2005/06/07(火)21:01
ペットを飼うということ
私は犬を2匹飼っている。5歳のシェパードと3歳のトイプードルである。
もちろん2匹とも家族と一緒で、人が自分の子供をかわいがるように、子供のいない私は、2匹の犬を家族として接している。なくてはならない存在なのである。
私どもの業務でペットの法務問題について扱っているが、ペットと人との間でトラブルがあった場合、過去の判例をみると、総じてペット側(もちろん飼い主が主体であるが)に不利な判決が多い。
動物は民法上では物である。(何故命ある動物が物なのか、私には納得がいかないが)だから、例えば、自分の飼っているペットを傷つけられると、器物破損罪というのが適用される。要するに自分の持ち物を壊されたということである。
ペットを飼っている人はこの表現自体に、違和感とか不快感を感じている人は多いと思う。もちろん動物好きでない人には、何も感じないとは思うが・・
何故、動物と人とのトラブルで動物側に不利な判決が多いのか?動物についての考え方は人によってかなりの開きがあると思う。法律上でも、動物の扱いは低レベルである。
でも、今日犬を散歩させている人を見かけて、思ったことがある。それは飼い主のマナーの悪さである。リードをつけないで歩かせていたり、糞のあと始末をしないでそのままでいる人たいた。
このあたりが、自分で自分のクビをしめていることになっていると思うのだが・・・
自分もペットを飼う人間として、最低限のマナーは守らなければと肝に銘じておこう。。