BSアンテナ

ＢＳとＣＳの違いは？、地上波って何？

地上デジタル放送、ＢＳデジタル放送、ＣＳデジタル放送・・・デジタル放送には３種類あります。ちょっとややこしいかも知れませんが、従来のテレビが切り替わると、今話題になっているのは地上デジタル放送。中華鍋みたいなアンテナを設置して受信しているのがＢＳデジタル放送、そしてＣＳデジタル放送です。

ＢＳ放送とＣＳ放送はともに人工衛星を利用した放送のことを指しますが、ＢＳとＣＳでは使用している衛星の種類が違います。ＢＳは（Broadcasting Satelites）「放送衛星」のことで、ＣＳは（Communication Satelites）「通信衛星」の略です。

ＢＳ放送とＣＳ放送は放送局からの電波を一度衛星に送り、それぞれの衛星を中継地点として各家庭に配信します。これに対して放送局からの電波をテレビ塔や、高い山の山頂などの中継地点を通して各家庭に配信することを地上波放送と呼びます。「地上」と言っても空中ですが、衛星放送の「宇宙」を中継することに対しての言葉のようです。

ＢＳデジタル放送を見るには　

ＢＳデジタル放送を見るためには、ＢＳデジタル放送対応のチューナーとアンテナが必要です。現在、ＢＳアナログ放送をごらんになっている方は、アンテナはそのままお使いいただけます。アンテナの設置やチューナーの接続には料金が発生する場合がありますので、電気店でご確認ください。なお、現在発売されているデジタル放送対応のアンテナは、ＢＳ、１１０度ＣＳ両方に対応しているものがほとんどです。また、チューナーも地上波、ＢＳ、ＣＳすべてに対応しているものがほとんどですので、現在どれかのチャンネルをごらんになっている方は新たに買う必要がない場合もあります。まず、お手持ちの機器をご確認ください。

機器を購入したら、次はアンテナの設置とチューナーとの接続をおこないます。説明書の通りにすれば個人でもできますが、方角や配線など、少し難しいと思われる方は電気店などの取り付けサービスを利用した方が確実です。

機器の設置が完了したら、受信契約をＮＨＫおよびＷＯＷＯＷやスターチャンネル（ＢＳ）と結んでください。民放各社の放送は基本的に無料です。