【中国】ロケーションフリーテレビLF-PK1の活用
*今日は蘇州で民放のTVを見て楽しんでいます。以下にその秘話を公開します。興味のある方は、読んで下さい。但し、下記の記事は同居人が書きました(えへへ)*9月の下旬、SONYからのメールで、新しいロケーションフリーテレビ、「LF-PK1(+LFA-PC2)が10月1日に発売される事を知った。仕組みは、ベースステーション(LF-PK1)にTVアンテナとインターネット回線をつないで、PCにNetAV機能(LFA-PC2)を導入すると、PCがインターネット環境にあれば、インターネットを通じて、ベースステーションがそのPCを認識して、TVアンテナから得られた映像をインターネット経由で送る、というもの。つまり、インターネット環境があれば、世界のどこでも(正しくは、インターネットのスピードも関係するけど)、日本のTV(正しくはベースステーションが設置されたところのTV番組)が、PCで見られる。この新機種の従来のLF-X1,X5と最大に違うのは、モニターが無く、PCがモニターになるという事(お陰で価格もグーンと引き下げられた)と、NetAV機能の導入がソフト化されたという事。実は、中国へ来る時に、LF-X1を買おうか、どうしようか、迷ったのだけど、蘇州のインターネットの実測スピードが解らなかったし、NetAV機能の設定は、かなり難しいらしく、様子見、という事になっていた。実際、蘇州のインターネットスピードは、公称は2Mだったけど、実側したら、ISDNより遅かったので買わないで良かった、と思った。ところが、時同じくして、9月下旬に、マンションの掲示板に「インターネットの方式が変わるので、希望者は申し込んで下さい。」と書いてあり、「今までは、マンションの共有回線だったが、各戸の専用回線にして、スピードUPする。」という事で、これは、「ローケーションフリーテレビを買いなさい。」という天の声、急いで、新しいインターネット方式(ADSL 4M)を申し込みました。問題は、日本でベースステーションの設置をして、使用するPCにNetAV機能の設定をしなければならない事だった。ベースステーションの設置だけなら、日本の家の者に依頼すれば良いが、自分のPCへNetAV機能の設定は、ベースステーションのある場所でやらなければならない。つまり、日本へ帰らないと、駄目なわけだ。運が良いというのか、10月1日の発売日は、国慶節と同じ日。日本へ帰るので、丁度良いと思われたが、日本へ帰る期間は短く、しかも、温泉旅行の日程で、時間があまり無く、あの難しいといわれるNetAV機能の設定ができるか、どうか、不安だった。SONYSTYLEに連絡をとると、あくまでも発送は10月1日以降の予定。もう、駄目だと思いながら、必死になって調べた結果、何故か、ヨドバ○カメラが、発売日前から販売する事を知り、それなら、、、という事で、ソニービル(銀座)へ電話すると、あったー、在庫が1台。9月25日の事でした。その電話で、取り置きして貰い、日本の家の者に買いに行って貰ったのでした。9月25日に手にしたのは、ヨドバ○カメラよりも早く、もしかすると、日本中の誰よりも早く手に出来たのではないか、と思います。(その時は、自分は蘇州ですけど。。。)日本へ帰ってから、設定が始まりました。これは、困難を極めました。NetAV機能は、ソフト化されていましたが、インターネットに使用している無線LANのアクセスポイント(BUFFALOのエアーステーション)が古いために、UPnP機能が無いため、簡単にはいきませんでした。SONYに問い合わせると、「BUFFALOに聞いて下さい。」と言われ、BUFFALOに問い合わせると、「それは、SONYが指定すべき事」という事で、途方に暮れた。BUFFALOのHPのサポートページを見ると、UPnPの手動設定(静的マスカレード)は、別機種の設定が掲載されているものの、自分の持っている機種とは、設定項目が違い、何とか、設定を試みるものの、上手くいかなかった。(その違いを質問しても、BUFFALOのサポートは、解らない!って言ったのよ)とうとう、帰る日が迫り、「折角買ったのに、設定できずに帰るのか」と、一時は落ち込み、「いや、無線LANを新しいのを買えばいいじゃないか」、と、近所の電気屋に、SONY動作保証の無線LANルーターの在庫を確認したり、もしかしたら、問題はインターネット回線にあるのかな?(ケーブルインターネット)などと思って、ケーブルテレビ会社に問い合わせたり(明快な答えは得られず)、ホントに大変な時を過ごした。(温泉旅館でも、落ち着かなかったよ。)ところが、天の声は、消えなかった。そう、最後の最後で、SONYのサポートも得て(正確には、SONYが間違えて教えてたんだよ~)、上手く行ったのでした。(同じ問題で困っている方は、ご連絡ください。)後は、蘇州の新しいインターネット回線のスピードがどこまで、実側で上がっているか、です。蘇州に戻ってから、ドキドキしながら、つなげたら、、、、、映りませんでした。やっぱり駄目か、、、、。が、しかし、何となく、駄目な感じが、ちょっと特徴あるかも。日本へ電話しました。「アンテナ、外れていない?」「いや、そのままだよ。」がっかり。後日談:やはり、外れていたそうです(笑)アンテナ線の分岐、3つだったしねー。安くあげるために、2+2でやったし(わかるかなー)さて、そして現在。TV、見れています。スピードが、遅いので(以前よりはマシですが)、完璧じゃないけど。何が嬉しいかっていうと、嫌いだったCMが見れる事。日本を感じます。補足:このロケーションフリーテレビは、ベースステーションにDVDをつなげておけば、PCから操作して(AVマウス機能)、日本のDVDも見れます。それから、今はPSPも、PCの代わりに利用できます。ロケーションフリーテレビは、やっとあるべき姿になったっていう感じです。みんな、こうあるべきって、思ってたと思う。エアーボードから改名した意味がここにあったのですね。じゃんじゃん。