★太るしくみと太らない秘訣★あなたのダイエットを検証

2007/07/11(水)20:16

間違ったダイエットで肩こりになった人?

体内ケア(36)

急激にダイエットをした場合や、間違ったダイエットを今まで続けてきた場合に、体にとって悪い変化が起こります。その中の1つに、「肩こり体質へ近づいている」「肩こり体質になってしまった」ということが挙げられます。ダイエットを始めてから、下記のような症状はありませんか? 1.体がだるくて疲れやすく、何もする気がしない。 2.休み休み階段をのぼるようになった。 3.体が冷えやすくなった。 4.気分が沈みがちになったり、精神的に不安定になった。 5.今まで無かったが、首、肩、背中にコリを感じるようになった。 6.今まであった首、肩、背中のコリが悪化してきた。 7.少し走っただけで、息切れがするようになった。 8.カバンや物を持つことがつらくなった。 9.ふらふらする。  ひとつでも当てはまったら、あなたのダイエットは健康的に行われていない可能性があります。不健康な状態では、この夏の暑さで体が参ってしまい、せっかくダイエットしたのに海や旅行を楽しめなくなるかもしれません。すぐに、今のダイエットを見直しましょう。 肩こりになりやすいダイエットとは?  理想的なダイエットは、心身ともに元気な状態で体の中も外もキレイになれることです。ところが、ダイエットが進むにつれて頭が重く感じたり、肩がこってきたりと不快な症状が出てしまっては、心まで不健康になり、さらに肩こりを悪化させることにもなりかねません。そこで、肩こり体質にならないために、避けてほしいダイエットは次の3つです。 1.野菜しか食べない。果物しか食べない。寒天しか食べない。  ダイエット=低カロリーのものを食べる、と思いがちなのですが、それだけを食べつづけることは危険です。そのまま続けていくと、筋肉の量が減ってきてしまいます。すると、頭や腕を支える首の筋肉が疲労し易くなり、肩こりになってしまいます。人間が生きていこうとする時は、必ずたんぱく質の補給が必要になり、筋肉の維持にも欠かせません。  また、たんぱく質を構成するアミノ酸が不足すると、ストレスにも弱くなり、うつ傾向になったり、お肌のかさつきも出てくることがあります。大豆製品、サケ、カツオ、鶏肉などもバランスよく取り入れ、たんぱく質は必ずとるようにしましょう。 2.激しい運動でダイエット!  激しい運動は、汗とともにミネラルが体から出ていきやすいです。肩こりに関係するミネラルは、カリウム、マグネシウム、カルシウムで、これが不足すると筋肉の働きが低下してしまい、疲労しやすく肩こりにつながります。  簡単にこれらを解消できるのは、ミネラルウォーターやスポーツドリンクを飲むことです。ただ、糖分の摂りすぎにならないように、スポーツドリンクの場合は、水で薄めると良いかと思います。食事では、緑黄色野菜、乳製品、大豆製品から摂取することができます。   運動をして筋肉を動かしたり、鍛えたりすることが肩こりには良いのです。 3.運動は全くしない。とにかく食事制限!  そもそも肩こりは、首、肩甲骨周りの筋肉が本来の動きが出来ず、血流が悪くなった状態です。ダイエットにより食事制限だけをしていると、栄養の偏りから血行が悪くなることに加え、首、肩甲骨周りの筋肉の運動不足によるコリの悪化が考えられます。 ハードな運動ではなく、軽めにジョギングや体操などをしましょう。そして、DHA・EPAを含むアジ・イワシ・サバなどの青魚、ビタミンEを含むウナギ・ピーナッツ・緑黄色野菜など血行回復、促進に効果のある食品も摂りましょう。

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