カテゴリ:本
コンビニで働く大学生の宗助には、気になる女性客がいた。クリスマス・イブにも一人で店を訪れ、ショートケーキを買う彼女は見映えのしない四十代だが、なぜか気になってしかたがない。ある日、街中でその女性を見かけ、自分でも大胆だと思えるほどの行動に出る。思いがけず、親子ほども歳の離れた若い男から情熱を寄せられた美南子は、結婚に破れたという自身の傷から立ち直れず、恋愛に臆病になっていた。だが、物怖じしない宗助の一直線な恋愛を前に、だんだんと自分の中に眠っていた火が燻りはじめる…。bookデータベースより 久々に胸にキュンとくる切ない恋愛小説を読みました。 21歳の宗助と46歳の美南子さんの恋。「普通はありえないことね」なんていう現実的なことは一切考えず、というか考えたくないほど2人の距離の描写がとても可愛いらしい。 サスガ谷村さん。やはり谷村さんの作品は長編が好きです。 最近大河ドラマを見ていて、この宗助のイメージが妻夫木君になっていました(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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