カテゴリ:本
晩秋の小樽の海で、一隻の漁船の網が女性の変死体を引き揚げた。その死体の首には、なぜか銀製のテッポウユリのペンダントが残っていた。懸命の捜査も虚しく、事件は迷宮入り状態と化した―。一方、東京の地で、新進気鋭の建築家として名を馳せている桐生晴之。誰もが振り向くほどの容貌、権力に媚を売らない孤高の姿、友への熱い友情。周囲から一目も二目も置かれる晴之だが、その過去はベールに包まれていた。そして、彼の首にテッポウユリのペンダントが吊るされていることを誰も知らない。人知れぬ哀しい純愛とたぎる怒りを抱え、建築家としての成功を目指す晴之。彼と小樽の死体遺棄事件との間には、一体なにがあったのだろうか「books]データより 晴之のペンダントに秘められた一途な恋の物語。久々にどっぷりはまった本です。 決してまともな生き方をしてきた晴之ではないけど、どうぞこのまま彼の夢を叶えさせてあげて!と祈りたくなる・・・ さて、下巻ではその目的が果たせるかどうか ・・・ただ今図書館で順番待ちです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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