらしい猫なんだ」と思っているアレクサンダーと、翼のある妹猫ジェーンとの交流と恋~(素晴らしいアレキサンダーと空飛び猫たち)空飛び猫たちが、母猫に近況を報告しようとゴミ捨て場に帰ってみると、まわりの建物は廃墟となり、取り壊されようとしていました。翼のあるチビ猫を見つけ、自分たちの兄弟だと知り、母猫を探しますが~(帰ってきた空飛び猫)そして、いつの間にか出ていた4巻目「空を駆けるジェーン」3巻目で兄弟と一緒に田舎に落ち着いたジェーンが、新天地を求めて自立を目指すお話。(さっそく購入しました。)この猫たちには、それぞれ体の色模様にあった鳥のような「翼」がついてます。挿絵ではそれがとても自然に見えるのです。いわゆるイラスト風のカワイイ猫ではなく、けっこうリアル猫なのですが。猫好きの皆さん、ぜひ一度、書店ででも手にとって見てください。ハードカバーは一冊1500円ほどで、ちょっと全巻そろえるのはきついですが、絵を楽しみたいならぜひそちら。文庫なら、4冊そろえても2500円ほど。小さいけど、絵は写真のようできれいです。ところで、猫って、天使の翼も、悪魔の羽も、どっちも似合うところが不思議でかわいいですよね。 ↓ これも欲しいけど、ちょっと高いw 同じ空飛び猫でも、でっぷり愛嬌たっぷりwネコペンダント マンハッタナーズ空飛び猫 シルバーチャーム